カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

シルエットのノスリ

2009-01-13 | 町田の谷戸
 この木のどこかにノスリがいるのだが、おわかりになるだろうか。答えは明日にしましょう。距離は百数十メートルはあっただろうか。飛んでいるノスリを目で追うと、この木に止まったので300㎜レンズに換えて撮ったが、バックが曇り空なのでノスリはシルエットになってしまった。図鑑によると体長は54㎝となっていて、ハシブトガラスとほぼ同じ大きさである。
 昨日は写真の方が振るわなかった分、鳥の方に比重が移ったせいか珍しく冬鳥を多く目にすることができた。イカル、シメもこの冬初めて見たので、昨日書いたベニマシコと合わせて今冬初見の鳥が3種、その他23種を見聞きすることができ、合計26種となった。
 見聞きした鳥
ベニマシコ、イカル、シメ、ジョウビタキ、モズ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、アオゲラ、アオジ、ウグイス、キセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、シロハラまたはアカハラ、スズメ、キジバト、キジ、オオタカ、ノスリ、カケス、ハシブトガラス、カワセミ、チュウサギ、ガビチョウ

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黄昏迫る雑木林

2009-01-13 | 町田の谷戸
 昨日は夕焼け狙いだったので、いつもより遅くでかけたため、朝の霜の写真は撮れないし、昼前から曇ってくると光がないため、すべてはモノトーンの世界になってしまう。こうなるとなかなか面白い場面には出会えずシャッターが切れない。そして夕焼けも期待はずれに終わったので、K20Dでこの谷戸の撮影を始めて以来最も少ない撮影コマ数となった。そういえばフイルムで撮っていたころは、一日撮って20コマにも満たないこともあった。
 この写真は尾根道を登る途中で撮ったもので、奥多摩の低山のような雰囲気を感じて撮ったもの。午後遅くの赤みがかった光が雑木林の木々を照らしていた。この写真を撮る少し前、近くをノスリがゆっくりと羽ばたきながら飛んでゆくのを見た。こちらが丘の上にいるので飛んでゆくノスリと私がほぼ同じ目線で見られ、野生の息づかいが届いてくるようだった。昨日はこれを含めて4回もノスリの姿を見ることができたが、2回目にできれば多い方なので、滅多にないことである。

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