夕方近くにこのところしばらく行かなかった江川まで自転車で散歩にでかけました。子ガモがいる頃ではないかと思い行ったのですが、案の条石の上に6羽いました。近くにいた方の話だとマンションのベランダで生まれたので、困った管理人か住人がここに連れてきたこと、そのために親鳥がいないこと、最初は12羽いたのが次第に減っているということでした。昨年も同じようなことがあったので、そのことを言うと同じマンションだとのこと。ベランダで子育てされては困るのであっても、なんとか親鳥がいるところで離せば、どこか別の場所に親鳥が誘導してゆくこともあるのではないかと思うのですが・・・。近くでは巣だって間もないような、まだ尾羽が短いシジュウカラが親鳥と前後するように翔んで行きました。
三ツ池公園の池では、コウホネ(スイレン科)の花が咲いていました。それほど大きな花というわけではないですが、池に浮かぶ黄色の花はとても目立ちます。この仲間の花を初めて見たのは20代の頃に行った尾瀬沼でで、その頃は同じ仲間の花が平地で見られるとは思ってもみませんでした。
ウィーン観光の目玉はシェーンブルン宮殿らしく、宮殿前の路上は観光バスがたくさん停車しており、次々と観光客が宮殿に吸い込まれてゆきます。宮殿内部はさすがに混雑していましたが、庭園はとても広いのでいとも簡単に観光客を呑み込んでしまいます。丘の上まで行きたかったのですが、集合時間に間に合いそうもないので断念して引き返しました。チューリップと緑の芝とのコントラストが鮮やかでした。
チェスキー・クルムロフを15時前に出発して、最後の目的地であるウィーンへ。16時過ぎにオーストリアとの国境を通過しました。現在は同じEUの国なので、自家用車や観光のバスなどはフリーパスで、大型のトラックのみ荷物の確認があるので停車する必要があるとのことです。共産主義時代はここで大渋滞となり通過するのにここで1泊ということもあったそうです。