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文化村の「クマのプーさん展」に行って来ました。
よっぽどマニアックなプーさん好きか、春休みだから子どもが行くのかと思っていたら
あっとビックリの行列、20分待ち。
しかも大人が多い!(北斎展などに比べたら、やはり若い人が多かったが)
少年クリストファー・ロビンがクマのぬいぐるみ「プー」と
森の仲間たちと遊んだ日々を描いた1920年代のイギリスの児童文学「クマのプーさん」。
A.A.ミルンが物語を書き、E.H.シェパードがイラストを。
クリストファー・ロビンは、著者A.A.ミルンの息子クリストファー・ロビン・ミルンがモデル。
英国ヴィクトリア&アルバート博物館から来た、E.H.シェパードの原画が非常に多く展示されることが
今回の展示の魅力なのだそうです。
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しかし、原画って小さい。
しかも薄い鉛筆描きが殆ど。
それを満員の美術館の中で大勢の頭越しに観る訳ですから、非常に観にくい。
現在見られる、あの綺麗なカラー版のプーさんは、1970年代に90代のシェパードが
鉛筆描きの原画に水彩絵具で着色したのだそうです。
知りませんでした。
大体私はV&A博物館も訪れたことがあるのに、他にも宝物が多すぎて
プーさんの原画には気が付きもしなかったのでした。
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私が幼い頃親しみ、息子たちにも散々読み聞かせした「クマのプーさん」。
息子たちはもうろくに覚えていないようですが
しつこい私の頭の中には、今もいくつかのフレーズがこびりついています。
”「ああ、クマ公!」とクリストファー・ロビンはいいました。
「ぼくは、きみがとってもすきなんだよ!」
「ぼくだってさ」と、プーはいいました。”(クマのプーさんより)
ボロボロになるまで慣れ親しんだ絵本は、幸せだった子どもの日々、
或いは可愛かった息子たちの幼い日々を、瞬時にして蘇らせてくれる
魔法の道具でもあります。
ついでに文化村のドゥ・マゴでランチ。
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「クマのプーさん展」 https://wp2019.jp/