ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

祇園祭

2011-07-16 13:17:09 | 日記・エッセイ・コラム

呉服屋さんに勤めているNさん(高校の同級生)の案内で、鶏鉾を見てきました。Image330

以前に鶏鉾のベルギー製の見送について、新聞で読んだことがあったけれど、それを間近にみせてもらいました。トロイの王子と妻子の別れって、祇園祭とどう関係があるのかよく分かりませんが、京都の人の「新しモン好き」かなと思ったりします。

祇園祭は人ごみと暑さしか印象になかったのですが、この日は風があり、余裕が出来たら、すべての鉾と山をまわってみたいと思いました。

そのあと、鮒鶴の川床でフレンチ。これもNさんが予約してくれ、鴨川の風に吹かれ、月をめでながら、楽しい会話で優雅にお食事。至福のひと時を過ごしたのでした。京都に居ながら、川床初体験。

Image338同級生のT君とRさん。写真では外灯と月の区別がつきませんが、少し高い位置にあるのあるのが月です。十三夜かな?

一晩の優雅のツケで、仕事が溜まってしまった。トホホ。

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授業とワークショップの違い・・・成績をめぐって

2011-07-04 15:54:15 | 日記・エッセイ・コラム

先日のスルーのワークショップで、成績についての問題を取り上げました。

実は、授業でも「評価」を学ぶ入り口として、成績についてのロールプレイとグループでの即興ドラマをやっています。でも、授業のときと考えたり感じたりする深さがまったく異なると感じました。

まず、70人と14人の人数の差が大きい。深く掘り下げたいときは10人から15人ぐらいが最も適しているようです。

ウォームアップにかける時間。スルーでは約90分。授業ではほとんどゼロ。90分あれば、まったく初めてでも無理なくドラマの世界に入っていけるようです。

授業では、どんな当事者がいるか分からないので、全員に先生役をやってもらっています。先生同士で、起こったことについて語り合うという設定です。スルーでは、タロー、タローの母、先生と、事件の当事者になってもらいました。やはり、当事者になってみたほうが心に響く。

でも、一番異なるのは、参加者の構えかもしれません。望みもしないのに授業でドラマを「やらされる」という感覚と、何か分からないと思いつつも「お金を払ってでも自ら参加する」という意気込みと。研修講師に呼ばれたときにも、参加者の姿勢の違いを感じることがあります。忙しいのに、研修だから参加せよと言われてもねえ。

となると、ドラマはたまたま集まったメンバーでまったく異なる展開になるということ。免許更新講習はどんな人たちが来るのでしょう。出会いが楽しみです。

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