コタツ評論

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因果の影丸

2017-11-19 23:25:00 | ノンジャンル
明日の世間話に役立つ今日の話題です。

ボストン・ダイナミック社2足歩行ロボットが狂気じみていると話題に


ロボット兵士登場まであとわずかとつい笑ってしまう恐怖。

進次郎が訴えてもメディアはスルー…「新聞軽減税率」はなぜタブーか 池上彰氏も凍り付いた…?
http://news.livedoor.com/article/detail/13903573/

新聞だけが飲食料品並みに、8%の軽減税率を適用されるべき生活必需品とはだれも思っていないはず。進次郎がんばれ!

因果の影丸
https://twitter.com/Muranishi_Toru


芸能界やマスコミは華やかな職場だと誤解されていますが、建築現場の土工とさほど変わらぬ現場仕事です。芸能界では夕方だろうが夜だろうが、「おはようございます」と挨拶するのはよく知られています。

マスコミも昼夜関係ない仕事ですが、さすがに「おはようございます」とはいわず、ほとんどの場合、「お疲れ様です」「お疲れ様でした」で済まします。いずれの業界にも通じているはずなのに、よくもしらばっくれたものです。

レイプされたと意識しながら、メールを出す際には、「業界」の慣習を踏襲してしまう、さらには就職活動への協力を期待する、そんな女子大生だった彼女の苦衷を慮って涙しないとは。

AV監督やヤクザの組長など、裏街道を歩いた人間こそ、世間の裏表をよく知っている、それだけ人間への理解も深いと思われがちですが、それは誤解に過ぎません。

当然のことながら、彼らの多くは表を知らず、彼らが知っているふりをするのは影についてに過ぎないのです。

ナイーブな人なら真に受けてしまうほど、彼らの話はたしかに面白い。影はその実体よりも長大に見えるものですが、人の影の足許が細く頼りないように、ただ裏から表を覗き見しているだけなのです。

たとえ、人の本音を見抜いたようでも、それで建前を否定できるものではなく、崩せるわけでもありません。逆真にはならないのです。ほんとうの比喩とは、光と闇なのですから。

おまけ
性交を認めながら「レイプでなかった」とする根拠に乏しいジャーナリスト・山口敬之と擁護派の主張
http://wezz-y.com/archives/50723

(止め)
コメント
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