多摩川台公園に夏鳥の飛来の様子を見に行ったところ、オオルリ、センダイムシクイ、エゾムシクイの3種類を確認できました。これらの鳥たちは夏の間をこの公園で過ごすのではなく、まもなく山に移動してそこで繁殖して秋には越冬地に帰って行きます。
エゾムシクイはセンダイムシクイとともにウグイス類(ヒタキ科ウグイス亜科)に属するので、全体のシルエットや羽毛の模様などウグイスによく似ていますが、囀りはそれぞれまったく異なっていて、まるで別種であることを競い合っているようです。しかし、オオルリなどは梢の天辺で目立つように囀るのに対して、エゾムシクイは樹の繁みのなかで囀るので、葉が邪魔をしてなかなか見つけることができません。このため登山の際にこの鳥の囀りはよく聞いたものですが、姿を見たのは今回が初めてでようやく姿と声の持ち主が一致しました。その高く澄んでいて、それでいて少し間延びしたような囀りは登山の疲れを癒してくれたものでした。
あまり期待はしなかったもののもしや、ということで400㎜レンズを持って行ったところ、運よく撮ることができました。
昨年12月下旬以降のこの公園での確認種数は、今日確認した3種と、これまでカウントしていなかった、かご抜けの鳥が野生化したワカケホンセイインコを加え、32種となりました。
エゾムシクイはセンダイムシクイとともにウグイス類(ヒタキ科ウグイス亜科)に属するので、全体のシルエットや羽毛の模様などウグイスによく似ていますが、囀りはそれぞれまったく異なっていて、まるで別種であることを競い合っているようです。しかし、オオルリなどは梢の天辺で目立つように囀るのに対して、エゾムシクイは樹の繁みのなかで囀るので、葉が邪魔をしてなかなか見つけることができません。このため登山の際にこの鳥の囀りはよく聞いたものですが、姿を見たのは今回が初めてでようやく姿と声の持ち主が一致しました。その高く澄んでいて、それでいて少し間延びしたような囀りは登山の疲れを癒してくれたものでした。
あまり期待はしなかったもののもしや、ということで400㎜レンズを持って行ったところ、運よく撮ることができました。
昨年12月下旬以降のこの公園での確認種数は、今日確認した3種と、これまでカウントしていなかった、かご抜けの鳥が野生化したワカケホンセイインコを加え、32種となりました。