Zooey's Diary

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やっと出られたね

2021年09月06日 | 社会

昨夜パラリンピックが閉幕しました。
「違いが輝く世界」がテーマだという閉会式は、コンパクトながらも華やかで楽しそうで、五輪のよりはずっとよかったように思います。
自分もその一端を担ったという意味で言いにくいのですが、ボランティアを壇上に上げたのもよかった。
涼しい室内で楽な仕事だった私に比べて、炎天下、あるいは肌寒い秋雨の中でのボランティアの仕事はどんなに酷だったことか。
盲導犬も活躍したのですね。



そして嬉しかったのは、大会マスコットのミライトワとソメイティが出てきたこと。
この子たち、五輪の開閉会式でも、パラリンピック開会式でも出番がなかったのでした。
同じように思った人も多かったようで、SNSでは「ああああミライトワとソメイティだああああ!」「やっと出られたね」と話題になったようです。



パラリンピックをこんなに熱心に観たのは初めてでした。
腕がなくても足がなくても眼が見えなくても四肢が動かなくても、人はこんなにも輝けるのか。
無論その裏には、血と汗と涙が滲む努力が隠されているのでしょうけれど。


閉会式の最後は、次のパリに引き継がれました。
パリのセーヌ川沿いのトロカデロ庭園からライブ中継が行われ、大勢の人々がマスクもしないで集まり、密になって大声を出して騒いでいる。
なんという違い。
日本もワクチン接種があと数ヶ月早かったら、有観客での大会ができたかもしれないのに。
言っても詮無いことですが…



ちなみに9/4の新規感染者数は日本が16013人、フランスが13316人だったのだそうです。
人口比で考えればフランスの方が遥かに多い。
ワクチンの接種証明などを持った市民が集まったのだそうですが、彼我の違いをつくづく考えてしまいました。

コメント (12)
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