コタツ評論

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口パクの延長戦は

2012-03-14 17:16:00 | ノンジャンル
金正日が死んだとき、北朝鮮のTVは号泣する民衆の姿を映していた。道に伏し地を叩き、胸かきむしり、失った指導者へ敬慕と祖国への忠誠を表していた。この校長は、その映像を観て、見習うべきだと思ったのだろうな。そういうと、極端すぎると顔をしかめる向きもあろうが、口パクを監視するなら、次は消極的な歌い方ではないかとチェックし、さらにもっと熱意を込めて歌うべきという延長戦に入るだろう。国歌斉唱を公務員のルール視すれば、あるいは教師は生徒児童の模範足るべきと重ねれば、感涙にむせびながら君が代を歌うべきだというところまで、すぐそこだ。極端は、その字義のとおり、延長線上の端にある。しかし、この「事件」によって、さらに橋下人気は上がるだろう。世論調査や街頭インタビューでは、日本人は本音を吐かない。これも北朝鮮民衆の延長線上といえるが。

君が代で口パクまで監視 橋下氏側近校長 大阪府立高卒業式で
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120313/waf12031310410007-n1.htm

(敬称略)
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