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2018-01-08 21:09:00 | 新刊本
元林務官が執念の取材で追究した、ヒグマによる史上最悪の惨殺事件の真実――2018年も気をつけたい身近な危険生物
http://bunshun.jp/articles/-/5602

もっとも怖ろしいWikipediaのひとつといわれる「三毛別羆事件」に決定版ノンフィクションが出たようだ。

北海道は何度も車旅したことがあり、「クマ出没注意」の看板はよく見かけた。冬眠中も危険、蚊取り線香が有効、などは知らなかった。

春先とはいえ、まだ雪深かった摩周湖の展望台をめざして駐車場から歩き出したところ、アッと声を上げる間もなく、胸まで雪に埋まり、小一時間脱出できなかったとき、ここでクマに見つかったらどうなるのかと怖気をふるったものだ。



小熊にかぎらず、成熊もボリショイサーカスなどで角砂糖もらって自転車に乗っているのを眺めている分には可愛い。あり得ないことだが、捨てられていたら、拾ってきそうなほどだ。

しかし、人間を見るその目には何の感情もなく、こちらを食えるかどうか測っている気がする。「クマモン」もそんな目だが、あの摩周湖で汗だくで雪をかいていたとき、どこからか何かの視線を感じたのは気のせいではなかったのかも知れない。

(止め)
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