写真集「ニューオリンズの印象」を出版されている naru さんが、北海道撮影旅行に訪れ、先日お会いできた。昨年からのお付き合いで数々のコメント、メールの交換でお互い気心が知れているだけに、初めてという気がしないから不思議だ。短い時間ではあったが、熱くジャズを語り合い楽しい時間を過ごさせて頂いた。これからはコメントの向こうにハンチングの似合う優しく熱い眼差しを想い浮かべることができる。
naru さんも好きだというオスカー・ピーターソンの「ハロー・ハービー」が発売されたのは、小生がジャズを聴き出して間のない69年だった。それまではジャズ・ギターというとウエス・モンゴメリーのストリングス入りの、イージー・リスニング・ジャズなるものしか知らなかった。これならエリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックスの方が、面白いと思っていた時期にハーブ・エリスの強烈なギターを聴いたものだから、途端にジャズ・ギターの虜になる。僚友とのセッションを楽しむような、火の噴く二人のソロは今聴いても当時の興奮を思い出す。
このアルバムが、ピーターソンとエリスが10年ぶりに再会したセッションと知り、10年前のレギュラー・トリオのアルバムを聴きあさった。トップを飾る「ナップタウン・ブルース」が、ウエスの作としり、ウエスを遡り「フル・ハウス」といった名盤に出会い、更にチャーリー・クリスチャン、ジャンゴ・ラインハルトに聴き進む。無数の葉の一枚から幾本の枝に繋がるが、ジャズの真髄ともいうべき太くて大きな一本の幹にはそうやすやすとは辿り着かないものだ。それほどに愛しきジャズは奥深く、また罪深くもある。
naru さんの奥様のご実家は、奇しくも小生の生まれ故郷と同じで、当地から近い。またお会いできる日もあると思う。先日は初対面なので、「初めまして」と挨拶を交わしたが、再会した時は、「ハロー・ナル」「ハロー・デューク」に違いない。
naru さんも好きだというオスカー・ピーターソンの「ハロー・ハービー」が発売されたのは、小生がジャズを聴き出して間のない69年だった。それまではジャズ・ギターというとウエス・モンゴメリーのストリングス入りの、イージー・リスニング・ジャズなるものしか知らなかった。これならエリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックスの方が、面白いと思っていた時期にハーブ・エリスの強烈なギターを聴いたものだから、途端にジャズ・ギターの虜になる。僚友とのセッションを楽しむような、火の噴く二人のソロは今聴いても当時の興奮を思い出す。
このアルバムが、ピーターソンとエリスが10年ぶりに再会したセッションと知り、10年前のレギュラー・トリオのアルバムを聴きあさった。トップを飾る「ナップタウン・ブルース」が、ウエスの作としり、ウエスを遡り「フル・ハウス」といった名盤に出会い、更にチャーリー・クリスチャン、ジャンゴ・ラインハルトに聴き進む。無数の葉の一枚から幾本の枝に繋がるが、ジャズの真髄ともいうべき太くて大きな一本の幹にはそうやすやすとは辿り着かないものだ。それほどに愛しきジャズは奥深く、また罪深くもある。
naru さんの奥様のご実家は、奇しくも小生の生まれ故郷と同じで、当地から近い。またお会いできる日もあると思う。先日は初対面なので、「初めまして」と挨拶を交わしたが、再会した時は、「ハロー・ナル」「ハロー・デューク」に違いない。