カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

東京国立近代美術館

2013-11-06 | 美術
 アマチュア写真家で蝶の写真を撮っておられる方の写真展を最終日の3日に見にでかけた。この方の個展はこれまでにも少なくとも2回見たことがあるが、前回見たのは十数年前も前のことだ。開くのが午後からだったので、その前にこの日が無料観覧日になっている国立近代美術館に寄った。九段下駅を降り北の丸公園の中を歩いてゆく。暖かい日が続いていたが11月になり園内はさすがに秋の気配が漂っている。
 
  
 まずは近代美術館の工芸館に行ったが、工芸館に来たのは初めて。元近衛師団の司令部庁舎だったという建物はレンガ造りのクラシカルな雰囲気たっぷり。
 
 
 工芸館では「クローズアップ工芸」という企画展を開催中で、鈴木長吉の鋳造作品や松田権六の漆芸作品など精緻を極めた作品群はとても見応えがあるものだった。
 本館の方は所蔵作品展で、これまでに見たことがある作品も少なからずあり、新鮮味はあまりなかったが、好きな日本画家のひとりである小林古径の栗を描いた作品を堪能し、巻物になっていてたくさんの日本画家の小品が連作のように描かれているものは、それぞれの作風の違いが窺えて面白かった。
 この後、皇居の中を歩いて個展会場のある銀座に向かったが、秋の草花が花盛りだった。
 まずはホトトギス。タイワンホトトギスと書いてあった。
 
 ツワブキはちょうど見頃となっていて一面ツワブキ畑のようになっていた。ヤマトシジミが吸蜜に来ていたので接近したが、一眼レフのズームレンズではあまり近づけない。
 
 センリョウの実。
 

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