コマ劇場が閉館

若い頃、北海道から出稼ぎのように東京へ来て、浮き浮き見に行ったのがコマ劇場だった。
 朝日新聞朝刊14面は「船場吉兆廃業」の隣にこの閉館のことが、大きな囲み記事で載っていた。どこか共通しているものを感じた。
 そして傍のテレビでやっている朝のNHKのスポーツや政治ニュースにもどこか似たものを感じた。(かつては、芸能だってそれなりの精神があったと言うのに)

 それは商業的・商品的な感覚が優先され物事の持っている理知的なパワーを減退させている事ではないかと思った。
 何もかもが包装紙に包まれ、似たり寄ったりで風味や力をなくしてきている。
 情報化された物だけだったらまだ良いが、元々の中身まで着色されパワーをなくしていないだろうか?と心配になる。

目先の人気やのれんにあぐらをかくようなことが長く続くはずはない。

最近のニュースは、流すほど、物事の中身が見えにくくなる。

温暖化や景気後退、物価の高騰などなど、情報源も伝える情報機関も確たる問題の把握や対策がなく、分っていないのではないだろうか?

メディアに載せる当局や当事者も、情報化する情報機関も変に着色し包装して誤魔化さず「ありのまま」の原則に戻した方がいい。そうしないと社会の活力が落ちるだけ。

コマ劇場の閉館はその事を教えてくれている気がする。

今も傍に来ているすずめは、時流に乗らず「在りのまま」そのもの。

 

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産業転換の足音は全く聞こえないが

地球的な困難が次々露呈しているのに、産業転換の足音は全く聞こえない。
 地球環境の破壊、資源の高騰、生命の異変や疫病の拡大は、連日いろいろな形で具体的に報道されているにもかかわらず、それへの根本的な原因や対策は、探る気配も無い。
 子供達の不登校の根本的な原因や対策を探られないのと同じ。
  今朝の報道では、ガソリンや食料の高騰が世界のあちこちで暴動のような動きを引き起こしていると言う。地球はどこもてんやわんやの感じだ。
 ところで地球から最近の我々ヒト(ホモサピエンス)はどう見えるだろうか?

   地下にしまってあるものを無断でもって行ってしまう大泥棒に見えないだろうか?大泥棒なら可愛げもあるが、争って、穴をこじ開け大がかりで持っていく大強盗団に見えるかもしれない?盗品を山分けするのにこれまた内輪もめし時に戦争までするする。
 自分に間借りするする生物の中でも、他に例を見ない特殊な生き物?
   そうだとすると、てんやわんやの騒ぎも、大変そうだが、滑稽に見えるかもしれない。

   ハリケーンで国民の生命を脅かしているミャンマーの政府が、人命より国の統治を優先しているようだ。国連や外国からの批判や心配が伝えられているが、確かにここまでやるのはそう多くはないと思うが、地球から見ると、殊更、特別な事ではなく、程度の差ぐらいのことかもしれない。或いは、もっと大規模で人命なんてクソくらえでやってる強盗団やその山分けをやっているのも結構ある、と見えるかもしれない。

   ≪40人の盗賊≫や、≪大泥棒ホッテンプロッツ」の  

     ように、可愛く楽しい話にならないかなー。

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社会が求める優先順位の高い科学から

どんな目的でも科学の開発や発展が良い訳ではない。原子爆弾の開発や、細菌兵器の人体実験に携わった人たちの嘆いた話もある。
 薬害エイズや、森永砒素ミルクも、結果は賠償責任を伴っていた。
 有限な予算の中で行われる科学開発は、優先順位を伴って社会的使命を背負っている。
  最近、よく分らなくなってきたのは宇宙開発である。子供のときから人類が宇宙に飛び出し、宇宙のようすが分る事は夢だったし、宇宙開発のニュースは文句なく夢と驚きを伝えてくれ、宇宙飛行士が英雄のように思えた。
 所が最近、どこかすっきりしない。今、地球が緊急の問題を抱えているのに、なぜ月や火星へ行くのだろう?月や火星を探査して地球のことが明らかになるものもあるとは思うが、地球の緊急の課題は具体的に存在している。その解決のために宇宙開発をしているようには思われない。
 予算は有限だから、いいことばかりではなく、一方にしわ寄せ
を喰ってるものもあるはず。
 今、急いで科学的に解明し開発してほしいのは、地球の3大危機を最優先してほしいし、経済との関係では産業構造の方向転換に伴う各種の技術開発や制度やシステム作りの研究をしてほしい。
 自然科学者や社会科学者が力を合わせて急いでやってほしい仕事で、官民問わず、先ずそこに集中すべきではないだろうか。

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これでは温暖化も止められない

世界中が温暖化を止めようと動いてる。しかし、今、考えられてるどの案も温暖化を始め、地球上の危機は止められないと思う。
 今年7月に、洞爺湖サミットで日本政府は世界の温暖化対策をリードしようと案を練っているようだ。現在、数値目標などでヨーロッパから不評をかっているが、そのヨーロッパを含め政府どころか、権益から距離の取れるメディアも私が目にしている対策はどれも理にかなっているとはどうしても考えられない。
 理由は、温暖化による地球の異変は、地球から人間に突きつけられたもの。現代社会が地球を犠牲にした経済成長路線を取った結果、現在に至っている。単に炭素や、エネルギー源だけの問題ではなく、基本的に足元を切り崩す現在の成長路線を変えない限り、解決するとは考えられない。
 将棋で言えば「王手飛車」取りとやられてるのに、飛車が逃げるようなものだ。京都議定書を批准して、10年近く立つのに、炭酸ガスの排出量が逆に増加している現実。世界中が、口先だけで、本気になっているとはとうてい思えない。
 何にも縛られず地球の現実からものを言えるメディアや学者?がんじがらめになっている情報しか流さないから、「これでは解決しない。」と言う声は上がらないし、そのような対策はでてくるはずがない。
 他国をリードしようと言う発想からは、解決の対策は生まれない。我々に突きつけているのは、どこの国でもない地球であるという事実から目を離しては、単なる時間稼ぎか、イタチごっこを繰り返す事になる。
 痛められる地球がそんな事で済む筈がない。世界や日本経済の低迷や、原油や穀物など資源の高騰、水や食料、疫病など、人類が直面している解決の難しい問題は全て地球で繋がっている事は、はっきりしていないか。
 御用学者や、専門家ではなく、真面目な学者や科学者の話が聞きたい。

今の形の経済成長が一時後退しようと、第1次産業を中心に経済成長を図るような産業構造に改める方向の中でしか

解決しないと、(今の所)私は考えている。

補足 温暖化対策で「産業構造の改革」は時たま目にするが、

    目にしたのは全て、現在の成長路線を前提にしていた。

    地球の破壊は戦争よりはるかに怖く、経済成長とか金儲   

    け等と言ってる場合ではないはずなのに、逃げ腰の暢気  

    な話ばかりだ。

 

 

 

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今帰ってきた

今、酔っぱらって帰ってきた。カラオケで「月よりに使者」と「高原の駅よさようなら」を歌いたかったが駅前のお店はどこもしまっていた。
ちょっと間合いをはずされる感じだったが、最初に妻に送ってもらったお店が偶然にウエスタンのライブをしていた。そこで飲んで話して思いがけなく楽しかった。そこで、十分追っかけのミュージカルの感動を収められた。
今、日付が変わろうとしている。
明日は、2件病院を回り、すずめとのミュージカルは続く。(今酔っ払ってマス。~)
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とりあえず、公演は終わった

とりあえず、ステージでするミュージカルの公演は終わった。
 車椅子の二人と握手も出来、子供達にも声を掛けられた。
 おまけは、17歳の美人や、裏方の人にもお礼の言葉が伝えられた。
  このままではもったいないので、「一杯飲んで。カラオケでもやってこようか。」それが今の気持ち。
  ‥‥こうして私のミュジカルは続く。妻に演題を尋ねたら、「すずめとおじいさん」とか「舌きりジーさん」とか言って笑ってる。わたしは「スズメとブタさん」と謙虚?に答えた。
   演題はどうでもいい、後からつけることにして、面白く演じるぞ!
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ミュージカルは続く

昨日も、れのつがえが庭にやってきて、口移しをしている。見とれているとミカンの木からもう一羽のすずめが傍に飛んできた。すると餌を上げていたすずめは今度はそのすずめに口移しを祖ている。餌をもらえなくなったすずめは暫くして飛んでいった。飛んでいったすずめがオスかメスかは分らないしちょっとしたら子供で大きくなっているのに甘えているのかもしれない。すずめのミュージカルもなかなかなもんだと思って妻に言うと、妻は「生き物は餌が多すぎる時に見られる事で、餌の多いときに子孫を増やす本能みたいなものらしいよ。」と物知りの妻はパソコンをたたきながら教えてくれた。己の邪心が見抜かれたようだったがそれはそれで、面白い。夜、追っかけてる本物のミュージカルを見てきた。見るたびに舞台全体や、演ずる一人ひとりが綺麗になっていく。昨日発見したのは、舞台で演じる100人のある個人を中心にして舞台を見ても、全部別々の絵になることだった。いわばステージのどの人もが、舞台全体を動かしているように見えた。それでいて、横の繋がりがいい。見るたびに演ずる一人ひとりが綺麗になっていくように見えた。今日は、最後の公演だ。勿論追っかける。演じた車椅子の二人と子供達が、出口のところで見送りしてくれるといいなー。明日からは毎日、≪自分と窓の向こうの物語≫と言うミュージカルを追っかける。
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窓の向こうも

  今日は久しぶりに初夏の陽気で空気も暖かく柔らかい。朝風呂に入り、窓を開け、部屋の掃き掃除をしてゆっくりしていた。
 近所からもすずめの声がよく聞こえ、庭のミカンの木にも入れ替わり立ち替わりすずめがやってきてもぐりこみ、チュンチュン言いながら止まり木のえさをついばんでいる。
 ちょうどテレビで室内四重奏をやっていた。右からは静かな音楽、左からは網戸越しのすずめの鳴き声が聞こえる。両方聞いていると面白い事に気がついた。テレビからの静かな音楽よりすずめの鳴き声のほうがいい。
 傍の妻に、「すずめの声のほうがお肌に優しい。」と言うと同じだとうなずいていた。
 暫く、すずめの仕草を見て楽しんでいた。すると7~8羽のすずめの中に2羽だけ並んで餌を食べているのがいる。明らかに別行動をしている。見ていると、1羽がもう1羽のすずめのくちばしに餌を入れてやっている。もらっている方の足元にもお米の餌は一杯あるのに、それをとろうとはせず、くちばしを開けてくちばし伝えで入れてくれるのを待っている。2羽の大きさは同じぐらいだから、恋人だろうと見ていた。
  妻も「あれで、アピールしてるんだよ。」と思い出してるのか羨ましいのか、ニコニコ見ている。
 お昼のざるそばを食べながら外の様子を見ていると、そのつがえはほかの木に止まっても同じようにやっている。窓枠の向こうが穏やかでいい。
  明日は例のミュージカルの追っかけで隣の町まで行くが、今日の窓枠の向こうもぜんぜん負けてない。

  補足①だが、ミカンの木は上の娘が子供のころ種で植えたのが今は3メートル以上に大きくなり、すずめの隠れ家になる葉っぱを沢山つけ、今年は白い花まで咲かせている。すずめか虫が近所のミカンの花粉を運んでくれれば実がなるかもしれない。

補足②すずめのことを下の娘に話すと、「どっちがオス?」

     と聞いてきた。「フム?」だったが、おかしかった。
  すずめもミカンもミュージカルで物語をやっている。

 そのうち、口笛を吹いたら逃げないで、こっちを見るようになるかもしれない。盛り上がるだろうなあ~~。 

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協力と競争

物事は協力と競争の関係のものが多く永久になくならないだろうとも思う。人と人、国と国、生き物同士、企業と企業、‥とにかく多い。ところで2者の間はこの2項がどんな関係になっているかは大事な事だ。常識的には協力あっての競争、弱肉強食も共生の範囲内でないと意味がない。競争社会といわれる今日,その辺はどうなっているだろうか?同じ地球上で飽食のと飢餓の国、つぶす人間とつぶされる人間、減少し死滅するする生物と異常に増加のする生物など、常識的機能していないものが意外に多い。
 喧嘩だって普段仲が良くなければ意味がない。スポーツやゲームの勝敗も、相手がいなければあり得ない。
 戦争から、経済、受験勉強に至るまで、本末を転倒させて進行させているものが多い。結果そこで何を得るのか?

結局はお互い、自滅と共倒れの虚しい人生。

  バランスを取り戻せ! ちょっとで良いから、第1と第2の順序を変えるだけでいい。  風景がガラッと変わる。  

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教育費をGDP比5パーセントにすると言う愚

私が政治へ信頼感がもてないのは

学校現場でいやと言うほど原理原則を無視した教育行政を経験ししてきたからである。
 文科省は国際比較でGDP比5パーセントに引き上げ、子供の学習時間を増やし、教員を25000人増加させ学力をあげると言う。
 財務省は、教育投資と学力とは相関しないと、教育論で反論している。教育行政の中枢の発想を財務省が教育論で反論する。ここは財務省の言ってる方が正しいから滑稽な話だ。
 社会保障費の減額が後期高齢者にまで及んでいるのに、お金必要ないどころか子供をだめにするのにお金を使い、国のセイフティネットを省く。
 今子供は大人が求めるような【学力】が高められるような状況は、とっくの昔になくしてしまっている。


子供の声に耳を澄ませば、誰でも分ること。
 不登校対策のカウンセラーの配置が意味のない事は、、統計を見れ場明らかだし、それどころかその間に「発達障害」というより深刻な問題を噴出させている。ここでも問題児を作ってはお金を掛けている。外国のGDPと比べているが、家庭生活の比較はしているのだろうか。
根拠のない政策にお金をかけ、大事な命綱をはずすなど政治が壊れているとしか言いようがない。

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