遠藤雷太のうろうろブログ
何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。




2014/4/14

新発寒橋往復コース

43:53 7.15km 6:08/km

30分ジョグ+10分を目安にして思いのままに走る。
ナイロンのパーカーを着ていたが、途中で暑くなって脱ぐ。
昼間ならもうジャージだけでいいかもしれない。
ひさしぶりに新川通に行ってみる。
交通量が多く空気が悪い印象。
もしかしたら巷で話題になっているpm2.5かもしれないと思った瞬間に吐き気をもよおす。
多分違うけど、意識するとダメみたい。
ペースはまあまあ。
最初は体が重かったが、感覚とは裏腹にそこそこ走れている。
次はもう少し距離をのばしてみよう。
まだ北海道神宮にお参りに行くのは気が重いが、近いうちに行けそうだ。

※本人が見たら一瞬戸惑いそうな看板。


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クロニクル [DVD]
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


2014/4/11

いじめられっ子が超能力を使えるようになって暴走した結果、自滅する話。
話の展開は既視感がある。
90分ないので、あっさり見終わる。
評価がすごく高い作品だけに、拍子抜けする。
そのあと、人の評論を聞いてなるほどと思う。
主人公が超能力を得て徐々に万能感を持っていく様子が、子供から大人になる多くの人に重なるという論旨。
納得しつつも、自分に限ると大人の万能感をそれほど感じた記憶がないので、共感につながらず。
ただ、描き方がうまい。
能力がインフレしていくジワリジワリ感が、真綿で首を絞めるように不安感をあおる。
そして、省略がうまい。お金のかかってそうなシーンはクライマックスくらいで、あとは編集で処理している。
結果、テンポがすごくよくなっている。工夫。
映画監督デビュー作なのに、手練感がすごい。

※ライムスター宇多丸評を聞いた。

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パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]
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ワーナー・ホーム・ビデオ


2014/4/11

カイジューと巨大ロボが戦う話。
好事家の皆さんが大興奮していたのは知っていたけど、個人的にはほとんど特撮や巨大ロボを嗜んでいないので、心配しつつ見てみる。
結論としては、門外漢でも楽しく見られた。
巨大ロボはボケッと見ててもかっこいい。
汚しがはいってて、架空の存在とは思えない使用感。
カイジューの皮膚感もそれっぽい。
戦闘シーンが迫力たっぷり。
中盤の戦いがおわったところで80分くらい。
とてもおもしろいんだけど、その時点で2時間以上見たような疲労感。
原因は、夜の海での戦闘が多いことかも。
菊池稟子の居心地の悪そうなたたずまい。
特典のオーディオコメンタリーでは、脚本・監督のギレルモ・デル・トロが130分語り尽くしている。一人で。
日本人クリエイターの名前が当たり前のように次から次へと出てきて圧倒される。

※なぜかDVDのみのジャケットが見るからなかったので、画像はセットで。

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三谷幸喜のありふれた生活10 それでも地球は回ってる
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朝日新聞出版


2014/4/7

朝日新聞の2010年4月30日から2011年5月26日までのコラム。
出だしの数編は巨匠・名優の不幸のお話。
不穏なまま、すぐに東日本大震災が起こり、自身の離婚まで書かれている。
マクロからミクロまで。
まさに「それでも地球は回っている」という副題にふさわしい。
ご丁寧に巻末には大竹しのぶとの「離婚対談」までついている。
読むと、世の中には確かに結婚に向かない人間が存在することがわかる。
ずっとカップラーメンとか無理だわ。
それでも三谷は仕事をしている。
三谷幸喜生誕50周年記念大感謝祭の時期でもある。
「ろくでなし啄木」「国民の映画」「ベッジ・パードン」と、舞台仕事のほうは絶好調。
「ステキな金縛り」の製作発表された時期にも重なっているので、どうしてあんなことになったのか、わかるかと思ったけど、わからず。



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2014/4/7

宅急便引き取りコース

34:11 5.42km 6:18/km

大きな郵便局や宅急便の引き取り先が、ちょうど往復30分くらいのところにある。
荷物を取りに行くついでに走ることができるので便利。
あんまり大きいのは困るけど。
ジョギングはほぼ二月ぶり。
体が重く感じない。ペースも普通。
かなり久しぶりにちゃんとアスファルトの上を走ってるんだから、当然か。
深刻だった腰痛も大丈夫。
無理しない程度に、少しずつ距離を伸ばしていきたい。
帰ってきてから家の鍵が見つからず焦る。
運良く見つかったからよかったけど。
明日は筋肉痛になるんだろうか。

※受け取った荷物。


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マルタのやさしい刺繍 [DVD]
クリエーター情報なし
CCRE


2014/4/6
□スイスの小さな村に住むマルタが、夫と死別した悲しみを乗り越える話。
□邦画の「人生 いろどり(2012年)」に先行している。
□監督が意外と若い。1972年生まれ。2006年公開だから33~34歳。
□触れないわけにはいかないマルタ80歳。
□お年寄り特有の妖精感。人間離れしたかわいらしさ。
□冒頭の悲しむシーンで、なぜか笑ってしまった。
□レース生地に触れながら明らかにときめいている様子。
□グレたお年寄りほどタチの悪いものはない。でも、かわいいならいいんじゃないか。
□それでいて、ロマンス要素もしっかりしてる。
□マルタの友人夫妻。施設に入れられる寸前の夫が妻の手をとるところ。
□付き添う女性リーザがちょっと加賀まり子っぽい。
□ノックの仕方。
□息子の小悪党感。
□男社会の男ぶりが残念すぎる。
□妨害するにしても、なぜあの方法。
□お年寄りなのに朝に弱すぎ。
□旗の男が言う、彼女の復活のきっかけになる台詞がおしゃれ。
□パフェでかい。そして甘そう。ドイツのパフェもでかいらしい。ヨーロッパはみんなそうなのか。
□酒場で子供が食っている謎のクリームの固まり。
□ヨーロッパの映画だからというわけではないだろうけど、古いものに対する愛情が深い。
□そんな中でいきなりハイテクな言葉が出てくるとぎょっとする。
□音楽はひたすらアレンジ違いの「グリーンスリーブス」。やさしい。
□役者陣の存在感がすごい。
□そして、楽しそう。生き生きぶりが隠せていない。
□もはや「役者」というジャンルの人が持つ業。
□特典の各役者のプロフィールが長い。
□しかし、あんまり刺繍描写がない。
□もうちょっとテクニカルな職人描写を期待してたんだけど。
□結局、マルタのどんな刺繍だったのかよくわからず。無念。


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2014/4/1

□監督が「くもりときどきミートボール」の人だったので、つまらないことはないだろうと思って見に行く。
□3D(吹替)。子供率高い。
□LEGOの世界で暮らす平凡な若者が、世界を救うかもしれない話。(ネタバレ対策のぼんやり紹介)
□事前知識をあんまり入れないで、「確かにレゴは優れたオモチャだけど、まあ、映画にしたってたかが知れてるよね。オー!マイキーみたいな感じでしょ?」くらいの期待感で見て、打ちのめされるのがオススメ。すいませんでした。
□実写でもアニメでもなく、ちゃんとLEGOじゃないと成立しない話になっている。LEGOじゃなきゃ成立しない話ってどんなだよ。
□ついでに、タイトルの「LEGO(R)ムービー」は単に「LEGO(を使った)ムービー」ではなく、「LEGO(とは何かを提示する)ムービー」になっている。
□そういう意味でタイトルはこれ以外ありえない。脚本家が完璧な仕事をしている。
□細かいツッコミどころを指摘するのも空しい。
□後半のぎょっとする展開にも、スムーズに移行している。自然。どんな技使ったんだろ。
□LEGOが世の中の森羅万象を表現できることは知っていたので、どんな視覚表現されても驚かないつもりだったけども、アクションシーンでびっくり。
□客席で声が出てしまうくらいかっこいい。アメリカのノリのいい映画館で見たらもっと楽しかったと思う。
□子供のころにキン消しとか使って妄想力だけで遊んでいたあの感じが、もののみごとに可視化されている。懐かしさに興奮した。
□伏線の張り方。途中で出てくる真っ黒なあいつの存在までが伏線だとは思わないわ。
□脈略のない世界感がLEGOらしさを表現すると同時に、その後の展開への伏線になっている。抜け目ない。
□ヒロイン描写がくだらなくていい。髪がなびく感じ。
□知ってたけど、やっぱり山寺宏一すごい。
□曲の使い方が好き。耳に残るし、ちゃんと揚がる。
□ラストの切れ味。
□アナ~が名作には違いないけど、好みはこっち。
□ほんとできるだけ余計な前知識を入れないで見たほうがいい。
□映画の日なのにお客さん、あんまり入ってなかった。
□もったいないよ!


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羅生門 デジタル完全版 [DVD]
クリエーター情報なし
角川映画


2014/3/31

意識して平安時代を舞台にした映画を見ようとしているけど、大物を忘れていた。
ただ、寝てしまった。
タイトルは「羅生門」だけど、中身は同じ芥川龍之介作の「藪の中」。
語り手のいる羅生門、山の中の出来事、検非違使の取調べ場所の三箇所が切り替わりながら話が進行する。
演劇にはしやすそう。
元が短編小説で無駄がない印象だったせいか、映像にしてしまうとアクションシーンや各登場人物の語りが長く感じてしまう。
羅生門のすごく巨大な廃墟感がよかった。
あとは山の中と、ほとんどカメラ固定の取調べシーンなので、期待していた平安感はほとんどない。
音楽は西洋のクラシックを使ってるらしい。
雅楽っぽい音もあったと思うけど、どうだったんだろう。
評価されている古典なので気づかなかったおもしろさはあるんだろうけど、今のところ、「羅生門」にしても「藪の中」にしても小説のほうが好み。


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