相互リンク頂いている 4438miles さんの「FのブルースBlog」は、豊富なジャズ体験と確固たる音楽理念に基づいた内容で、更新も速いので目が離せない。一大絵巻ともいうべき圧倒的な筆量なのだが、これが面白くてつい先を読み急ぐと文字が斜めに見えることがある。例えば「杏マナー杏マナー・・・」と同じ文字を続けて書くと右下がりになる。何事も自分の目で視、聴かない事には納得しない性質なので、試してみた。なるほど素面で見ても右下がりだ。横棒が右に向かって順に低い位置に来ているため、全体が右下がりに見えるらしい。「ポップル錯視」と呼ばれる錯覚の一つだ。
同じ文字を並べたジャケットといえば、トミー・フラナガンの「オーヴァーシーズ Overseas」が直ぐに浮かぶ。57年にJ.J.ジョンソン・クインテットがスカンジナビア演奏旅行に行った時に、グループのリズム・セクションがスウェーデンのメトロノーム・レーベルに録音したもので、3枚のEPに分散されていた。写真はプレスティッジがLPにまとめたジャケットなのだが、「 SEA 」と「 C 」をかけて、C を鏤めたアメリカ的エスプリに富んだ秀英なデザインになっている。
ジャズを聴き始めの方にピアノトリオの推薦盤と訊かれると、小生はこのアルバムを挙げる。フラナガン、ウィルバー・リトル、エルヴィン・ジョーンズ三者の絡みは、程よい緊張と開放の妙で実にスリリングで、個々のプレイを論じる次元ではなくピアノトリオとしての完成度の高さを聴き、語れるものだ。拙稿はあまりジャズをお聴きになっていない方にもご覧いただき、オチを楽しんで頂いている。まだ未聴の方にはお薦めの一枚。経験上、「これがトミー・フラナガンのオーヴァーシーズですか」が、一ヶ月後には「やっぱトミフラのシーよねぇ」に変わっている。(笑)
さて、オチなのだが、素面なら並んだ「 C 」は真っ直ぐに見えるものの、時折ややぼやけて見えたりする。先だってもメガネの話題で賑わっていたが、どうやら老眼鏡が合わないらしい。メガネ屋に行って検眼表のキリル文字「 C 」でも見てみますか。こちらは「 SEE 」です。
同じ文字を並べたジャケットといえば、トミー・フラナガンの「オーヴァーシーズ Overseas」が直ぐに浮かぶ。57年にJ.J.ジョンソン・クインテットがスカンジナビア演奏旅行に行った時に、グループのリズム・セクションがスウェーデンのメトロノーム・レーベルに録音したもので、3枚のEPに分散されていた。写真はプレスティッジがLPにまとめたジャケットなのだが、「 SEA 」と「 C 」をかけて、C を鏤めたアメリカ的エスプリに富んだ秀英なデザインになっている。
ジャズを聴き始めの方にピアノトリオの推薦盤と訊かれると、小生はこのアルバムを挙げる。フラナガン、ウィルバー・リトル、エルヴィン・ジョーンズ三者の絡みは、程よい緊張と開放の妙で実にスリリングで、個々のプレイを論じる次元ではなくピアノトリオとしての完成度の高さを聴き、語れるものだ。拙稿はあまりジャズをお聴きになっていない方にもご覧いただき、オチを楽しんで頂いている。まだ未聴の方にはお薦めの一枚。経験上、「これがトミー・フラナガンのオーヴァーシーズですか」が、一ヶ月後には「やっぱトミフラのシーよねぇ」に変わっている。(笑)
さて、オチなのだが、素面なら並んだ「 C 」は真っ直ぐに見えるものの、時折ややぼやけて見えたりする。先だってもメガネの話題で賑わっていたが、どうやら老眼鏡が合わないらしい。メガネ屋に行って検眼表のキリル文字「 C 」でも見てみますか。こちらは「 SEE 」です。