不安定

遠くから地球を見ていると安定してるとか、だんだん安定の方向に向かってるとは思わないのではないだろうか。それは地球のどこを見るかにもるだろうが。
地球や世界の安定・不安定を基準にして安全保障(軍事力)を見るのも面白い。
とかく、日米安全保障条約や憲法9条の枠で語られる事が多い。
 戦争や平和が社会全体の安定と関係しているとすると、上記の枠からの議論だけではない。
経済や社会・自然災害・疫病・人心や犯罪など、実際に生命を脅かし安全を損なうものは他にもある。
 人々はそれら全体の中で不安を感じ安定を求めて生きているはず。
 戦争や平和も縦割りでそれだけを取り出して議論される事が多いような気がする。将来もそうなるだろうか?
 オバマ氏は経済と戦争を並べて安定のために経済を優先して考えているようだ。
 それに比べ、ブッシュ氏は経済を犠牲にして戦争によって安定を得よとしてとしたと言えるかもしれない。昔からの古い手法である。世界はオバマ氏を大歓迎した。
 日本はどうだろう?全体的な傾向はブッシュ時代と似ているようだ。
 今、日本全体を見て、生命を脅かす不安を感じさせるものは何か?
 少子化や自殺などを見ていると戦争を最も恐れているとは考えにくい。
 どんな人も、安全第1だから政治はより恐れているものから優先して手を打てばいいのに。
 そうすれば政治への信頼は違ってくるかもしれない。
 自分の安全や安心に無関心な人がいるはずがない。


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