商談が不成立に終わり、少しばかり気落ちして車に乗り込み、ラジオを点けると、いきなりビッグバンド・ジャズが流れてきた。煌びやかなメイナード・ファーガソンのようなサウンドで、思わず車のスピード、いやヴォリュームを上げる。小生のような紅顔の美少年が、そのまま大人になったような純粋無垢な(単純ともいうらしいが)人間は、ジャズを聴くと元気になるようにできている。
ビッグバンドの前奏に続いて出てきたのは、何と中森明菜さんの「飾りじゃないのよ涙は」だった。どうやら新アレンジの録音で、なかなかにスウィングする。アレンジ一つで曲は如何様にも変わるもので、このバックからアニタ・オデイが唄い出しても不思議がないほどだ。マイルス・デイヴィスの「スケッチ・オブ・スペイン」は、音の魔術師といわれるギル・エヴァンスのアレンジにより格調高い作品に仕上がっている。小生が敬愛するデューク・エリントンもエリントンメンを熟知したビリー・ストレイホーンという優れたアレンジャーがいたからこそ駄作は一つもない。
明菜さんに詳しい友人に訊いたら、そのCDなら持っているというので、頂いた。エッ、フツー借りるだろうって。差し上げると言うから頂いたまで。人徳である。(笑)「歌姫 ダブル・ディケイド」と題されたセルフ・カヴァーのベストアルバムで、様々なアレンジが施されている。小生のカラオケの十八番「スローモーション」はボサノヴァ・アレンジで、大人の粋と艶を醸し出している。十八番といっても、小生が歌うわけではない。いや、一度仲間に勧められ歌ったことがあるが、その後二度と歌えと言われたことはない・・・どうやら先天性音楽痴呆症候群、簡単に言うと音痴らしい。(笑)
たいてい同席か、店の女性に歌って頂くことにしている。ウン?最近巷で「スローモーションのオジサン」と囁かれているのは小生のことか?どうやらスローな支払いに起因しているらしい・・・反省。「好きなあなたに貸したいけれど、貸せばあなたは来なくなる」店の張り紙を思い出す。
ビッグバンドの前奏に続いて出てきたのは、何と中森明菜さんの「飾りじゃないのよ涙は」だった。どうやら新アレンジの録音で、なかなかにスウィングする。アレンジ一つで曲は如何様にも変わるもので、このバックからアニタ・オデイが唄い出しても不思議がないほどだ。マイルス・デイヴィスの「スケッチ・オブ・スペイン」は、音の魔術師といわれるギル・エヴァンスのアレンジにより格調高い作品に仕上がっている。小生が敬愛するデューク・エリントンもエリントンメンを熟知したビリー・ストレイホーンという優れたアレンジャーがいたからこそ駄作は一つもない。
明菜さんに詳しい友人に訊いたら、そのCDなら持っているというので、頂いた。エッ、フツー借りるだろうって。差し上げると言うから頂いたまで。人徳である。(笑)「歌姫 ダブル・ディケイド」と題されたセルフ・カヴァーのベストアルバムで、様々なアレンジが施されている。小生のカラオケの十八番「スローモーション」はボサノヴァ・アレンジで、大人の粋と艶を醸し出している。十八番といっても、小生が歌うわけではない。いや、一度仲間に勧められ歌ったことがあるが、その後二度と歌えと言われたことはない・・・どうやら先天性音楽痴呆症候群、簡単に言うと音痴らしい。(笑)
たいてい同席か、店の女性に歌って頂くことにしている。ウン?最近巷で「スローモーションのオジサン」と囁かれているのは小生のことか?どうやらスローな支払いに起因しているらしい・・・反省。「好きなあなたに貸したいけれど、貸せばあなたは来なくなる」店の張り紙を思い出す。