カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

セイタカアワダチソウ

2009-01-31 | 町田の谷戸
 セイタカアワダチソウはこの時期すっかり枯れているのだが、まだ種が残ったままの株が逆光に輝いていた。少し風があったので、ピント合わせに苦労しながら撮った一枚。タムロン90マクロでの撮影で、いつもはAFで撮ることはほとんどないが、試しにAFで撮ってみようとしたところ、やはりだめで結局はマニュアルでピントを合わせて撮った。
 私の周辺ではAFで撮っているという人の話をあまり聞かない。どの程度の人がAFを活用しているのだろうかと時々思う。AFを否定するつもりはないのだが、AFになってカメラがつまらなくなった側面はあると思っている。その第一はMFレンズでピント合わせする際のヘリコイドのねっとりとした感触を味わえなくなったことだ。それと同時にそもそもピントリングが細くたよりないものになってしまった。そして、これはAF化とは直接関係はないかもしれないが、しかし、ほぼ同じ頃からコストを安くする傾向が強まって、レンズのプラスティック化が進みどんどんレンズが安っぽくなった。AFの恩恵に与っている人もたくさんいるのだろうが、個人的にはコンパクトカメラはともかく、一眼レフのAF化はなかった方がよかったと今でも思っている。

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