Zooey's Diary

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トルコ料理店「イスタンブール」

2008年11月15日 | グルメ
赤坂のトルコ料理店「イスタンブール」に行って来ました。
ここは、1988年に日本で初めて新宿にトルコ料理店を開いた店なのだそうです。
赤坂東急ホテルの2階の端にあり、窓から、立体交差する首都高がよく見えます。

長身のトルコ人の青年が最初に運んでくれたのは、小さなスープとサラダ。
このスープ、お店の人に確認するのを忘れましたが、多分「メルジメック チョルバ」(レンズ豆のスープ)だと思われます。
トルコのあちこちで、よく出て来ました。
味を一言で説明するのは難しいのですが、ちょっと甘くて、ちょっとしょっぱくて、ちょっと酸っぱくて、ちょっと辛い。どうしたらこんな味が出せるのだろう?とレシピを探してみたら出てきました。

材料 レンズ豆 3/4カップ 玉ねぎ中1個 人参1/3本 じゃがいも小1個
   固形コンソメ1個 塩少々 水6カップ レモン、チリ、ミント

甘いのは豆の素材の味、酸っぱいのはレモン、辛いのはチリを入れるせいか…
なんとも微妙な味です。甘いのか、酸っぱいのか、辛いのかハッキリせい!と言いたくなるくらい。でもトルコ人にとっては、懐かしい”お袋の味”なのだとモノの本には書いてありました。

メインは3種類から選ぶようになっていて、私はドネル・ケバブを頼みました。
ケバブとは、中東地域で肉類をローストして調理する料理の総称。
ドネルとは回転という意味だそうで、肉を串にさし回転させながら焼き、焼けたところからナイフでそぎ落としていくトルコ料理のことです。
見た目は雑ですが、コクがあって中々美味しいものです。
イスタンブールの街のいたるところで、この料理を使ったファースト・フードの店、これをはさんだサンドイッチの屋台が見られ、香ばしい匂いが漂っていました。

デザートはプリン、飲み物はチャイを頼みました。
トルコのデザートは、甘すぎて口に合わないものも多かったのですが、このプリンは素朴な味で美味しい。ただ、形といい、味といい、素っ気なさ過ぎる気もしますが。
チャイは、向こうでは、もっと大きな角砂糖が必ず2個ずつ付いていました(しかも見回すと、それを2個とも入れて飲む人が多いようだった)が、こちらでは日本人に合わせたのか、小さなのが1個だけ。

トルコの国では、私は当然ながら「異邦人」だったので、どんな料理が出ても、それを食べさせて頂くという感じだったのですが、ここ東京でトルコ料理を食べる分には、もっと大きな顔で好きなように批判できる気がします。
ここのランチ、デザートとドリンク付きにしても1500円と、とってもリーズナブルです。
久しぶりにトルコの味を口にして、旅の思い出が甦るようでした。

「イスタンブール」 
コメント (2)
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