ムジーク・フェライン・ザールの前には公演案内が貼ってあって、見ると日本人の名前を見つけました。左上のティーレマン指揮、ベートーベンの第9交響曲のアルトがフジムラミホコと書いてあります。日本の音楽家が世界の一流所で活躍している証ですね。ちなみにこの公演は全席売り切れと書いてあります。
訪ねたもう一つの像はブルックナー像で、こちらはブルックナーという作曲家の性格を表わしているかのように少し地味目の花が周囲を飾っていました。背後に植えられている樹も針葉樹で、ブルックナーの深い森を想わせるような音楽を表わしてかのようです。
自然史博物館を見た後、市内を散歩してからホテルに戻りましたが、訪ねた場所の一つがツアーでも行った市立公園。ツアーではJ・シュトラウス像だけを見てバスに戻ってしまったので、公園をほぼ一周して他の作曲家の像も訪ねました。なかでもまず会いたかったのが私にとってはJ・シュトラウスよりもずっと重要な作曲家であるシューベルト像。そのシューベルト像は南側から入ると公園のずっと奥の方にあり、像は色とりどりの水仙とチューリップに囲まれていて、この作曲家がウィーンの人々から特別に愛されていることが伝わってきました。
一昨日は生田緑地に花菖蒲を撮りに出かけましたが、今年は開花が遅れていて咲いていたのは2株のみ。写真になりそうなのは一株しかなく、その株を撮りましたが、咲いたばかりのようでとても活きのよい花でした。自転車で行く途中で雨に降られてしまいましたが、おかげで水滴の付いた花が撮れました。
多摩川台公園ではドクダミ(ドクダミ科)の花がちらほらと咲き出しました。この花が咲き始めると梅雨を連想します。この他、ホタルブクロの花も一輪咲いているのを見つけましたが、植栽したものなのかもしれません。