Zooey's Diary

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ニコライ堂、大道芸音楽

2024年03月09日 | 社会

お茶の水のニコライ堂は、1891年(明治24年)に建てられた、日本初にして最大級のビザンチン様式の教会だということです。
関東大震災で大部分を焼失、これは1929年に修復されたもの。
しかし、大震災前の写真(Wikiから)がこちらだといいますから、見事なものです。



明治時代にロシアに留学した女性画家山下りんのことを「白光」で読んでから、一度観に行きたいと思っていました。
下級武士の娘として生まれ、どうしても画家になりたくて苦労を重ね、大司教ニコライの尽力でロシアに留学するものの、船底で荒くれ男たちと雑魚寝、乗客の残飯を与えられるという船旅。そしてロシアではもっと悲惨な境遇が、彼女を待ち受けていた…
150年も前にそんな苦労を重ねて描いた彼女のイコン画が、ニコライ堂の中にある筈ですが、夕方で入館できず残念でした。
こちらは2017年に行った、サンクトペテルブルクの本家ニコライ堂。



昨日のその後向かったのは、アテネフランセでの「大道芸音楽の夕べ」。
ヨーロッパ中世の音楽を演奏するジョングルール・ボン・ミュジシャン・ユニットによる小さな音楽会。
美しいバグタイプの演奏を聴いて、イギリスの街角で聴いたあの音色を思い出しました。
他にも古式ヴァイオリン、パーカッション、ハーディガーディ、パイプ&ティバーなど変わった古楽器がいっぱい!



コンサートの後の軽食は「トラットリア・レモン」で。
学生時代にお茶をした古い画材屋「レモン画翠」の系列だというので楽しみにしていましたが、なんと画材屋から遠く離れている。
ウロウロ迷ってあまりゆっくりできませんでしたが、少々非日常な楽しい夕べでした。



「白光」の感想文 
コメント (4)
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