遠藤雷太のうろうろブログ
何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。




観劇三昧:インプロカンパニーPlatform『梟月村人狼 ON STAGE』

2018/5/29

村人に成りすました人狼を多数決で選び出し、排除しようとする話。

自分自身は「人狼」ゲームの知識がほとんどないので、手さぐりで楽しむ。

人狼なのか人間なのかを多数決で決めるシステムは、ゲームならいいけど、お話としてみると相当ひどい。

たぶん普通の人狼ゲームなら、もっとさくさく進行するんだろうけど、役者さんの熱演でどんどん惑わされる。

お客さんが入ると空気が変わるし、単純にゲームのクリアを目的にもできないので、やっぱり大変だと思う。

いきなり人狼見つかったら早く終わったりするのかな。

駆け引きについては、よっぽど人狼慣れしているか、地頭のいい人じゃないとなかなか意味がわからない。

人間関係も複雑なので腕のいい解説者がほしい。副音声システムがあってもいいのかも。

■作品情報(観劇三昧HPより引用)
劇団名 インプロカンパニーPlatform
公演時期 2017/05/18
上演時間 01:36:34
地域:関東

■出演者:
住吉美紅
早さきえこ
戸草内淳基
小原敬生
斉藤慎介
宮嶋野乃花
村田貴章
干場明日美(Platform/東京オレンジ)
阿部由
石戸貞義(劇団宇宙キャンパス/Re:Play)

■スタッフ :
構成・演出:住吉美紅
ミュージシャン:村田貴章
照明:田中稔彦
音響:三浦麻理恵・石巻遥菜
舞台監督:吉田慎一(Y’sファクトリー)・小林朝紀(Y’sファクトリー)
衣装協力:成川友里子(チームトリプルY)
広報:石巻遥菜
制作:干場明日美・市村彩子
スタッフ:辻周典・嶋拓哉・畑野芳正
演出助手:小原敬生

■あらすじ
終わらない満月を境に、村に訪れた人狼の恐怖。
閉ざされた山奥の村で起きた悲劇。
村人たちは人狼に打ち勝ち、満月を終わらせることができるのか。
それとも、大切な人に化け村人を喰らう人狼達が村を滅ぼすのか。
その結末はまだ誰も知らない。

Platformの人気動画コンテンツ「梟月村人狼」の舞台版。
最も残酷な人狼劇、ここに開幕。

<Platformのインプロ>
Platformでは「即興演劇と台本演劇の融合」を目指し、1公演がひとつのストーリーとなる「コンセプトインプロ」を研究しています。

「誰と結ばれるかわからないラブストーリー公演」
「誰が生き残るかわからないバトルロワイアル」
「有罪無罪を観客が決める即興裁判」など、

時に台本や演出、ダンスなど決め打ちの要素を織り込みながらも
劇中劇や予定調和として即興を扱うのではなく
即興の良さ、自由度を最大限に引き出すための構成を探求しています。

観劇三昧友達招待プログラム
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謝罪】戸草内淳基再入団

びっくり。こんなことあるんだ。経緯はブログ読んでもよくわからなかったけど、修正・調整の速さはとてもインプロの団体らしさを感じる。でも、戸草内さん新人扱いは無理ありすぎ。



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札幌昭和ノスタルジー―我が青春の街角へ
クリエーター情報なし
ぶらんとマガジン社

2018/5/29

札幌のおよそ150年の歴史を写真とエピソードで概観する本。

写真集というには説明が丁寧で読み応えもある。

もうずいぶん長いこと札幌にすんでいるけど、ほんとに知らないことばかり。

札幌駅の変遷、テレビ塔が6ヶ月で作られたこと、大正にはもう市電が走っていたこと、丸井今井百貨店のこと、創成川のサーカスで起きた大事故、すすきのの奇人遠藤隆平のこと。

もう少し戦時中の話も知りたかったけど、大まかな流れがつかめるし、なにより写真資料が多いので当時の様子を想像しやすい。

ルネサンス様式で建てられた美しい三代目札幌駅舎に「旅行の絶対自粛」「必勝輸送の確保」の看板がつけられると、途端に古く見えてしまう。

藻岩山がアイヌ語からえんがる山と呼ばれていたことがあったのは、遠軽町生まれとしてはとんだ不意打ちだった。



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インプロカンパニー「その探偵の名、」コンビニ編

2018/5/28

名探偵アミーゴと助手のコラソンが、コンビニ経営者のチープルック氏を殺した犯人を見つけようとする話。

Platformは動画のアーカイブがすごいことになっている。使われなかったカードの有効活用は書いた人も嬉しいと思う。

観劇三昧と比べると画像が荒いのと序盤に編集が入っている。

探偵の推理が当たらなさすぎて気の毒になる。

傍から見ててもかなりわからない。

一緒に考えてたけど、10回近くの判定機会で当たったのはひとつだけだった。切磋琢磨の人。

お客さんの中には名探偵いたんだろうか。

被害者の職業が決まってから、その場その場で設定がドンドン決まっていくし、エンディングもある程度パターンは決まっているものの、その場で考えて決めるしかない。

そういう意味で、真犯人の独白はさすがの説得力で、ちゃんとその人にしかわからない苦しみを抱えていたことに気付かされる。

劇中のプリンは、我々の知っているプリンではないんだと思う。



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「その探偵の名、」稽古場潜入調査レポート  

観劇三昧:インプロカンパニーPlatform『その探偵の名、「イカサマ上等!恐怖裏カジノ殺人事件」』

2018/5/27

名探偵アミーゴと助手のコラソンが、カジノ経営者のチープルック氏を殺した犯人を見つけようとする話。

回想シーンから推理する仕組みだけど、基本的にシーン自体の面白さに気をとられて推理まで頭が回らない。

各シーンが終わるたびに「あ、推理するの忘れてた」とハッとする。

黙って見ている側でさえこのザマなので、演者さんは相当カロリーを消費しているはず。

昨日見た人参もそうだけど、中盤で急に話が飛躍するのは客席の空気を読みながら意図的にやっているっぽい。

一般的に良い役者さんって、役になりきった上で段取りを完璧にこなせる人だと思っているけど、インプロの場合は、それにくわえて話のフックも自分で作らなきゃいけない。

おまけに本作では推理や駆け引きも加わる。

シアタースポーツで培ったスキルが存分に使いこなして大きな物語を作っている。

特に選択肢の多い序盤が難解なので、もうちょっとヒント出してあげたらいいのに。

ほぼ裸の人がラになっているのが好き。 

■作品情報(観劇三昧HPより引用)
劇団名 インプロカンパニーPlatform
公演時期 2015/09/27
上演時間 01:59:07
地域:関東

■出演者:
安見謙一郎
早さきえこ
住吉美紅
戸草内淳基
小原敬生
斉藤慎介
石戸貞義(劇団宇宙キャンパス/Re:Play)
津田康記(INNERSPACE)
ゆうき(劇団しおむすび)
永田 麻依

■スタッフ :
構成・演出:住吉美紅
照明:田中稔彦
音響:三浦麻理恵(47ENGINE)
制作:嶋拓哉
広報:畑野芳正
参謀:辻周典
スチール:御手洗幸
宣伝美術:小岩井花澄

■あらすじ
少年エコソンは悩んでいた。
憧れだった名探偵の助手になったものの、事務所に持ち込まれる依頼と言えばペット探しや浮気調査ばかり。
この人って本当に名探偵なのかな?信じてついていってもいいのかな?
ある日ひょんなことから 大富豪殺人事件を謎解くことになった二人。
果たして、謎はすべて解けるのか?真実はいつもひとつだけなのか?
被害者のチープルック氏は、ナイフで胸部含む複数個所を刺され死亡していた。
警察は、犯行時刻にアリバイのない被害者の周辺人物7名に容疑者を絞っていた。

<Platformのインプロ>
Platformでは「即興演劇と台本演劇の融合」を目指し、1公演がひとつのストーリーとなる「コンセプトインプロ」を研究しています。

「誰と結ばれるかわからないラブストーリー公演」
「誰が生き残るかわからないバトルロワイアル」
「有罪無罪を観客が決める即興裁判」など、

時に台本や演出、ダンスなど決め打ちの要素を織り込みながらも
劇中劇や予定調和として即興を扱うのではなく
即興の良さ、自由度を最大限に引き出すための構成を探求しています。

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「その探偵の名、」稽古場潜入調査レポート

2018/5/26

名探偵アミーゴと助手のコラソンが、八百屋のチープルック氏を殺した犯人を見つけようとする話。

容疑者各人に「犯人」と「協力者」「被害者に対する感情(複数)」の各カードを割り当てる。

探偵側は、容疑者達が即興で演じる回想シーンから割り振られたカードを推理する。

大昔、自分がTRPGをやってたころに、「役者さんが本気でやったら面白いだろうけど、ルール決め大変だよね」と思っていたことを具現化している。お話の内容と表現形式が正しく一致している。

早さきえこさんのキャラだとなかなか当たらないのが本当にかわいそうになってくる。

そして、あっさり裏切るところは本編の不条理展開よりギョッとする。あんなに心酔してたのに。

他の回もなかなか当たっていないようだし、序盤は選択肢が多くてかなり難易度が高め。

「人参売買」という瞬発力で出てきた単語がとても面白い。

結果、ちょっと前に見たイヨネスコの『犀』みたいな話になっていた。

■作品情報(観劇三昧HPから引用)
劇団名 インプロカンパニーPlatform
公演時期 2015/09/27
上演時間 01:52:41
地域:関東

■出演者:
安見謙一郎
早さきえこ
住吉美紅
戸草内淳基
小原敬生
斉藤慎介
石戸貞義(劇団宇宙キャンパス/Re:Play)
干場明日美(東京オレンジ)
中野和哉(劇団だるい)
岡本知里(劇団しおむすび)

■スタッフ :
構成・演出:住吉美紅
照明:田中稔彦
音響:三浦麻理恵(47ENGINE)
制作:嶋拓哉
広報:畑野芳正
参謀:辻周典
スチール:御手洗幸
宣伝美術:小岩井花澄

■あらすじ
少年エコソンは悩んでいた。
憧れだった名探偵の助手になったものの、事務所に持ち込まれる依頼と言えばペット探しや浮気調査ばかり。
この人って本当に名探偵なのかな?信じてついていってもいいのかな?
ある日ひょんなことから 大富豪殺人事件を謎解くことになった二人。
果たして、謎はすべて解けるのか?真実はいつもひとつだけなのか?
被害者のチープルック氏は、ナイフで胸部含む複数個所を刺され死亡していた。
警察は、犯行時刻にアリバイのない被害者の周辺人物7名に容疑者を絞っていた。

<Platformのインプロ>
Platformでは「即興演劇と台本演劇の融合」を目指し、1公演がひとつのストーリーとなる「コンセプトインプロ」を研究しています。

「誰と結ばれるかわからないラブストーリー公演」
「誰が生き残るかわからないバトルロワイアル」
「有罪無罪を観客が決める即興裁判」など、

時に台本や演出、ダンスなど決め打ちの要素を織り込みながらも
劇中劇や予定調和として即興を扱うのではなく
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【予告】Platform第8回公演「正義のみかた。」 by インプロカンパニーPlatform

観劇三昧:インプロカンパニーPlatform『正義のみかた。「教師戦隊マナビヤファイブ」』

2018/5/24

教師戦隊マナビヤファイブが悪の組織ワルガキーズと戦う話。

前の即興戦隊のテーマ設定が攻めすぎていたので、今回はものすごく安心して見ることができた。

登場人物のキャラクターをお客さんとわあわあ相談しながら決めている絵面が斬新。

スパイ展開という物語の強靭な型を使って、自由度の高い即興芝居をどんどん組み込んでいく。

劇中劇展開になってからは、決まったセリフがほとんどないような気がする。

セリフのない戯曲はどこまで成立するんだろうと考え込んでしまう。

回を追うごとに、敵方のシュバルツのキャラがどんどん育っていく意外性が楽しい。

こういう楽しさはコンセプトインプロならでは。

物語の重要な選択肢をあえて一人の役者に丸投げするという思い切った構成。今回は特に功を奏していた。

どう考えても今回の公演は、主人公の斉藤慎介さん一人への負担が大きい。修行的な何かなのか。

あと、後半のじゃんけんのところが分かりにくく感じた。

■関連:
インプロカンパニーPlatform『正義のみかた。「即興戦隊プラフォンジャー」』

■作品情報(観劇三昧HPより引用)
劇団名 インプロカンパニーPlatform
公演時期 2016/03/07
上演時間 02:16:52
地域:関東

■出演者:
斉藤慎介
住吉美紅
早さきえこ
戸草内淳基
小原敬生
中西悠(INNERSPACE)
広瀬直也(アトミックモンキー)
三枝ゆきの
宮嶋野乃花
五代あたる

■出演※出演者が微妙に違うので劇団HPからも引用
斉藤慎介
住吉美紅
早さきえこ
安見謙一郎
戸草内淳基
小原敬生(以上、Platform)
中西悠(INNERSPACE)

・チーム「Angle」
干場明日美(Platform/東京オレンジ)
津田康記(INNERSPACE)
石戸貞義(劇団宇宙キャンパス)
手塚優希(劇団ゴールデンタイム!/獣の仕業)

・チーム「Friend」
広瀬直也(アトミックモンキー)
三枝ゆきの
宮嶋野乃花(Platform)
五代あたる(Platform)

■スタッフ :
構成・演出:住吉美紅
ミュージシャン:村田貴章(Platform)
照明:赤本龍太
音響:三浦麻理恵(Platform/47ENGINE)
音響補佐:石巻遥菜(Platform)
舞台監督:吉田慎一(Y's Factry)
宣伝美術:小岩井花澄
スチール:御手洗幸
広報:畑野芳正(Platform)
演技指導:嶋拓哉(Patform)
企画参謀:辻周典(Platform)
当日制作:海原優騎(Platform/劇団しおむすび)
協力:有限会社スターダス・21/制作:Platform

■あらすじ
春が来るたびやってくる、新たな正義の5人組。
◯◯戦隊××レンジャー。どんな性格?どんな技?
すべてその場で生みながら、今日も地球を守るのだ。
対する悪の軍団も、強さも事情もその日次第。
勝つか負けるか正義のみかた。裏か表か正義の見方。
お客様の選択で内容や結末が変化する、
世界にひとつの即興ヒーロー物語
地球の明日は、あなたにかかっている!

<Platformのインプロ>
Platformでは「即興演劇と台本演劇の融合」を目指し、1公演がひとつのストーリーとなる「コンセプトインプロ」を研究しています。

「誰と結ばれるかわからないラブストーリー公演」
「誰が生き残るかわからないバトルロワイアル」
「有罪無罪を観客が決める即興裁判」など、

時に台本や演出、ダンスなど決め打ちの要素を織り込みながらも
劇中劇や予定調和として即興を扱うのではなく
即興の良さ、自由度を最大限に引き出すための構成を探求しています。

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【予告】Platform第8回公演「正義のみかた。」 by インプロカンパニーPlatform

観劇三昧:インプロカンパニーPlatform『正義のみかた。「即興戦隊プラフォンジャー」』

2018/5/23

即興戦隊プラフォンジャーが、悪の組織ブラックチェーホフと戦う話。

即興戦隊が公演全体の名称なのかと思ったら、まさかの観客発の本回限定テーマ。

最初に何戦隊になるのか挙げてもらったところ、「インプロ(即興演劇)の役者」という謎の提案。

東京公演のラストで、たぶんオーソドックスなことは一通りやったあとだろうから、それはそれでありなのかも。

当然、メタ構造にならざるを得ないので、他のテーマではありえない専門的な用語や、即興と台本芝居との葛藤なんかもセリフに出てくる。そこは切り離しようがない。

お話の上での即興と台本で話が進むので、実際の台本と即興部分にまで頭が回らない。

楽日だけ見たお客さんの戸惑いぶりを想像するのはちょっとおもしろい。

テレビのヒーロー戦隊モノのように、1クール分のパートに分割して見せるこだわり。

2時間23分は長いけど、逆にこの時間でまとめられたのはすごい。

そして「イエスとアンドでイエスアンド」という決め台詞が出てくる瞬発力もすごい。 

■作品情報(観劇三昧HPより引用)
劇団名 インプロカンパニーPlatform
公演時期 2016/03/07
上演時間 02:23:03
地域:関東

■出演者:
斉藤慎介
住吉美紅
早さきえこ
戸草内淳基
小原敬生

中西悠(INNERSPACE)
干場明日美(Platform/東京オレンジ)
津田康記(INNERSPACE)
石戸貞義(劇団宇宙キャンパス/Re:Play)
手塚優希(劇団ゴールデンタイム!/獣の仕業)

■出演※出演者が微妙に違うので劇団HPからも引用
斉藤慎介
住吉美紅
早さきえこ
安見謙一郎
戸草内淳基
小原敬生(以上、Platform)
中西悠(INNERSPACE)

・チーム「Angle」
干場明日美(Platform/東京オレンジ)
津田康記(INNERSPACE)
石戸貞義(劇団宇宙キャンパス)
手塚優希(劇団ゴールデンタイム!/獣の仕業)

・チーム「Friend」
広瀬直也(アトミックモンキー)
三枝ゆきの
宮嶋野乃花(Platform)
五代あたる(Platform)

■スタッフ :
構成・演出:住吉美紅
ミュージシャン:村田貴章(Platform)
照明:赤本龍太
音響:三浦麻理恵(Platform/47ENGINE)
音響補佐:石巻遥菜(Platform)
舞台監督:吉田慎一(Y's Factry)
宣伝美術:小岩井花澄
スチール:御手洗幸
広報:畑野芳正(Platform)
演技指導:嶋拓哉(Patform)
企画参謀:辻周典(Platform)
当日制作:海原優騎(Platform/劇団しおむすび)
協力:有限会社スターダス・21
制作:Platform

■あらすじ
春が来るたびやってくる、新たな正義の5人組。
◯◯戦隊××レンジャー。どんな性格?どんな技?
すべてその場で生みながら、今日も地球を守るのだ。
対する悪の軍団も、強さも事情もその日次第。
勝つか負けるか正義のみかた。裏か表か正義の見方。
お客様の選択で内容や結末が変化する、
世界にひとつの即興ヒーロー物語
地球の明日は、あなたにかかっている!

<Platformのインプロ>
Platformでは「即興演劇と台本演劇の融合」を目指し、1公演がひとつのストーリーとなる「コンセプトインプロ」を研究しています。

「誰と結ばれるかわからないラブストーリー公演」
「誰が生き残るかわからないバトルロワイアル」
「有罪無罪を観客が決める即興裁判」など、

時に台本や演出、ダンスなど決め打ちの要素を織り込みながらも
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観劇三昧:インプロカンパニーPlatform『ヒドラの匣。「青空デートは無理ですか?」』

2018/5/23

ある精神病院に赴任してきた精神科医が、入院患者の回復のためのカギを見つけようとする話。

同じ演目で3回目の視聴。前回がほぼ事故回だったのに対して、今回はファインプレーの連発だった。

当たり前だけど、公演ごとの違いが極端。

シアタースポーツというくらいで、そのへんの楽しみ方はスポーツ観戦に近い。

特に最終盤の展開での斉藤慎介さんのキラーパスが通った瞬間は、スポーツ観戦の興奮そのものだった。

「きゅうり」や「野球」シーンでのパスが通らないもどかしさが前ふりになっている。

あと、今回は全体の話が面白くなることと引き換えに、主人公の一成先生がどんどんゲス人間になっていた。

家族パートは全体的に苦労している感じ。

ヒロインの住吉美紅さんは、頭の回転の速さと身体能力の高さ、あと見た感じで我闘雲舞のさくらえみさんと重なる。

関連:インプロカンパニーPlatform『ヒドラの匣。「男はみんな強がり狼」』
関連:インプロカンパニーPlatform『ヒドラの匣。「きちんと選ぼうコンビニ弁当」』

【ヒドラの匣】仙台 千秋(演:斉藤慎介[Platform])【キャラインタビュー】by インプロカンパニーPlatform

■作品情報(観劇三昧HPより引用)
劇団名 インプロカンパニーPlatform
公演時期 2016/10/10
上演時間 02:02:38
地域:関東

■出演者:
戸草内淳基
住吉美紅
早さきえこ
小原敬生
斉藤慎介
干場明日美(Platform/東京オレンジ)
石戸貞義(劇団宇宙キャンパス/Re:Play)
永田麻依(インプロジャパン)
うえひらひとみ
二光アオイ(team DICE☆K)

■スタッフ :
構成・演出:住吉美紅
ミュージシャン:村田貴章(Platform)
照明:田中稔彦
音響:三浦麻理恵(Platform/47ENGINE)
舞台監督:吉田慎一(Y’sファクトリー)
小林朝紀(Y’sファクトリー)
制作:市村彩子
衣装協力:成川友里子(チームトリプルY)
映像撮影:滝沢浩司
写真撮影:御手洗幸
宣伝美術:小岩井花澄
広報:畑野芳正(Platform)
素材:allvectors.com
演技指導:嶋拓哉(Platform)
ノンバーバルコミュニケーション指導:菅沼萌恵(劇団熱血天使)
企画参謀:辻周典(Platform)
監修:井川翔

■あらすじ
先輩医師の紹介で、小さな精神科病院に赴任した一成。
そこで待ち受けていたのは見たこともないような
昔から知っているような5人の患者たち。
彼らの心を開く鍵は、お客様の決めたキーワード。
何も知らない主人公が患者の心と本気で向き合って行く。
日常と非日常、主観と客観、心と身体、過去と未来を彷徨いながら
「今」と向き合う即興ヒューマンドラマ。

<Platformのインプロ>
Platformでは「即興演劇と台本演劇の融合」を目指し、1公演がひとつのストーリーとなる「コンセプトインプロ」を研究しています。

「誰と結ばれるかわからないラブストーリー公演」
「誰が生き残るかわからないバトルロワイアル」
「有罪無罪を観客が決める即興裁判」など、

時に台本や演出、ダンスなど決め打ちの要素を織り込みながらも
劇中劇や予定調和として即興を扱うのではなく
即興の良さ、自由度を最大限に引き出すための構成を探求しています。

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観劇三昧:空宙空地「短篇集『ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常』DISC2」

2018/5/22

『ストーカーブルース』は主人公が盗聴している女性の部屋である事件が起こる一人芝居。

実質、主人公と盗聴先の女性の二役を演じている。雑にブラジャーを外すマイムが妙にいやらしい。

短時間で切れ味するどくまとめている。

『LAST TRACK』は旅行先のホテルで、夫婦がケンカする話。

そのあとの話もそうだけど、関戸哲也さんは男女の口喧嘩を面白く書くのが本当にうまい。

そして、粉薬を飲んでむせているシーン以降、『その場しのぎの男たち』の佐藤B作さんにしか見えなくなってしまう。

見た感じもちょっと似ている。

キャスト違いの『ふたり、目玉焼き、その他ささいな日常』(Aバージョン)も楽しい。

ご自身に当て書きして作っているんだろうか。

『サプライズ』はシンプルで無駄のない佳作。本当に好みでゲラゲラ笑ってしまう。

一瀬尚代さんの、いかにも「フラッシュモブみたいな派手なこと」が嫌いそうな見た目には、とても説得力があった。

関連:空宙空地「短篇集『ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常』DISC1ほか」

■作品情報(観劇三昧HPより引用)

劇団名 空宙空地
公演時期 2017/11/12
上演時間 01:15:41

■出演者:
『ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常/Aバージョン』
出演:関戸哲也/おぐりまさこ
『ストーキングブルース』
出演:山形龍平
『LAST TRACK』
出演:関戸哲也/大野ナツコ/おぐりまさこ/山形龍平
『サプライズ』大阪クリエイターバージョン
出演:立花祐介/一瀬尚代(bagdad cafe’)

■スタッフ :
作・演出:関戸哲也
『サプライズ』大阪クリエイターバージョン演出:勝山修平(彗星マジック)
舞台監督・音響:平岡希樹
照明:高山皐月(高山一族)・長坂有紗(愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」)
音楽:いちろー(廃墟文藝部)
制作:油田晃
宣伝美術:studio maco
協力:(有)現場サイド
プロデューサー:おぐりまさこ
主催:空宙空地(津公演・大阪公演・名古屋公演)
東京公演主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

<津公演>
共催:津あけぼの座・特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ
<東京公演>
芸術総監督:平田オリザ/技術協力:鈴木健介(アゴラ企画)/制作協力:木元太郎(アゴラ企画)/企画制作:空宙空地・(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

■あらすじ
「笑っちゃうほど滑稽で、泣いちゃうぐらい いとおしい。」というコピーを軸に描く、
「さまざまなカタチの愛情」がテーマのオムニバス。
約90分のシニカルヒューマンコメディを4作ずつ、2つのセットにしました。

『ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常/Aバージョン』
走馬灯ってどんなんだっけ?あれ?これが走馬灯?
あなたが覚えてるのって、そんなことだけ!?
あんなに一緒にいたのに。
駆け巡る日常。届かない想いが届くとき…。

『ストーキングブルース』
歪んだ愛の顛末は。
そこにあるのは屈託かブルースかそれとも狂気か。
存在感のある身体で魅せる一人芝居。空宙空地の異色作。

『LAST TRACK』
「雨シリーズ」と括られる、空宙空地の人気シリーズ第二弾作品。
異国の避暑地、雨の檻にやさしく閉じ込められた
一組の夫婦のこれまでとこれからと。

『サプライズ』大阪クリエイターバージョン
〜一組の男女の運命を分ける、
今日が、半年前から練った、その大事な日だから〜
演出家に勝山修平(彗星マジック)、出演に一瀬尚代(baghdad cafe’)・立花裕介を迎えクリエイションする、大阪版「サプライズ」。空宙空地の戯曲世界を、関西で注目を浴びる3人のクリエイターが新たな魅力で立ち上げる。

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観劇三昧:妄烈キネマレコード『ぴかぴか』

2018/5/22

友達のいない小学生の「ねむみ」が、宇宙人の「うーちゃん」と仲良くなる話。

最初はうーちゃんと楽しく遊んでいたけど、だんだん彼女にも友人ができて、うーちゃんとの関係も変わる。

うーちゃんの無邪気が狂気に変わっていきそうな、楳図かずおの短編みたいな予感が怖い。

結婚の約束とか必要以上にハラハラしてしまう。

うーちゃんの特殊能力が光るだけでよかった。

そして、大した特殊能力のない宇宙人の哀愁も感じざるを得ない。

子供の嫉妬が活き活きと生々しく描かれているので、ちゃんと嫌な気持ちになる。

一方で自分を客観的に見ることに関しては子供離れしている。

動物の擬人化した作品だっていくらでもあるんだから、子供を擬大人化してもいいんだけど、実際、配分は難しそう。

真面目くんを惑わす悪女的な女子も、あれくらいならほんとにいそうで怖い。

■作品情報
公演時期 2013/11/16
上演時間 01:01:09

■出演者:
藤崎アンジェ
芝原啓成
中村繁之
澤井しおり(以上、妄烈キネマレコード)
名倉しおり
タケダジュンヤ(劇団バッカスの水族館)

■スタッフ :
脚本・演出:澤井しおり
舞台監督:林優(劇団わに社)
舞台美術:岡田保(演劇組織KIMYO)
大道具制作:かすがい創造庫
音響:齋藤正樹
照明: 宮出貴衣(虚構オメガ)
衣装・小道具:澤井しおり
制作・宣伝美術:藤崎アンジェ
制作補佐:後藤万奈

■あらすじ
宇宙人のうーちゃんは、人気者。
わたしの友だちはうーちゃんだけだけど、うーちゃんには友だちがたくさんいる。
わたしは、うーちゃんみたいになりたくても、なれない、ただの人間の子どもだ。
地球のどこかにある、何てことない公園。
大きな宇宙人と、大きくなりたい小さな子どもたちのお話。

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