知っていることとすることは別




  力ずくで問題処理出来る物には限界があるに、力に拘り切り替えられないでいるものが意外と多い。 

   平和や経済だけでなく教育もその渦中にある。
 
  力は使い方次第で、それ自身解決能力があるわけではない。 

 状況に応じた力の使い方が知恵かもしれない。 
 
 個別の知識や情報は 知恵とは異なり 状況が知恵を生む。
 
  行き詰まりは 適切な状況判断が出来ていないことの証左とも言える。

  今必要なのは 状況認識の論議だろう。 現状への認識近さが それなりの行動の結果を出すのが 科学的な原理。

  人類は「科学の時代」と言いながら 多くの分野で非科学的な行動をとっているとも言える。

 地動説が定説なのに天動説的な行動をとっていることと通じる。 
  
 
 

  
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学び直し



高校だったかもしれないが、社会科の教科書で 社会主義は国有財産制 資本主義は 私有財産制 だと習いテストにも出、正解で丸をもらった。
  
  今、あれが 正解で良かったのか 疑問を持っている。
   
 日本政府は国民の預貯金が1700兆円あるからと1000兆を超る借金をしてお金を使っている。

  借金の返す当てもないまま、3年前に異次元とも言われる金融緩和によって基軸通貨であるドル換算で4割近い円安(円の通貨の価値が落ちること)に導いた。  
 単純に言えば、この3年間で個人の1000万円の貯金は 実質400万円近く無くなった事になる。
  
 金融の複雑な仕組みによって預金者はそれを感じないが、100万円持っていた財産が他人の手で400万円近くが他人の手に渡ったのは事実ではないだろうか。
  
(複雑な仕組みとは 借金の返済期限を 子や孫の代に残せる仕組み。国債の相続)
子や孫は借金もしていないのに 先代の借金を背負い返済の義務を負う
 
 これも、当時習った私有財産制だったのか?

 思い起こすと戦後も似たようなことがあったし外国でも聞く話。

 

 社会科学に関する大事なことだが 政府も新聞ややテレビも指揮者や学者も巷でも 全く聞いたことがない。    


おっちょこちょいが服を着ているような自分だから、まるっきり勘違いしているかもしれないが。 かなり前から 今もそう考えている。 今1度、本当のところを教わりたい。










 
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子供への備え





自然・社会・人間 はグローバリゼーション(地球化)の応援団が来るまで 多大な犠牲を払はざるを得ないだろうが、
   
   弱体化したり喪失される大切なものの一つに人間の≪身体感覚≫がある。

  自律神経などの神経機能の弱体化は 特に体や神経回路が出来ていない子供の成長・発達を阻害する。
   
  身体感覚は体内にある生まれながらに持った自然感覚だから、対策は それへの刺激や自然感覚から生まれた反応を 細心の注意をもって尊重すること。

  世の仕組みや風潮から 子供の身体感覚や自然感覚を維持し守るのは難しいが、大人が 身近な子供を守るための 心の備えと具体的な目途を立てながらのトレーニングが 必要だと考えてきた。
  
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鼻につく有識者





勿論 全てを決めつけたり否定するものではないが
    

やたら登場する 専門家 有識者 教授 コメンテーター

    この人たちの果たしてる役割に つい疑問がわく。
    

使い勝手が良いからか 道具仕立てで あちこちの番組で重宝されているが 現状に合わなかったり 今日抱えている問題に誘導してきた例も少なくない。

       経歴上も無理だったり 最も嫌なのはメッセンジャーのように人に頼まれたのか現場の匂いのしない現場の話をする人がいる。 例えば 子どもの匂いのしない子供の話は当てにできないに決まっている。

      とにかく 最近は あの肩書が鼻につくこともあって テレビ離れが進んでいる。
   
     

     
    

        
    
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つい悪いクセが出ちゃった



  米中だ か中米だか分からないけど

   角を突き合わせている場合じゃないだろに
  
  一刻一刻 氷は軋み水位は上がり 生態系は壊れ 新種のウイルスは 予測すら出来ない

   地上にいる我々人類の仕業ではないのか

   マネーゲームやパワーゲームでうつつを抜かしてないで 地球の管理に精を出したらどうなんだ

   リーダーを自任するなら ゲームばっかりしてないで 天動説(自分中心の認識)を卒業して  地動説(俯瞰して 自分を相対化して得られる認識)ぐらいマスターしたらどうだい

    ( 先生の悪いくせが つい出ちゃった)


   



     
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月とすっぽん






        碁を打っての帰り道 

          とっぷり暮れた東の空に

        大きな 大きな月が 山の上に オレンジ色に光っていた

         少し歩いて見上げると 大きな桜の木の枝の間で光っていた

         もう少し歩いて見上げると 屋根の隙間で白く光って 模様も見えた 


      
         あー  今もこんなにきれいなお月さんがあったんだ

          昔あったお月さんが 今もある

          
 氷のきしむ音を遠くに聞きながら 帰って来た
  
          今朝 近所で男の子が 命をおとした

         夕刊を開くと いじめや少子高齢化のことが  見当違いに論じて はばからない

         

     それでも 今日のお月さんは よかった

          


         

           

        
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もっと美しくあれ



   首脳外交であちこち行くのも良いけれど 土産話は商談ばかり

    勿論 観光目的ではないけれど 日本とは違った文化の国へ行くのだから 一つや二つ その国の自然や文化の土産話も良いじゃないか  あいさつ程度でもないと 失礼かもよ

    これじゃ  セールスマンのようで 立ち居振る舞いは あまり美しくない

  ついでに言うと
    
    タラップで愛妻と手をつなぐのも良いけれど
   
    日本は謙虚で控えめが伝統的な美感だよ 

     誤解されないように よそでは よそう  こっち(74歳)が恥ずかしくなる

     

     

   
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いつか来た道



  人間活動によって地球が壊されているのだから 人間は地球をを壊すような人間に教育し 育ててきたことになる。 直す教育は 遅れているようだ。  

  教育を受けた先進国がより地球を壊し教育をあまり受けられないでいる後進国が迷惑している現実がある。


日本の場合は 世界1の借金の山を築き子孫に残した現実も加わる。
   

教育に携わってきた者として、今1度 教育そのものを見直さなければならない。

   人間を幸福にするための教育だったのか? 答えは 否  その根本的な目的が間違っていたからに他ならない。

 知らぬ間に 70年前の教師と同じ「いつか来た道」を歩んでいたが、半面教師として

    次代への繋ぎになってくれることを願っている。
    
      


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今 必要な能力





大臣の言説や振る舞いを見ていると 共通して(思い)の強さと同時に 裏腹の関係にもなりやすい天動説的キなャラクター(自己中心・人間中心)が連想される。

   「この道しかない」「私が総理」などの言説はその典型だが

    言説と事実とが 合致するかどうかは あまり気にならない。

  人類の多くの自然な認識として 天動説的な言動をとっている時代だから仕方ないとも言えるが、

  社会が行き詰まっている今の時代にあっては 地動説を導き出したような 俯瞰し相対化して己の動きを認識し 確かめる能力が欲しい。

 これは 政府だけでなく批判する野党や 立場に関係なく全てのジャーナリストや有識者 専門家
 など 世論形成に影響を与える立場の人には 是非 身に着けてほしい (偏差教育では育てられない) 資質でもある。

   
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老人の社会的役割





市でやっている老人会の作品展を見てきた。

 
  近くの昔左官屋さんだったおじさんが 仏像と観音様を彫ったのもあった。見事な出来栄え。

   ほかにも色んな作品が並んでいたが 全体をこれまでにない感慨をもって鑑賞できた。

   それは どれも無駄がなく、 子どもと共通しているように思えた。

   (自分は別にしても)老人の社会的役割を改めて考えさせられた。

    経済効率優先の仕組みが文化の継承を怠り、今日の社会や経済の行き詰まりをもたらしているとも考えられる。

だとしたら 一考が必要。
 
   

   
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