引きずっている不合理

社会活動の主要な道具として競争原理が用いられているが特に有限な中にあっての競いと争いは合理性を欠く事が多く、今日の行きづまった社会の原因の一つとも考えられる。

競争が有効な場合であっても【共生の原理】がより根底に据えられた上でななければならず、「弱肉強食」とか「勝ち組・負け組」と言われるような競争原理は寡占化が進み最終的には競争そのものが成り立たず論理的に合理性を持たない。

現状の不合理な原理に宗教がコミットしないのであれば、宗教をどう意味づけたら良いか?。

私たちは【古い時代の不合理】を引きずり転換できないでいる。

 

 

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「今でしょ。」

産業構造を転換し新植民地的支配を止めること無しには平和と繁栄は脅かされ続けるだろうから何とか出口を見つけてほしいのだが、現実はマスコミが水先案内をするかのようにして逆走している。

世界に見られる争いの根源は新植民地的支配に対する抵抗と弾圧に根差していると思われるが、世界のニュースに【新植民地支配】の言葉すら登場せず、支配関係を検証しようとする姿勢すら見られない。

一般的に人々は未来に対して必要な情報をほとんど与えられていないようだ。

 それが人による作為的なものとは信じたくはないから人が生み出してしまった巨大な仕組みに因るものと考えることにしている。

地道に未来に繋がる情報を練り上げ生み出して発信することが全ての人に求められているのではないか。

全ての人が学力偏差値でなく暗黙知(自然知)を上げるげること無しに未来は無い。

「何時やるの?」  「今でしょ。」

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じっくり出口を探す

世間話をしていると、「もう、先が短いからいいの。」の言葉に時々出くわす。

経済や世相を見て先行きに不安を抱くのは仕方ないとは思うが、同じ年寄りとして、どこか気分が悪い。

格好よく命と引き換えにしたように装いながら「食い逃げ」するような身勝手さを感じるからだ。

私たちは高度経済成長を奇跡的な成功体験という一面的な評価をする反動で、政府もマスコミも国民も環境の変化について行けないでいないか。

こんな時はどのレベルでもやたら動き回わって残り少ない体力を消耗することなく、最低のセイフティネットを整えじっくり出口を探すことに専念した方が良いと思う。

墓石の背景に「時代転換期末期の総老残化現象」などと歴史に刻まれないよう気を付けよう。

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  何故マスコミの在り方が政治的に取り上げられない?②


都議選を終えての感想は選挙結果ではなくマスコミに対してだった。

権力による言論や報道の規制は言うまでも無く「言論や報道の自由」の建前でマスコミが権力の先鋒を担ったり社会に影響力をもつマスコミに対し公正さを担保すべく政策を国の内外を問わず聞いたことが無い。実際は歴史や民度によって若干の違いはあるが、何故政治課題にしないのか?

過去の経験もあるにはあるが、政治や文化の進歩を考えると放っておいて良いとも思えない。

マスコミの影響力と政治権力の間に逆転現象が見られ、報道機関による情報の違いは支配関係内にあって許容範囲に留まっているようだ。

 

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試されてるのはアベノミクスだけではない。①

案の定都議選で自民・公明は圧勝した。

マスコミはこの間アベノミクスを肯定的に評価した情報を流し続けてきたから選挙結果は1か月以上も前から予想できた(私には出来レースに見えた)選挙やその結果に意味を見いだせなかった。

投票率が4割そこそこで棄権者の方が多かった。選挙のマスコミの解説は総じて棄権者は政治への白紙委任だと一方的に解釈しているようだが、果たしてどうか?どのぐらい吟味し検証しているか疑問。アベノミクスの肯定的評価同様無責任さを感じる。


アベノミクスをどうして評価できるか理解できない。アベノミクスの破綻を覆い隠せなくなるのにさほど時間はかからないだろうと専門的知識や情報源を持たないことを自覚しながら確信出来るからだ。

破綻が明らかになった時マスコミはどう報ずるつもりか?      試されてるのはアベノミクスだけではなくマスコミの暗黙知も試されている。

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規制緩和と構造改革

経済再建の3本目の矢の要点は「規制緩和と構造改革」だと、政府もマスメコミも口を揃えて言う。規制緩和と構造改革は手段と目的の関係だろう。

行き詰まった経済再建に概念的な「構造改革」は否定のしようも無いが、これまも何十年とこの御旗を掲げて行きづまりを深めている現実を考えると、改革を発想する基準が問われているのだと思う。公共投資や金融緩和はもとより今回戦略会議で提起された内容は市場を失望させただけでなく、構造改革の本質からも離れたものではなかったか?

無限な資源を仮想し前提にした現在の経済や産業構造を現実である有限な資源を前提にした構造に作り変える事が基本的な基準ではないかと考えている。

その意味では今言われてる構造改革は反対の方向に向かっているから、暫くは行きづまりはさらに深まるだろうと思われる。

 

 

 

 

 

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暗黙知を失した高度な知識

「暗黙知」が弱っていると言う。 そもそも私は、この「暗黙知」言葉を今朝の新聞で初めて知った。

経験や勘に基づき、意識化はされず言葉にはしにくくても暗黙のうちに人が持っている知識の事だと言う。

自分には「自然知」の方が合いそうな気がするが、人は常識や良識以上に共通した知識を持っているような気がする。

例えば「腹八分」「時によりけり」「早寝早起き」などの教えを聞いた時、。すぐに受け入れられる既に準備が出来ていた知識、もそうかもしれない。

「暗黙知」を失した「高度な専門知識」がどういう事になるのか?   すぐに現在の自然や社会の風景が浮かんだ

 

 

 

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人や自然を度外視した仕組み

世界の経済社会は金融を頂点とした縦社会を強化することによって経済成長しようとしてるからだろう、それに伴ったように横社会は崩れ壊れてきている。

企業や国等の大きな組織は経済の効率的成長を目的とするかもしれないが、個人の立場はともかく求めるところは(豊かな暮らし)だから、

効率的な経済成長とは一致するとは限らないどころか、現実は横関係の崩壊で苦しんでいるように見える。

経済効率を優先した仕組みそのものが「人」の為ではなく、まして生きる基盤の地球の存在は全く度外視されている。

 

 

 

 

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肝心な部分が分からなくなっていないか?

シリアの反政府軍に武器を援助するアメリカ・イギリス・フランスの意図が分からない。

人道や民主主義への支援との報道もあるがにわかには信じられない。

そもそも人道や民主主義をもって解決できないから戦闘しているのであって、「人道」や「民主主義」が

支援の基準にはない得ない。

そんなことは報道する人たちも百も承知のはずだから、そこには報道しにくい理由があるにちがいない。

マスコミは「新植民地支配」の観点を外して説明しようとしているのか理由が分からない。

あの説明で理解している人はどれだけいるだろう?

報道で理解しがたいことは大事なことに多いから困る。

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大局観の苦手な日本のジャーナリズムだから

米中会談で特別なサインを見出すことは出来なかったが、例え建前だとしても、日本がこの大きなアクションにに対応できるかは心配。

 

    

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