ウィーンに初の猫カフェが今月、オープンしたのだそうです。
”日本人の女性店主と5匹の猫がお出迎えのウィーン中心部のカフェ「NEKO」。
気ままに店内を動き回る猫の写真を撮ったり、なでたりして喜ぶ客で開店初日から
にぎわった。コーヒーと猫の組み合わせが新鮮に映ったようだ。”
「ウィーンに猫カフェ」 http://sankei.jp.msn.com/world/news/120505/erp12050508220003-n1.htm
猫カフェというと、とても日本的なものだと思っていました。
コタツにミカンに猫、というイメージをそのままカフェに持ち込んだような。
ウィーンのカフェというと、例えば昨夏行った「カフェ・ザッハー」のような、古くて重厚な建物の中の
高い天井にシャンデリア煌めく、ちょっと冷たい感じのカフェを思い出すので
(無論この店は、ウィーンでも高級なお店の部類に入るのですが)
「猫カフェ」というのは非常に意外な気がするのです…
まあ猫好きは万国にいるのでしょうから、需要はあるのでしょう。
ウィーンのカフェというと、もうひとつ思い出すのが映画「ビフォア・サンライズ」。
ユーロ・トレインの中で偶然出会ったフランス人女性とアメリカ人男性。
会話を始めてすっかり意気投合した二人は列車を途中下車して
ウィーンの街なかをあてどもなく歩きながら、翌日の朝までを一緒に過ごすのです。
その間、二人が喋ること喋ること。
石畳の歩道で、カフェの中で、ウィーンの森の中で。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの持ち場に帰る朝がやってきてしまう。
もどかしくて、切なくて、その故美しい、小さな佳作でした。
この作品、9年後に二人が出逢うという続編(ビフォア・サンセット)もあるのですが
そっちはもっとやるせなくて、もっともどかしい。
私は、一作目の方が好きでした。
「ビフォア・サンライズ」から
”日本人の女性店主と5匹の猫がお出迎えのウィーン中心部のカフェ「NEKO」。
気ままに店内を動き回る猫の写真を撮ったり、なでたりして喜ぶ客で開店初日から
にぎわった。コーヒーと猫の組み合わせが新鮮に映ったようだ。”
「ウィーンに猫カフェ」 http://sankei.jp.msn.com/world/news/120505/erp12050508220003-n1.htm
猫カフェというと、とても日本的なものだと思っていました。
コタツにミカンに猫、というイメージをそのままカフェに持ち込んだような。
ウィーンのカフェというと、例えば昨夏行った「カフェ・ザッハー」のような、古くて重厚な建物の中の
高い天井にシャンデリア煌めく、ちょっと冷たい感じのカフェを思い出すので
(無論この店は、ウィーンでも高級なお店の部類に入るのですが)
「猫カフェ」というのは非常に意外な気がするのです…
まあ猫好きは万国にいるのでしょうから、需要はあるのでしょう。
ウィーンのカフェというと、もうひとつ思い出すのが映画「ビフォア・サンライズ」。
ユーロ・トレインの中で偶然出会ったフランス人女性とアメリカ人男性。
会話を始めてすっかり意気投合した二人は列車を途中下車して
ウィーンの街なかをあてどもなく歩きながら、翌日の朝までを一緒に過ごすのです。
その間、二人が喋ること喋ること。
石畳の歩道で、カフェの中で、ウィーンの森の中で。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの持ち場に帰る朝がやってきてしまう。
もどかしくて、切なくて、その故美しい、小さな佳作でした。
この作品、9年後に二人が出逢うという続編(ビフォア・サンセット)もあるのですが
そっちはもっとやるせなくて、もっともどかしい。
私は、一作目の方が好きでした。
「ビフォア・サンライズ」から