これは後出しジャンケンではないはずです。
自民党に投票した人にこの画像をご覧いただきたいですね。
「この道」がきわめて愚かしい道であることをこれほど表した「書」もないでしょう。私が野党の選挙参謀なら、この画像と自民党の主張を掲載したチラシをつくってポスティングしましたね。
R. Kelly (Live at the Five Star) (PART 3)
史上初の黒人大統領が誕生したとき、この歌がテーマ曲のように多くのアメリカの歌手によって歌われました。 R. Kelly の動画UPはオバマ旋風失速の最近のようですが、政治運動の空気を離れ、オリジナルのサム・クックの影響も脱して伸びやかに歌っています。
忌野清志郎
友だちでもファンでもないので清志郎ではなく忌野と呼びますが、歌っていたんですね。なるほど、日本でこの歌を歌う資格があるのは忌野くらいかもしれません。
Otis Redding
忌野が影響を受けた歌唱は、オーティス・レディングのようです。この歌に関しては、オリジナルのサム・クックと双璧をなす名唱といえます。一人輪唱を大音量で聴くべきです。
Sam Cooke
作詞作曲もサム・クックです。ボブ・ディランの「風に吹かれて」にインスパイアされてこの曲を書いたというエピソードがあります。ボブ・ディランへサム・クックからの返歌なのです。
ネルソン・マンデラ(1918生)とキング牧師(1929)、サム・クック(1931)とボブ・ディラン(1941)の年齢差をみると、先輩と後輩、兄貴分と弟分の感があります。また、先駆者として影響を与えながら、後進から刺激を受け、学んでいるところもこの二組は似ています。
マンデラとキング牧師は黒人差別撤廃に偉大な貢献をしましたが、とても清廉潔白とはいえないスキャンダルな私生活が今日では知られています。同時代に活躍したサムとボブも、ともに有能なビジネスマンの怜悧な資質を備え、強い上昇志向を抱きながら、いったんマイクを握れば自由な魂を歌い続けました。
A change is gonna come
Oh yes it will
中東やアフリカでは難民キャンプのテントで暮らす人が増えこそすれ、減ってはいません。アメリカでは最近も白人警官による黒人射殺事件が相次いで無罪になり、デモから暴動事件に発展しています。残念ながら、いまだにチェンジイズゴナカムはオーノウなのでしょうか。サム・クックが33歳で死んで50年がたちました。
(敬称略)