2013/8/22
■ようやく時間ができたので、前々から気になっていた「マインド・ゲーム」を見る。
■他にも前々から気になっていた作品は結構あったので、選択するまでにかなり時間がかかってしまった。
■とりあえず日本の長編アニメを立て続けに5本見てみることにして、1本目にこれを選ぶ。
■世にも無残な殺され方をした「西くん」が、ムリヤリ生き返って人生をやり直す話。
■展開は単純。最後はよくわからなかったけど、それ以外の展開は簡単に順を追って思い出すことができる。
■登場人物や風景の絵面が明らかにおかしい。
■ディフォルメとかそういうレベルの話ではない。
■二昔前のマンガ風からほぼ実写まで、めまぐるしくタッチが変わる。とにかく落ち着かない。
■でも、イヤじゃない。
■映画館で見たら、より中毒性がありそう。
■話の展開を見せるだけでなく、膨大な量の「一見意味のなさそうなシーン」をずっと見せられ続ける。
■アニメなんだから、描いてあるものにはすべて意味があるはず。よくやれるな。
■それは登場人物たちの過去の記憶だと思われるんだけど、その取捨選択ぶりが激しい。時に笑えるのがすごい。
■主人公の西くんがとにかくよく走る。
■まず生き返るときに走るし、借金取りから逃げる時に(車で)走り回るし、最後の大脱出の時には水の上だか中だかを走る。
■西くんの元彼女「みょん」も結構走る。
■描写はかなり偏っているけど、青春ドラマ感がある。
■若者たちの持つ「弱み」が愛らしい。ちゃんと成長が見えるのもいい。
■みょんと姉が、なんだかんだでかわいい。
■みょんは、一見バカっぽいけどそれだけじゃなさそうな感じ。どのへんで、そう思えるんだろう?
■おじいさんの第一声で爆笑。
■制作は「STUDIO4℃」。覚えておきたい。
■つまり「いかにして、人生における<あと一歩>を手に入れるか」を描いた話ではないか。
■最後のみょんはそういうことでいいんだよね。
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