ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

や~っと、本ができました!

2007-07-29 00:33:45 | 本・論文・雑誌

Manabidrama01

本の紹介1

『学びの即興劇』武田富美子著(2007年)晩成書房

今日(いや、気がついたらすでに昨日)、まっさらの本が自宅に着きました。「学びの即興劇」の本が。

うれしい! 装丁がすてき。表紙の絵は、釣り人が魚を釣り上げているところ。

うれしい! でも、恥ずかしい。今となると、よく理解しないまま書いていると思うところがあるのです。

でも、うれしい! 未熟であっても、弱点はあっても、それはそれでいい。その時点ではそうだったのだから。そこからまた伸びていこう。それでいいのだ。

晩成書房 http://www.drama-ee.net/ へ注文で取り寄せられます。

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授業に渡部淳先生を迎えて

2007-07-27 21:52:44 | 授業・教育

前日のブログで紹介したように、教職総合演習の11期生最後の授業に、渡部淳先生に来ていただきました。

単に授業を見ていただくだけでなく、なんと! 学生たちが進行する授業に、一緒に参加してくださったのです。

しかも、浅野恵美子先生と一緒に来られたので、あつかましくも浅野先生にも授業に参加していただくことになりました。

ドラマ教育について大先輩のお二人に、この授業がどう映るのかドキドキものでしたが、好意的な講評をいただいて、「私のひとりよがりでなさそうだ」と励まされました。

この日の授業、「『最後の授業』をテーマに60分の授業を計画する」というものだったのですが、クラスお別れ会という雰囲気で、ゲームに終始しました。

まず、手のひらの大きい順に並び替え。なんと! 最大は私。最小のさゆりと間接ひとつ分違いました。実は私は末端肥大症。手と足が異常に大きいのです。そのくせ、頭は小さく、脳みそは少ない! のです。

ワンタッチオブジェ。進行役が出したお題でオブジェをつくったのち、授業の感想をオブジェで。オブジェをつくるとき、みんなピタッと静止して、みごとでした。淳先生は片足で立って、ピタッ! すごい! 若い!

長いもの競争。身につけたものや持ち物で一番長いラインをつくったグループが勝ちというゲームです。

「アントニオ猪木がころんだ」。「だるまさんがころんだ」の要領ですが、「○○がころんだ」と言われたら、それになりきった格好をする。オニから、ダメが出たら、外れる。最後まで残れるのは誰か。なつきとただしでした。ただしが写真を撮っている私の真似をしたときは、ひっくりころげてしまいました。

そして最後が、なんと! 告白ゲームでした。お互いよく知り合ってきたことを披露したのでした。実は、このクラスは時間がなくて、告白ゲームはしていなかったのです。それを、学生たちがやってくれるとは・・・。私と少しやり方は違いましたが、やってくれて良かった。

ところで、私は「ドラマ教育」ということばはあまり好きではないのです。教育という日本語には、教え込むというニュアンスがある気がします。イギリスではDIE(drama in education)、アメリカでクリエイティブ・ドラマ(creative drama)と言われているそうです。エデュケイションは、引き出すということが語源のようです。ドラマの手法は、それぞれの人が持っているものを引き出してくれます。何か、ぴったりの日本語ができるといいのですが・・・。

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第四回「学びの即興劇」研究会報告―淳先生のワークショップ

2007-07-27 07:41:06 | 研究会報告

Game_jun 渡部淳先生のワークショップ。テーマは「集団づくりとドラマ教育」。グループをつくり、組み替えながら、関係性をつくっていく過程を学びました。参加者30名。研究会メンバー6名、職総合演習の受講生16名、その他の沖国大生2名、そのほかの繫がりで5名、そして私。

予定より、10分ほど遅れて始まりました。

まずは、ドラマ教育についてのお話から始まりました。残念ながら、遅刻してくる人が気になっていて、よく聴いてなかった私です。

(写真はワークショップの前の授業。淳先生は生徒役で参加してくださいました。相手の良いところを誉めるゲーム「告白ゲーム」で告白中。嬉しそうなマサキ)。

拍手まわし・アクションまわし。二つのグループで、最初は隣へ送っていましたが、いつの間にか入り乱れて。

メモリアル・リング。空中の30センチ幅のリング上に立っていると想像しながら、移動。名前とメモリアルデイの紹介。

バレーボール。最初はふたり一組で。次に、4人で。二グループで、トス・アタック・レシーブのデモンストレーション。

縄跳び。大縄跳びを最初はひとりずつ、次はふたり同時に飛びました。

ブラインド・ウォーク(主人と従者)。二人一組。目をつぶった人の後ろから、背中をツンツン叩いて導きます。お互いがぶつからないように。

絵本の場面を想像したブラインド・ウォーク。ソファや暖炉のある部屋に入って、出るまでをデモで体験。

鏡。人と鏡が自然に何度チェンジできるか。

歩く・止まる。全員が同時に歩き出し、止まる。

相手を感じながら歩く。二人が組になって、互いに存在を意識しながら、だんだん離れて行き、間に人が入ってきたら挨拶を交わしながらも意識して移動。ストップして目をつぶる。次の合図で相手の居るほうに体を向ける。なんと!全員が自分の相手のほうを向いていました。

何してるの。4グループで。

フリーズフレーム。これは希望者5人でデモ。まず「喜び」というテーマを相談しないで一瞬でひとつの静止画に。「不在」は5人で1分相談。相談で「母親不在」ということになり、寂しく家に居る子どもたちと遠くに離れた母親とを表現。

Closing 前日のキジムナー・セミナーがお話中心だったので、アクティビティを中心にしていただき、両方参加のメンバー(私含めて3人)も大満足。デモを上手に使いながら、教育の中にどのように応用できるかのイメージもできて、とても充実した2時間でした。さすが!(写真は、クロージング)

私は、遅刻・早退に気を遣いつつ、自分自身が楽しんでしまって、記録をとっていませんでした。この記録は、翌日、淳先生に助けていただいてできました。

4時20分からの授業に引き続き、淳先生、長時間ありがとうございました。

浅野恵美子先生(「ストーリードラマ」の訳者のひとり)も参加してくださって、とても光栄でした。

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第五および六回「学びの即興劇」研究会

2007-07-19 20:53:18 | お知らせ

第五回「学びの即興劇」研究会は、ドラマ教育研究会プレ企画に便乗します。

ドラマ教育研究会プレ企画 8月1日(水)18:30より キリスト教学院大学リズム室

詳細は、「drama_premeeting.doc」をダウンロード

第六回「学びの即興劇」研究会は、9月28日(金)19:00より沖縄国際大学図書館4F学習室2にて。詳細は未定ですが、金曜日なので、終了後呑みに行きましょう。

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本のカバー

2007-07-18 23:06:36 | 日記・エッセイ・コラム

今日、『学びの即興劇』の本のカバーがメールで送られてきました。さすが、プロがつくっただけあって、なかなかステキな装丁です。

3月発行予定・・・が、ここまで延びてしまいましたが、今月中には何とか実現しそうです。

コメント (2)
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