ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

一時間のレクリエーション―新入生オリエンテーションにて

2008-05-27 11:44:36 | ワークショップの報告

某短期大学。今年も新入生オリエンテーションに呼んでいただきました(2008年5月13日)。(昨年のものは2007年5月13日付ブログ参照)

開校式が延びたため、80分の予定が1時間に。しかも場所が体育館、人数は70人。体育館は、声が分散してしまって、やりにくい。

新入生たちは講堂から体育館に来たものの、「こちらへ来てください」と言っても、壁に張り付いて動かない。それで、班毎に場所を指定。やっと集合することができました。自発的に動けない集団の場合は、できるだけ具体的にやることを示すということがポイントですね。

まずは、「ネコが好きか、犬が好きか」「休みのときに街へ行きたいか、自然の中へ行きたいか」で動いてもらいました。次に自由に歩いて、告げた人数でグループ作り。自由に歩くと言うのが難ししく、円を描いてぐるぐる歩いていました。

三人一組になって「鳥・木・嵐」のゲーム。そこそこメンバーが入れ替わったところで、三人で自己紹介。名前と行ってみたい所。

こんどは、行ってみたい所で世界地図つくり。アメリカがとても多く、アフリカはたったひとりでした。ひとりで行動できる人が居るという点では、昨年と雰囲気が違います。

誕生日の順に並んで、リング。時間がないので一人ひとりに聞きませんでしたが、「同じ誕生日の人が居ますか」と問うと、驚いたことに何組も。三人一緒と言うのも二組もありました。珍しい! 

二重の円をつくって「バン!」。相手を変えながら、やりました。昨年もそうでしたが、これはとても楽しそうでした。

こんどは4人で見えない縄跳び。12人で大縄跳び。発表! 最初のグループは少しばらつきましたが、だんだん上手くなっていきました。

1時間は短いな。でも、最初の表情と終ったときの表情がまったく違う。緊張した暗い顔から笑顔へ。男子学生が数人いて、最初はうまく入ってくれるか気になりましたが、無事、入れたようです。学生リーダーに男性がいたのも良かった。ひとりだけ、アンケートに「こういうのは苦手。バレーボールがいい」と書いていました。その感想を読みながら、新入生オリエンテーションが、このレクリエーションだけでなく、スポーツもプログラムされていたので、「良かった」と思いました。

私にとっては、あまり良い条件でなかったのですが、それでもそこそこうまく進行できたのは2年生のリーダー達のおかげ。前日に、打ち合わせ。モデルを演じたり、グループに入ったりと、大活躍してくれました。大学側からも前もって資料が送られてきたり、事前の打ち合わせがバッチリでした。

県内の大学の新入生オリエンテーションについて少し調べてみましたが、かなりのところが学科単位で合宿をしています。同じ大学内でも、上級生が計画・実行するという伝統をうまくつくれる学科と、そうはいかないところがあるようですが、それは指導する大学教員の意識というだけでなく、学科の特徴なども関係しているように思いました。

私は、70人という人数はドラマワークに適していないと思っています。これが100人とか150人とかになると、なおさら。でも、合宿のアイスブレイクとしては、ドラマワークはとても適しているとも思います。進行役がチームであると多人数でも楽にできるので、そういう意味でも、上級生がチームで運営するようになれば、実り多い合宿になるように思います。ということは、学生リーダーの養成がカギになるのでしょうか。

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第三回ドラマ教育研究会の記録

2008-05-22 10:12:09 | 研究会報告

第三回の研究会便りができました。「3.doc」をダウンロード

ご覧下さい。

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ひさびさのプレイバック・シアターワークショップのご案内

2008-05-20 22:25:41 | 日記・エッセイ・コラム

りこさんから案内が来ました。

*******
6月のプレイバック・シアター・ワークショップのご案内

日常の何気ないできごとや懐かしい思い出など、参加者のストーリーをプレイバックして楽しんでみませんか。
日 時 6月15日(日)10:00~16:00
会 場 沖縄国際大学厚生会館4階ホール
講 師 羽地朝和(プレイバック・シアター研究所所長)
参加費 下記へお尋ねください
問合せ・申込先 古賀徳子koganori☆hotmail.com(☆を@に変えてね)
*******

プレイバック・シアターは参加者が語ったことを、即興劇で表現しながらふりかえります。語り手となった人は、自分のストーリーは観るだけで演じません。そういうスタイルの即興劇です。

自分を見つめる機会にもなり、表現する楽しさもあり。楽しみです。

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ゆうこうと―第12回「学びの即興劇」研究会

2008-05-17 19:17:34 | 研究会報告

「学びの即興劇」研究会の主要メンバー何人かが島外へ行ったこともあり、いろいろ事情が重なって、今回は時間を過ぎてもゆうこうとふたり。「これからどうしようか」と話し合いもしましたが、「今日はインプロのパフォーマンスがあるし、行こうか!」ということになり、結局、インプロを楽しみました。

まあ、たまにはこういうこともあってもいいでしょう。

やよいが遅れてかけつけてくれ、「少ししか見られなくて残念。でも、久しぶりに笑った気がする」と。

次回から、「学びの即興劇」研究会も、もうちょっと気合をいれます。ゆうこうとやよいが頼りだよ。

コメント (2)
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沖縄ドラマ教育研究会 The Okinawan Society of Drama Educaton

2008-05-12 08:37:12 | 日記・エッセイ・コラム

第3回ドラマ研究会の終了後、参加者の勢いを借りて、運営委員を承認していただきました。呼びかけ人4人が結局そのまま運営委員にシフトしただけなのですが。

浅野会長、棚原副会長兼会計、金城副会長、私は事務局長と言うことになっています。この四人の中では私が一番暇そうだし(といって、それほど暇でもないのですよ~、他の人が忙しすぎるだけで)、連絡調整係に適任とは思うのですが。

事務局長になって激変したことが・・・。

ファックスが直ったんです~!

アレルギーの会全国連絡会の運営委員(二度目)のときに、我が家にファックスを導入。それまで旧態のダイヤル電話でなんの不自由もなかったのですが、おかあさんが中心の会ではファックスが連絡をとりあうのが主流になっていて、仕方なく導入。ところが、急速にメールに移行して結局余り活躍せず。

だから壊れても差し支えなく、放置してありました。

でも、事務局長という話になって、「うちはファックスが壊れているので、ファックスについては浅野先生お願いできますか?」と言ったら「直したほうがいいよ」と。

ということで、思い切って修理に。結果、あまりお金もかからず、直りました。

こんなに簡単に直るとは思ってなかった。事務局長を引き受けてなかったら、永遠に修理に出さなかったかも。

ファックスは直ったものの、3年以内には別の人に引き継いでほしいので、あとの人が「こんなに仕事があるの?」なんて思わないように、できるだけ何もしないつもりですよ。ボランティアは楽しみながらやるもの・・・ですね。

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