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#検察庁法改正案に抗議します

2020-05-12 08:49:00 | 政治
#検察庁法改正案に抗議します について。

A.抗議に反対なのだ

<法案読んでるのか? 読めば、安倍政権を守るためという陰謀論は消し飛ぶ>

1.国家公務員全体の定年を延長する法案で、検察官だけが対象ではない。
2.国家公務員の定年延長は20年前から論議され、既定路線だった。
3.検事総長の任免権は内閣にあるが、検事など検察官は法務省が任命し、検事総長が指揮する。政府が検察を直接指揮することはできない。
4.もともと定年の延長は検察側から言い出したことで、内閣はそれを追認したに過ぎない。
5.法案が通っても施行は22年4月から、安倍政権が続いている可能性は低い。

B.抗議に反対に賛成なのだ

<安倍ガーの支離滅裂にはほんと呆れる。共産党やマスゴミの尻馬に乗って騒いでいるだけ。コロナで大変な政府の足を引っ張って喜ぶ反日ばかり>

1.「国家公務員の定年を60歳から65歳に延長する法案」で、検察官だけが対象ではない。検察官も国家公務員だから当たり前。
2.国家公務員の定年延長は20年前から論議され、既定路線だった。今回急に出てきた案件ではないし、いまさら反対するのはおかしい。
3.検事総長の任免権は内閣にあるが、検事など検察官は法務省が任命し、検事総長が指揮する。政府が検察を直接指揮することはできない。あり得ない話をでっちあげて、危険だ危険だと煽りたいだけ。
4.もともと定年の延長は検察側から言い出したことで、内閣はそれを追認したに過ぎない。同じ国家公務員なのに、検察官だけ定年延長できないのは不公平じゃないか。
5.法案が通っても施行は22年4月から、安倍政権が続いている可能性は低い。安倍擁護に間に合わない。黒川検事長の定年はすでに延長されているから、そのために法案をつくる必要などないとなぜわからない。

C.抗議に賛成なのだ

<経緯を少しでも知ってそういうのか? 知れば、そんな擁護論など詭弁に過ぎないことがすぐにわかるはずだ>

1.黒川検事長の定年延長するために、唐突に検察庁法の解釈変更を閣議決定した。「国家公務員の定年延長の適用から検察官は除外する」→「検察官にも適用する」に。いったい、これを「解釈の変更」といえるのか? 
2.国家公務員の定年延長が論議のテーブルに上がったのは13年前からだが、13年前から、「検察官にも適用する」のが既定路線だったわけではまったくない。
3.政府が検察を直接指揮するための法案だから反対するとは、誰も言っていない。政府が検察トップ人事に介入するに等しい危険性を指摘し、批判しているのだ。
4.森雅子法務大臣は、黒川検事長の定年延長を妥当とする決済文書はあるのかと問われて、「口頭決裁した。口頭決裁も正式決裁である」と国会質疑で答えた。「検察側から言い出した」にしては、決済文書ではなく口頭決済ではまるでつじつまが合わない、こうした法務省と検察庁のちぐはぐな対応は野党の国会質疑でいくつも明らかになっている。

森法務大臣の答弁に野党反発「進退に関わる」(20/02/22)


5.法案が通っても施行は22年4月から、安倍政権が続いている可能性は低い、という自体が語るに落ちている。問題はすでに定年を延長している黒川氏を内閣が検事総長に任命した場合のことだ。60歳から65歳に検察官の「定年を引き上げ」ることと、検察幹部の「定年を延長」することは別の問題である。

今回の検察庁法改正では、『検察幹部の定年延長を内閣が決めることができる』という条文が追加されている。事件や捜査の指揮権を一手に握る検事総長ほか幹部の任命だけでなく、その定年延長までができることになり、再延長、再々延長もできる。黒川検事総長が誕生すれば、2025年の2月まで検事総長にとどめることができる。

トンデモ人事の裏のウラ。
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20200503-the-mysteries-just-keep-coming-for-mr-abe

(止め)
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