「誰の物でもない」認識

  「人工衛星から見ると、地球のどこにも国境は無く、尖閣諸島は誰のものでもなく地球の    もの。」
   この基本的な認識がしっかりしていれば、今回の日・中の問題はもう少し違った展開に    なっていたかもしれない。
   もともと【固有の領土】なんてありえない。領土は住民が実効支配し争いがあれば強い者勝ち、早い者勝ち、で自分のものにしてきたのが世界の歴史で、武力や経済力で国境が移動するのは現在も変わらない。アラスカの売買、イスラエルの入植、日本も中国も現在の国境はそういう歴史で決まったのではないか。北海道だってアイヌが実効支配していた時代があった。
争うにしても、 「もともと、誰のものでもない」ことを忘れていなければ《双方》色めき立たない。(冷静)の前提になる認識ではないか。
 アメリカが(固有の領有権を主張する)双方に組みできない旨の談話があったが、ある意味で大事な指摘ではないか。
 
  


  
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 お手本のような解決を

 
  当たり前と言えばそうかもしれないが、世界の実質的なリーダーはいづれも自国の経済を背景にした国益を優先しているようだ。国連やそのリーダーは期待されるところだがそうはなっていないようだ。
 リーダーたちが負う、世界全体を覆う問題から地域の問題2国間の問題、国内問題などいろんなレベルの課題も現在は立場上の大きな限界を持っているようだ。
 尖閣問題も世界のリーダーたちによる円満解決は望めそうも無くオバマ氏が述べたように2国間で話し合って解決することを求めているようだ。
 日中首脳による解決の筋道をどうつけるか?そこが問題なんだが‥ 双方の国民は解決し安い環境を作りメディアも情報の面からバックアップして、世界にお手本になるような解決ができないものか。
あちこちで叩き合っていてもこじらせるばかり。 
 
 
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今、マルクスか

 現代の格差社会にあって、マルクスが見直されていると言う。
 産業革命後、その流れにあって資本主義や社会主義が生まれたと理解している自分は、
 今日の経済の矛盾は産業構造に根本的な問題があると考えている。
 社会主義から行過ぎた資本主義の問題は浮かび上がっても根本的な産業構造への問題には届かないのではないか?
 メディア上でも言葉の端に「産業構造」の言葉を聞くようにはなったが、中心的な話題として取り上げられる日を楽しみにしている。
  
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 メディアも批評の対象に

「村木さんを犯罪者扱いして反省」9.27朝日新聞【声】欄より
 一年半前の逮捕時にテレビに映し出された村木さんは見る限り犯罪者扱いでした。それを見た私も「‥厚労省にも悪いことに加担する人がいるんだな」と犯罪者だと決め付けていたのです。‥」
 自省心のしっかりした率直な人だと感心したと同時に翻って自分を含めどれだけこのように自覚できるか心配になる。
 今朝のBSニュースでイギリスのある政治家がマスコミとの見解の違いを述べている映像が映し出されていた。日本では与野党に限らずかなり痛い目にあっている筈なのに、この種の主張はほとんど目にしない。
 マスコミは「メディア政治」とか「第4権力」は言われて久しく特別扱いされてきたきらいがあるが、
 この種の問題が社会的に自覚され、動きが出てきたのかと、明るい気持ちになった。
 今日の緊張した日中関係のメディア情報のあり方はしっかりテーブルに載せたほうがいい。
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 教わりたいこと

 
  単独為替介入を強いられ、市場開拓に希望を託す中国とは政治的な困難を抱えた。露人としては子孫は食いぱぐれしないだろうか?と心配になる。

  減反政策が始まってほぼ半世紀、農業は荒れ放題、個別保障で農家を守り、やがて水産業にも波及させるのが政府の方針らしい。
 資源を外国から買って加工して外国に売ってその差額の儲けで食料を賄う。そんな事が孫子の代まで続けられると 宇宙にぽっかり浮かんだ地球をどう見たらそう考えられるか。
 
 子供へどう教えたら良いんだろう?

  
  
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 時代に追いつけ!人と情報

 
 現代の人・物・お金が地球規模で関係し動いているのを(グローバリゼーション)と言うなら、地球をを視野に収めるどころか世界的視野を求める人材や情報ですら意外と少ないのではないか。
 
 
 図書館や本屋さんへ行くとグローバルな視野で書かれた書物はあるにはあるが、探さないとなかなか見つからない。
 ましてメジャーなテレビや新聞に登場する人や情報は国よりさらに狭い範囲を内向で捕らえて発想されたものがほとんどのような気がする。
 世界的な経済の落ち込みや国際的な紛争や緊張を見ていると、いずれも狭い範囲で得た遅れた情報による対応の拙さに見える。
 環境問題、先進国の軒並みの財政赤字、地域紛争や摩擦、為替介入や尖閣問題などの国際問題から 政治経済教育、検察の証拠偽造や国内問題にいたるまで いづれももう少し広い視野で早く情報を得ていれば こんな結果にならなかったのにと悔やまれるものが多い。
 誰もそれぞれの立場でまじめに一生懸命だとは思うが 人と情報がもう少し時代に追い着くのに、こんな試行錯誤が必要なのかもしれない。 特に 情報産業に携わる人に期待するところが大きいが、ここにいる老人を含め
  権威より己のアンテナを高くしなきゃ  
          
 
 補足 尖閣問題は日中ともにスマートさを欠いた後手後手の拙い情報処理。しかし、こんなことをしながらグローバル化していくのだろうか。
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中秋の名月

 
   昨夜は きれいな月模様の向こうの星に 碁会所帰りの老人が歩いていた 

  老人の見上げた目に映ったその月は 昔のままだった

   今日は中秋の名月

     朝から雷が鳴ってるが 今夜の月見酒の誘いを楽しみにしている 

  

  
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気をつけよう

 
  生き物は 水と空気と食べ物がないと生きていけないように、加えて人は情報なしに社会  生活を送ることは困難だろう。
  情報の大部分はメディアによるが、子供のゲームがメディア産業に入っている理由は分からないが、大人も子供もメディアにたっぷりお世話になっている。
  マスコミ情報の問題が指摘されされるが、社会も個人もその影響をもろに受ける。
  漬け過ぎた菜っ葉のようにならなければ良いが‥と思う。
  塩がきき過ぎると素材の大根やキュウリの味が消えてしまう。
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 情報の評価

 
   気が重くなるようなマスコミ情報につい飲み込まれそうになるが、それを避けるには情報化されていない現実に目を向けることかもしれない。
マスコミの 情報によって認識され便利なものと、認識されにくくなって不便になるものがある。
 台風や天気は情報がないと困るが、利害が複雑にかみ合い、グローバルに関係し合う政治や経済は 情報で誤認を生むケースが 意外に多い。
情報教育では情報のとり方以上に情報の選択の力を大事にした方がいいに決まっているが、
 一人ひとりを離れた現実は一人ひとりにとって意味を持たないことがあるから簡単ではない。
 しかし、情報化されていない現実が情報を評価をすることに変わりない。
 「村木氏の無罪・特捜主任の逮捕」もその事を 語ってる。

マスコミ情報の劣化を指摘する声もあるが、消費者の立場に立った最低限の品質の管理と監督が 必要ではないか。食料品であれ建築であれどんな産業も規制の対象にならないものはない。
   情報産業だけ「報道の自由」の名で、好き勝手が許されるのだろうか。  
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 新生地球


宇宙に穏やかで平和な球体を誕生させるのは大変な苦労だ。
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