そう云う気持ちはわからないでもないが、あまり理はないと思う。「女だからチヤホヤされたり」「若い未熟な女性の涙を憐憫する文化」、あるいは、「女性ならではの目線で」とか「女性対象の科学賞」などは、それ自体あきらかに克服されるべき差別だから。見えない壁や天井を探させないために、わざと見えるようにこさえている壁や天井だから。1970年代、あれほど勇猛果敢だったフェミニズムはどうしちゃったんだろう。見事に、「本物」と「偽物」に分断統治されているように思える。
鳥居啓子https://twitter.com/KeikoUTorii
(敬称略)
鳥居啓子https://twitter.com/KeikoUTorii
若手研究者は低い給料と不安定な期限付きポジションの中、日本の科学技術を支えている。捏造不正の偽研究者が「女性だから差別された」と詭弁し、世間が同情する。沢山いる本物の若手女性研究者とその卵達にとってどれだけの侮辱か想像してほしい。 https://t.co/MQfwezeeGg
— Keiko Torii (@KeikoUTorii) 2016年5月25日
@shibatajun 私もアメリカへ頭脳流出した側ですが、こちらは研究不正に対して非常に厳しく、同情より証拠による説得を求め、また若い未熟な女性の涙を憐憫する文化もない。本人も、海外で活躍など無理だと判っているから、国内の科学と無縁な方達にアピールしているのでしょう。
— Keiko Torii (@KeikoUTorii) 2016年5月23日
(敬称略)