18日土曜日、10℃に満たない雨の中を震えながら帰省。
翌日曜の親戚宅の法事に、92歳の母のたっての希望で連れて行ったのでした。
母になんとか支度させ、一時間強の道のりをナビに頼ってようやく辿り着くと、二十数名の親類が勢揃いしている。
コロナ以降、義母の法事など身内だけでやってきたので、これだけ大勢の法事は久しぶりでした。
なんだか見たことのある顔の住職がお説教していると思ったら…
翌日曜の親戚宅の法事に、92歳の母のたっての希望で連れて行ったのでした。
母になんとか支度させ、一時間強の道のりをナビに頼ってようやく辿り着くと、二十数名の親類が勢揃いしている。
コロナ以降、義母の法事など身内だけでやってきたので、これだけ大勢の法事は久しぶりでした。
なんだか見たことのある顔の住職がお説教していると思ったら…
NHKの健康番組などで見たことのある、小笠原文雄氏でした。
病院ではなく、自宅での看取りを推奨する医師で、日本在宅ホスピス協会会長でもある。
「末期癌など病状がどんなに絶望的な患者でも、最期まで自宅で朗らかに暮らし、清らかに旅立てるようにケアすること」が信条なのだそうです。
「みんなに知ってほしい日本のものすごい10人の住職」という本にも、「誰もが住み慣れた自宅で最期をと身を捨てて医療に尽くす住職」として選ばれています。
読経の間にその著書が廻って来たので、末席に連なっていた私はこっそり読ませて頂きました。
在宅での最期を希望しても家族や病院の了解もいることだし、中々実現は難しいとは思いますが、そうした選択肢もあるということにホッとします。
小笠原先生、さすがにお話も素晴らしく聞き入りましたが、少々話が長すぎ…
その後、料亭に移動して会食。
和やかに進んだ宴が終わりかけた頃、当家の87歳の叔母が突然嘔吐して昏倒したのです。
会場は大騒ぎになりましたが、その娘たちが着物の帯を緩めたり、大声で呼びかけたり、テキパキと対処。
叔母は糖尿病を患っているのですが、薬学系の息子や医大生の孫が、着物で締め付けたり疲れが出たのだろう、ちゃんとインシュリンは打ってるし、吐いちゃったから大丈夫と請け負ってくれて頼もしい限り。
救急車が来た頃には、叔母も意識を取り戻していました。
夜、お礼かたがた電話した時には、叔母は病院からもう戻っていて、明るい声を聞かせてくれました。
叔母が元気になってくれて本当によかった。
親戚付き合いは大変なこともありますが、都会のマンション暮らしでは到底お目にかかれないシーンに遭遇して老いと死について考えさせられたり、イトコたちと久しぶりに話ができたりして、有意義な一日でもありました。
そういうことでしたか・・
お疲れ様でした
お母様、すごいですね
92歳で法事に参列したいとおっしゃって・・・
それを叶えてあげたzooeyさんも優しいです~
近くならともかく・・
確かに親戚一同が介しての法事など
すっかり無くなってしまいました
みなさん集まられてお母様も安心なさったでしょうね
私は父も義母も在宅で看取りました
特に父は、最初は入院していたのですが
どうしても家に帰りたいということで
在宅医療に切り替えたのですが
一時、驚くほどに回復して このまま治ってしまうんじゃ、って
思ったほどでした
家にいるという安心感がこれほど身体に影響するなんて・・
と、痛感しました
叔母様のことも大変でしたが、
周りの皆さんの適切な対応で
大事にいたらくなくてよかったです・・・
くちこの母は64歳で他界・・・
今、くちこが64歳。
そして、在宅の看取り、
これができたら・・・
人は、一秒でも長く生きることが大事なのか、
一秒でも長く自分らしく生きることが大事なのか、
本人と家族と、医師の協力が必須ですね。
在宅の看取りを手伝う医師、くちこは尊敬します。
くちこ教室の生徒さんは、自宅でお舅さんを看取られました。
お姑さんは御存命ですが、既に98歳?
また、ご自宅で看取られるのかしら、と。
叔母様、
的確に対応されて良かったですね。
低血糖も起こっていたのかしらね。
お母さまは92歳で、法事に臨まれたのですね。介添え役も大変の事と思いますが随分しっかりされているのですね。最近は法事とは縁がなくなりました。今度は自分ないしは配偶者が亡くなったりで、我が家でもそろそろ日帰りしかできなくなってきました。いつかはそういう時が来るのはわかっていましたがコロナで一気に弱ったりするものですね。
叔母さまが快方に向かわれて良かったです。
一人ではとても行けないので仕方ないのです。
親戚一同が介しての法事、以前は当たり前でしたが、コロナで暫くなかったので、私も久しぶりでした。
>私は父も義母も在宅で看取りました
ジュリアさん、凄いですねえ。
人間、弱ると綺麗ごとだけではすまない。
お下の世話から大変なのに…
小笠原先生の本にも、病院では生きる気力を失くしていた人が
自宅に戻って生き生きと見違えるようになった例が幾つも紹介されていました。
いいなあと思いましたが、一人では中々難しいでしょうねえ。
お母上、さぞ心残りだったでしょう。
在宅の看取りを手伝う医師、私も素晴らしいと思いますが
実際の所、周囲ではあんまり聞いたことがないのです。
この小笠原医師が初めてでした。
更に私が住んでいる辺りはマンションが多く核家族ばかり、
友人知人、看取りどころか同居している人も聞かないのです。
日本も地域によって随分違いますね。
叔母は一時顔面蒼白になって、どうなることやらと思いました。
よかったです~
法事や冠婚葬祭、コロナで随分縮小されて、
こんな大掛かりなのは久しぶりでした。
都会の友人では、法事なんかしないという人も結構います。
地方に行くとそうもいかないのですが、家によっても随分違うようです。
当日のことをうまくまとめられました。
私は今朝記事を追加しました。
その後のことはこちらを参考にさせて
いただきました。
恢復されて安心しました。
よかったです。
お母様無事に法要参列できて
何よりです。
92歳で…素晴らしいですね。
叔母様びっくりされましたね。
でも不幸中の幸い皆さんがいらっしゃる時で
直ぐに対処できて回復されて
本当に良かったです。
食事の後にでもゆっくりお喋りしようと思っていたら
あんなことになって、それどころではありませんでしたね。
でも大事に至らず、何よりでした。
Y叔母上も、お疲れになったのでしょうね。
本人のたっての希望でしたので。
でも歩くときなど、若い孫世代が色々手伝ってくれて助かりました。
ありがとうございます。
高齢であること、糖尿病であることなどから、
やはり何が起きるか分かりませんね