昨年6月のワークショップ&シンポジウムを本にするべく、先日関係者が集まった。
(参加者のみなさん、ごめんなさい。もう少し待ってくださいな)
その中で、ワークショップをするときの名前が話題になった。
インプロのすぅさんは、日常の関係を持ち込まないために、ワークショップでの名前をつけてもらうことと、その名前で呼び合うことを重視していて、名前を呼び合うゲームを必ず入れる。けれど、自己開示が必要な自己紹介は特にしない。
プレイバック・シアターのはねちゃんは、やはり個々とそのときのお互いの関係を大切にするために、ワークショップでの名前をつけてもらうし、日常の仕事や役割とは関係のないことで自己紹介をしてもらう。
コミュニケーション・アーツのゆりさんは、個ということはあまり重要ではなく、むしろ場としてワークショップをとらえるために、名前をそれほど重視しないし、名前をよぶゲームをすることもない。「ここに来ていなかったら、何をしていましたか?」というような形で、自分を語ってもらうことはあるけれど。
名前は関係性を表す。
私は孫に「おばあちゃん」ではなく「ふうみん」と呼ばせようとしている。
だけどまだ口が回らなくて「みんみん」という。(かわしい!!)
私が「ふうみん」と呼ばせようとするから、およめさんのみきちゃんも「ふうみん」という。
私は、この関係がとてもいいと思っている。
ふたりの共通の知り合いも「ふうみん」と呼ぶようになってきている。
この関係を「理想の姑」と言ってくれる人もいるけれど
たぶん、こういう関係性はあまり日本的じゃない。
だから、嫌な人はいやだろう。
どう呼ぶか。深い!
昨年6月のワークショップのメンバーが集まると、なにげない話が深くなる。