金平茂紀や望月衣塑子は本人へ問い合わせや取材もせずに、コメントを吐き、記事を書いたのか?山口が書いたことが事実なら、かなり問題だ。両論併記とか、公平とか、そういうことではなく、電車に乗る前には切符を買うような、ごく当たり前の手続きだからまさかとは思うが。もちろん、TVのコメンテーターが自ら問い合わせや取材をしないことは知っているが、山口父が言うように金平茂紀と山口敬之はTBSの元同僚なのだから、接触を試みるくらいは、電車の切符を買う前にポケットの小銭をたしかめるくらい容易いはずだ。
老父が緊急入院しました
https://twitter.com/T_oogami/status/925550378518638592
橋下徹氏「オカンに怒られた」 丸山穂高氏ツイッター批判めぐり松井代表が明かす
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171101-00000546-san-pol
家族を盾にするのはどうかというのが本題。家族は大切な守るべきものであり、その決意や行動は誰しも尊重せねばならない、という了解にいつも違和感を覚える。少なくとも、そういうことは黙って思い決め行動に移すべきではないか。
西部劇のガンマンのように、「家族を傷つけるものは許さん!」と反撃をアピールしているようで、じっさいは「もう、この件はおしまいだっ」という遁辞に使われ、まさに家族を盾に利用しているとしか見えない。
あるお母さんを思い出す。キャベツ問題を惹起するから、東京の某区の某貧困地域としよう。俺はその地区のある家の悪ガキの家庭教師を頼まれた。警察も入り込めないという噂だったが、訪ねてみると、たしかに迷路のように入り組んだ路地に低い屋根のボロ家が軒を連ねていて、聞きしに勝る異様な雰囲気だった。
「先生、よく来てくれました」と廃品回収をしていると聞いた、よく陽に灼けた母親が満面の笑みで迎えてくれた。甘いものが好きだと紹介者に聞いたのだろう、シベリアとコーヒー牛乳を出してくれた。悪ガキの上に出来の悪い小学生に算数を教えて帰ろうとしていたら、奥の部屋の襖が開いて若い男がぬっと顔を出し、「〇〇夫をよろしく」と挨拶してきた。
後日、紹介者にその日のことを報告したら、腕を組んで「うーん」と唸り、これからいうことは誰にも言わんでくれ、と話し出した。挨拶してきた若い男はその家の長男で、いまタクシー強盗で指名手配されている、中学では学年いちばんの成績だったが、いつからかグレだしてからは次男と一緒に車泥棒を重ねて、あの辺りでは有名な兄弟である、次男も利発な子だったが俺が勉強を見た三男を母親がひどく心配している、警察もめったに来ない地域とはいえ、長男が家に帰っていたとは驚いた、といった話だった。
まだ、40代だったはずの母親の笑みに刻まれた、インディアンみたいな深い皺をいまでも思い出せる。最近、アンチエイジングとかでほうれい線を気にする男や女が増えているので、あの皺を忘れずにいるのかもしれない。
(敬称略)
追記:コメント欄で karanotomo さんから、ご指摘いただいたように、東京新聞の望月衣塑子記者は「サイゾーウーマン」のインタビューに答えるなかで、詩織さんへの取材を通して山口敬之氏の「事件」を語っているものでした。
本人取材がないと山口敬之氏が批判している点については、証拠や証言を固めておいてから、はじめて当事者本人へ接触するのはごくふつうの取材手法であり、この点、警察捜査もほぼ同様です。
無関係な父親の職業などを明らかにしたという点については、
また、関係者に取材したところ、事件が起きた日に山口氏と詩織さんが訪れたレストランは、山口氏のお父さんも愛用している「値段のないレストラン」だったそうです。山口氏のお父さんは、有名な元野球選手の顧問弁護士などもやられている方だと聞いています。
という談話の内容にとくだん問題があるとは思えません。
第一に、TVのコメンテーターをつとめる著名ジャーナリストという公人であれば、その家族について言及されることも仕方がありません。
第二に、山口氏の父親が著名な弁護士であることがこの談話のポイントではなく、値段表がないほど、高額な料金をとるレストランに、就職希望の女子大生を連れていく不自然さを指摘したものと考えられます。
したがって、「レイプ疑惑の山口氏の父親は著名弁護士」と煽情的な効果を狙ったものではなく、裕福な著名弁護士である父親が愛用していて、自らもよく知っている高級レストランを選んだという文脈で読まれるべきでしょう。たまたまではなかった。
第三に、文責はインタビュアーとサイゾーウーマンの編集部にあり、望月記者の責任は2次的なものであります。山口氏の父親がこの談話によって精神的苦痛を受けたとするのはわかりますが、言葉選びや構成については望月記者の意を尽くしているとは限りません。
以上、取材活動について知悉しているはずの山口敬之氏が、取材記事ではなくインタビュー記事の「談話」をとらえて、上記のように父親の「談話」を盾に、望月衣塑子記者を批難するのは、為にするものと思わざるを得ません。
以下のインタビュー記事を読まずに山口敬之氏が書くことはあり得ないが、私は読まずに早合点して書きました。その点をお詫びし、併せてご指摘くださったkaranotomo さんにお礼を申し上げます。
「山口敬之レイプ疑惑」に新たな事実も!? 東京新聞・望月衣塑子記者が語る、報道の裏側
http://www.cyzowoman.com/2017/07/post_145492_1.html
(止め)
老父が緊急入院しました
https://twitter.com/T_oogami/status/925550378518638592
橋下徹氏「オカンに怒られた」 丸山穂高氏ツイッター批判めぐり松井代表が明かす
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171101-00000546-san-pol
家族を盾にするのはどうかというのが本題。家族は大切な守るべきものであり、その決意や行動は誰しも尊重せねばならない、という了解にいつも違和感を覚える。少なくとも、そういうことは黙って思い決め行動に移すべきではないか。
西部劇のガンマンのように、「家族を傷つけるものは許さん!」と反撃をアピールしているようで、じっさいは「もう、この件はおしまいだっ」という遁辞に使われ、まさに家族を盾に利用しているとしか見えない。
あるお母さんを思い出す。キャベツ問題を惹起するから、東京の某区の某貧困地域としよう。俺はその地区のある家の悪ガキの家庭教師を頼まれた。警察も入り込めないという噂だったが、訪ねてみると、たしかに迷路のように入り組んだ路地に低い屋根のボロ家が軒を連ねていて、聞きしに勝る異様な雰囲気だった。
「先生、よく来てくれました」と廃品回収をしていると聞いた、よく陽に灼けた母親が満面の笑みで迎えてくれた。甘いものが好きだと紹介者に聞いたのだろう、シベリアとコーヒー牛乳を出してくれた。悪ガキの上に出来の悪い小学生に算数を教えて帰ろうとしていたら、奥の部屋の襖が開いて若い男がぬっと顔を出し、「〇〇夫をよろしく」と挨拶してきた。
後日、紹介者にその日のことを報告したら、腕を組んで「うーん」と唸り、これからいうことは誰にも言わんでくれ、と話し出した。挨拶してきた若い男はその家の長男で、いまタクシー強盗で指名手配されている、中学では学年いちばんの成績だったが、いつからかグレだしてからは次男と一緒に車泥棒を重ねて、あの辺りでは有名な兄弟である、次男も利発な子だったが俺が勉強を見た三男を母親がひどく心配している、警察もめったに来ない地域とはいえ、長男が家に帰っていたとは驚いた、といった話だった。
まだ、40代だったはずの母親の笑みに刻まれた、インディアンみたいな深い皺をいまでも思い出せる。最近、アンチエイジングとかでほうれい線を気にする男や女が増えているので、あの皺を忘れずにいるのかもしれない。
(敬称略)
追記:コメント欄で karanotomo さんから、ご指摘いただいたように、東京新聞の望月衣塑子記者は「サイゾーウーマン」のインタビューに答えるなかで、詩織さんへの取材を通して山口敬之氏の「事件」を語っているものでした。
本人取材がないと山口敬之氏が批判している点については、証拠や証言を固めておいてから、はじめて当事者本人へ接触するのはごくふつうの取材手法であり、この点、警察捜査もほぼ同様です。
無関係な父親の職業などを明らかにしたという点については、
また、関係者に取材したところ、事件が起きた日に山口氏と詩織さんが訪れたレストランは、山口氏のお父さんも愛用している「値段のないレストラン」だったそうです。山口氏のお父さんは、有名な元野球選手の顧問弁護士などもやられている方だと聞いています。
という談話の内容にとくだん問題があるとは思えません。
第一に、TVのコメンテーターをつとめる著名ジャーナリストという公人であれば、その家族について言及されることも仕方がありません。
第二に、山口氏の父親が著名な弁護士であることがこの談話のポイントではなく、値段表がないほど、高額な料金をとるレストランに、就職希望の女子大生を連れていく不自然さを指摘したものと考えられます。
したがって、「レイプ疑惑の山口氏の父親は著名弁護士」と煽情的な効果を狙ったものではなく、裕福な著名弁護士である父親が愛用していて、自らもよく知っている高級レストランを選んだという文脈で読まれるべきでしょう。たまたまではなかった。
第三に、文責はインタビュアーとサイゾーウーマンの編集部にあり、望月記者の責任は2次的なものであります。山口氏の父親がこの談話によって精神的苦痛を受けたとするのはわかりますが、言葉選びや構成については望月記者の意を尽くしているとは限りません。
以上、取材活動について知悉しているはずの山口敬之氏が、取材記事ではなくインタビュー記事の「談話」をとらえて、上記のように父親の「談話」を盾に、望月衣塑子記者を批難するのは、為にするものと思わざるを得ません。
以下のインタビュー記事を読まずに山口敬之氏が書くことはあり得ないが、私は読まずに早合点して書きました。その点をお詫びし、併せてご指摘くださったkaranotomo さんにお礼を申し上げます。
「山口敬之レイプ疑惑」に新たな事実も!? 東京新聞・望月衣塑子記者が語る、報道の裏側
http://www.cyzowoman.com/2017/07/post_145492_1.html
(止め)