Zooey's Diary

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盗人猛々しい話

2012年05月17日 | 社会
海外のニュースを読んでいると時々、瞬時に意味が理解できないことがあります。
このニュースもそのうちの一つ。
「泥棒に入られた被害者が、泥棒の遺族から提訴されるー中国」

うん?どういうこと?
中国紙寧波日報などによると、2010年、浙江省寧波市江北区のマンションで暮らす
李さん宅に、陳という名の泥棒が侵入。
陳は盗みを働いた後、現場から逃走を図るも、足を踏み外してマンションから落下し死亡。
陳の遺族は「息子は李さんの家に入った。李さんには息子の安全を保障する義務があるが、
その義務を怠った」という理由で李さんを訴え、
葬儀費などを含む慰謝料約67万元(約850万円)を請求したというのです。

なんのこっちゃ…?
泥棒の親が、泥棒息子が死んだのはそっちのせいだと被害者を訴えたって?
盗人猛々しいという言葉はあるが、盗人の身内猛々しいというのは知らなかった。
信じられない。
この事件、裁判所は結局、”事故当時の陳は成人年齢に達しており、明け方にマンションを
よじ登って部屋に侵入することが危険な行為であると十分理解していたと判断。事故当時、
警察が立件しなかったことからも李さんに責任はないとし、陳の遺族の請求を却下した”
とのことです。
当り前でしょう!?

しかし…
尖閣列島の事件などの詳細を読むほどに
国家レベルで、という言葉が脳裏に散らついたりもするのです。

「泥棒被害者を泥棒遺族が提訴、逃走時に足を踏み外して死亡したため」
http://www.narinari.com/Nd/20120517923.html


FBから

コメント (6)
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