コタツ評論

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今夜は加藤巳代吉について

2016-01-11 00:24:00 | 政治
日本側は「蒸し返すな」、韓国側は「前言を翻すな」、「そうビシッと言ってやったよ」と、自国民には説明しているのね。だからね、坊や。鉄棒の「逆上がり」ができないって話じゃないの。練習すればできるようになるよ、逆上がりくらい。なんだってえ、「お前は在日か」って、なに逆上してんだよ、おっさん。

<韓日慰安婦交渉妥結>「不可逆的」めぐり韓日間で解釈の違い
http://japanese.joins.com/article/176/210176.html?servcode=A00&sectcode=A10&cloc=jp|main|top_news

お前は在日かって逆上しそうな友人知人がいたという話をするおっさん。不惑を迎えるというこのおっさんの小説にはあまり感心しなかったが、これはよくまとまったエッセイだね。おっさんの個人的経験は別にして、たぶん、天皇陛下も同意同感されるだろう。つまり、このおっさんは保守派であり、おっさんが期待する中道左派というのが日本の保守なのね、そこよろ

(選べない国で)不惑を前に僕たちは 寄稿、作家・中村文則
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12148912.html?_requesturl=articles%2FDA3S12148912.html&rm=150

最後に民主党について触れているが、民主党並びに民主党議員が自民党並びに自民党議員に比べて、決定的に信頼できない点、あるいは劣っていると換言してもよいところは、選挙に勝とうと思っていないことだ。理念や政策に先んじて、自党の躍進や自らの再選を考えていない。選挙という「洗礼」を受ければ、何をしても何をしなくてもかまわないというほどの選挙への信奉が自民党にはるかに及ばない。「政策や理念によって選挙民から選ばれる」というのと「なにがなんでも選挙にうかる!」では、どちらがより民主的か、だれあか

保守とは態度や姿勢を指すもので、イデオロギーとは相容れぬのはもちろん、綱領もあり得ない不可視なものである(@加藤巳代吉)


古式にのっとって土下座・平伏する加藤巳代吉先生

(敬称略)
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1 コメント

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Unknown (kara)
2016-01-15 18:54:39
いやはや、マスコミが中立とか両論併記とか言い出すことを批判している記事の一つ前が佐伯啓思ってところが悪い冗談ですな。まさに両論併記じゃないか。
どっちが民主的かってところは、どっちなのか、だれあかなのに分かりませんでした。前者がより綺麗ごとであるのはわかりますが、それを承知でもっと綺麗ごとを言うなら、「理念が正しいか正しくないかなんてのは意見の問題なんだから、自分の理念つーか信念を通すために、何が何でも選挙にうかる」っていうのが民主的なんではないかと。
ところで加藤巳代吉って誰ですか。
「保守主義は、イデオロギーじゃなく、避けえない変化に伴う痛みを和らげるための生活の知恵じゃ」っていうのは誰かの言として読んだことがあり、どっかの掲示板かなんかに自分でも書いたことがあるんですが、加藤先生がおっしゃったことだとは知りませんでいた。
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