Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

恐ろしい写真

2008年10月20日 | 社会
前回の日記でこんにゃくゼリーの警告文について考えた際に、以前アメリカ人の友人から、カナダの煙草の箱には凄い写真と警告文がついているよ、と聞いたことを思い出しました。

どんなのだろう?とネットで調べてみたら…
出るわ、出るわ、鳥肌が立つような写真がテンコ盛り!
口腔癌でひどい状態になった歯ぐきの写真や、喫煙で被害を受けた内臓、心臓の開胸手術赤く腫れた腫瘍、煙草の影響で茶黄色に変色した肺の写真など…
しかも、カナダだけでななく、イギリス、ブラジルなどで、そういった写真添付策がとられているようです。
カナダでは、2000年に写真を添付するようになってから、24%だった全体喫煙率が、20006年には18%に落ちたのだそうです。
特に青少年の喫煙率は、写真を導入してから3年間で3分の1以下に落ちたのだとか。
ブラジルがこれを真似し、31%だった喫煙率が3年で22.4%に減ったのだそうです。

恐るべし、写真効果。
ショックだったのは、日本の女性用のお洒落な煙草の箱と、ブラジルのネズミとゴキブリの写真を貼り付けたブラジルの煙草の箱の比較画像。
この死骸写真の下に「喫煙時あなたは砒素・ナフタリンなどネズミやゴキブリ用の駆除剤と同じものを吸入している」という警告表示が載っているのだそうです。
日本のはキラキラとしたピンクで、お洒落な化粧用コンパクトか、携帯電話のよう。
それに比べて、ブラジルのは…
でも、中身は一緒なのです。

百の文言を盛り込むより、
こんなショッキングな写真を貼り付ける方が、余程効果的だと思うのですが…

ブラジルの煙草パッケージ 
コメント
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