報道の基準

 2015・4・1のNHKの総合放送の定例の朝のニュースは 「景気」を取り上げ、≪好経済の好循環≫を既定事実として「どこまで行き渡っているか」と今後に期待させる言い方で締めくくっていた。

私は とっくに≪経済の悪循環≫に陥っていると 確信しいる。

  政府もNHKも他の新聞やテレビのマスコミも経済の全体や実態を見ず、部分的或いは断片的とも言える数値や状況を例示して(好景気)を謳う。経済を総合的に判断している言辞が見当たらない。

 素人っぽい茶化しだが、「景気が良いのに借金はなぜ増える?」である。しかも借金の責任は好景気を謳う為政者やマスコミや大人ではなく 生まれて大して時間のたたない子供たちにまわされる。

NHKは報道の基準は事柄に対する政府の立場だと言うが、基準とすべきは事柄の実態・事実の如何ではないか。これも混乱の表れか?

 

 

 

   

  

      

 

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先ずは本来に戻してから

 

 人は  自然を癒しにもしてはいるが 無駄や退屈で意味のないもののように扱っているように見えることがある。

   特に 夜通し明るい都会の通りや放映し続けるテレビ、のべつまくなしのスマホ族、宵っ張り。  ゆっくり休むのは無駄か?

   体は昼夜を区別し休むように出来ているのに … 逆転した生活に幸せは存在するだろうか?

   為政者は「安全保障」や「平和」を叫ぶ前に(早寝早起き)を唱えたら?

   

   

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不思議なり

 

    (自分には)世界も日本も 行き詰まりひどく混乱し仕組みが壊れているようにすら見えるのだが、どの学者やどの筋からも その声は聞こえない

                    不思議なり。 異常なのは 自分か周りか? 歳のせいならまだ良い、 そんな心境である。

     

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気付けぬ仕組み

 

   もともと  「思い」と「事実」は 完全に一致するものではないが 権力がリーダーやⅠ局に ゆだねているいるような場合 状況は複雑になり混乱を極めることがる。

 権力は経済と安全を声高に唱えるが、現状は 借金は膨らみ富が流出し、地球と国土は痛み数不測にも数多くの命を落とす国の現状は 加速している。 


    掛け声中心の 事実に拠らないマスコミ情報の中にあっても 多くの人々はその情報をもとに 行動する他ない。

  現実と行動の矛盾は広がり 人々は 現実に合わない行動をしても気付かない。

  それは世界であれ国であれ そのほかの組織体も 同じだろう。

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問題は偏狭な壁

 

   ニュースやニュース解説は 「国際社会」時には「世界」までもが 単なる「陣営」の意味で用いている。

   行政府が そのように用いているからだとは思うが、本来の意味ではない。

  本来は全ての(国やかかわり)を表現する言葉である。

  結局 為政者やマスコミは陣営中心にものを言っており、全体を俯瞰して言ってはいない。私たちは発せられた情報から全体の関係を知ることはできない。

  この自己中心的な言い方は 国内の諸問題の取り上げ方も同様で、情報や表現は 発信者の利益や都合によって決まるようだ。 

 この偏狭な見方から脱しない限り、内外の問題は解決しないだろうし、まして「世界の平和」も「世界の繁栄も」あり得ない。

 要は 人類の視野の狭さが壁になっているのであって、どんな問題も(~主義)のようなイデオロギーだけでなく時空を超えた総合的な認識と判断が必要で、偏狭な視野で どんなに美辞麗句を弄しても解決しない。「思い」と「事実」の不一致を拡げるだけ。

  

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伏せる余裕は?

 

   今朝のNHKの中東混乱の背景を説明するニュース解説は ホワイトハウスと アメリカ議会、ユダヤ系ロビースト、イスラエル の関係を 語っていた。

    はじめて聞くような印象の部分もあった。

    世界は行き詰まり混乱し、 伏せておけなくなってきたのだろうか。

   同じようなことが日本にも言え、「景気の好循環」や「日本の景気回復」の実態は早晩明らかにせざるを得ないだろう。

   マスコミが期待し注目させていた トヨタや日産のベースアップ後の中小企業の春闘の進み具合の報道がぷっつり切れているが、曖昧に済ませれば       

     3年目で珍しいことではない。

  「2度あることは3度ある」になるか「3度目の正直」か 注目。

    こんな大事なことが知らされていない中で 私たちは生活し生きているが いつまでも事実から離れてはおれない。

 

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幕開けより幕引き

 

 

   (富の流出)は分かりにくい。

 金融緩和によって 自国の為替を下げると 富は外へ流れやすくなる。

  それは 富を割引いて安売りして やりくりしているようなもので、持っている富は 人さまの手に移り、 将来 子供たちの暮らしには事欠く。

   とりあえずお金が 入るから、(富の流出)は 実感できないのが普通で、親が借金して家計をやりくりしても 子供には 借金に追い立てられて夜逃げするまで事情が分からないのと似ている。 

  この方便を世界中がやっているのだが その中でも日本は突出している。

  時代の転換期に 新しい時代の幕開けの準備を怠り 古い時代の幕引きを手伝っているかのようだ。

 

  

  

 

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サクラの中で 幕引き

 

 

    今日は天気もいいし、近くにあるお稲荷さんのところの桜が 咲き始めるんじゃないかな 

  一昨日から、明日にも咲きそうだったが ずーっと 我慢しているようだった

  でも、今日は 我慢しきれなくなって  10個や20個 咲き出しただろうから、碁会所に行く道が 楽しみだ。

   世の中は幕引きで大忙し

 

    

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生き方が問われる

 

     大学で指導教官だった先生から久しぶりにお手紙をいただいた。

    吉田松陰の歴史的な検証を「若い人たちはやってほしい。)というものだった。

    先生は心理学からさらに栄養科学へと研究された方だったから、90歳にして介護を受けている身を思うと、 人は専門分野に没頭する時はあっても

    やがては本来の存在観に立ち戻り歴史や世界と向き合うんものなんだ と考えさせられた。

  先に京大を退職された原発の小出さんやお手紙をいただいた先生には 「専門」と「学問」の違いを教わったような気がした。

   世の中には 為にする専門家がいっぱいいて我々は振り回されていることが多い。専門家も私たちも 視野と生き方が問われる。

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健全か?マスコミ離れ

 

   昔は 当てにならないものを比喩し({天気予報)と言っていたが、今はその天気予報が最も当てになりニュースやニュース解説が かつての天気予報の座にとって代わったようだ。 

  だからか? 新聞やテレビ離れ。

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