ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

学生部からの手紙

2007-05-31 14:21:27 | 日記・エッセイ・コラム

3月に沖女へリーダー研修にお邪魔して、学生リーダーたちが見えない綱で見事な綱引きをしたことは、以前に書きました。

学生部のHさんより、メールをいただきました。ご本人の了解を得て、下記に掲載します。

*****

先週をもちまして、本年度の新入生オリエンテーションを無事終了致しました。後半は、児童教育科合同(214人)の宿泊研修でしたが、学生リーダーの事前取り組みと当日の進行がすばらしく武田先生にお礼を申し上げる次第です。

リーダー研修後、リーダーが自主的に十数回の打ち合わせ会議をもち、実施要項も何度も目をとおしてチェックし、新入生からも進行がよかったと称賛された程です。また、事前とりくみがいいために、欠席者も2人にとどまりました。昨年度のリーダーもすばらしい働きをしてくれましたが、本年度のリーダーには、敢闘賞を授与したい気持ちです。

今回の宿泊研修が成功したのも、武田先生のリーダー研修のプログラムに負う部分が大きいと感謝しております。本当に有り難うございます。

*****

「彼らは、きっとすばらしい力を発揮するだろう」という予感がありました。もし、私が何がしかのお手伝いができたなら、とても嬉しいです。リーダーの意識作り、仲間作りには、身体表現を通して行なうドラマ教育という手法は、うってつけの分野なのかもしれません。

それにしても、新入生オリエンテーションを先輩が準備して新入生を迎える。まず、そのシステムがすばらしいと思います。この学校もまたアトホームないい感じでした。

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インプロ・ソング

2007-05-31 11:30:13 | 日記・エッセイ・コラム

私は、最近、毎週火曜日に珊瑚舎スコーレで、高校生たちと一緒に上田真弓さん(まゆみさん)の演劇講座を受講している。

先日、なほちゃんのインプロ・ワークショップがあった。案内にインプロ・ソングとあったので、出たくてたまらなかったけれど、他の事が重なって、行けなかった。

そしたら、一昨日、まゆみさんが授業でインプロ・ソングをやってくれた。最後に、「青い空」と「ぺろぺろキャンディー」という言葉をもとに、思い浮かんだ言葉を思い浮かんだメロディーに乗せてそれぞれに歌いながら合唱した。十人ぐらいで。とても面白かった。

言葉とメロディーでイメージが広がるのも面白い。自分が歌っていることを誰かが受けて繋いでくれるのも嬉しい。最後のほうで、私の「あおいそら~」の繰り返しに、隣に居たおのちゃんが合わせて「あおいそら~」と歌ってくれて、とても快かった。

この前の沖女のワークショップでだれかが「何もものがなくてもみんなで一緒にやれば楽しいということを発見した」と感想に書いてくれたけれど、本当にそうだなあ。沖縄の人は特に「何もものがなくてもみんなで一緒に楽しむ」ということが上手だと思う。沖縄に来て、良かったな。

それにしても珊瑚舎スコーレは、少人数だし、アトホームだし、学校として理想的だと思う。

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第三回「学びの即興劇」研究会

2007-05-30 20:00:21 | お知らせ

日時:6月25日(月)18:50~21:00

所:沖縄国際大学図書館4F 学習室1

テーマ:コミュニケーション―キャッチボール

参加ご希望の方はdrama-ee☆cap.ocn.ne.jpまでご連絡ください。(☆を@に変えてね)

小学校PTA行事のアシスタントをしていただける方もこの例会への参加をお願いします。若干の打ち合わせを予定しています。PTAのお母さんたちと、この週のいずれかに打ち合わせをしますので。

なお、第四回は渡部淳先生(日本大学教授)に来ていただいて例会をします。ドラマ教育について学びましょう。7月25日(水)18:50~沖縄国際大学厚生会館4F ホールにて。詳細は、後日。

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先輩登場!

2007-05-24 09:52:55 | 授業・教育

Img_2479 11期の授業ももう中盤。

昨日、9期のまどか、さやかが、授業に来てくれました。

たった1年の違いですが、半年一緒に授業を過ごしたメンバーは、先輩として頼りになります。まどかたちも、「1年違いなのに、若いというか、ういういしい気がする」と。先輩の余裕なのでしょうね。

こんなふうに、先輩たちが授業に来てくれると嬉しいです。

(写真は9期)写真を入れられるが初めて分かりました。

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報告:第二回「学びの即興劇」研究会報告―頼る・頼られる

2007-05-24 00:39:14 | 研究会報告

私を除くと、参加者15名+見学1名とちっちゃなお友だち。

在校生と卒業生、コミュニケーションのトレーナー、学級行事のために見学に来られたPTAのお母さんたち、高校の先生と、多彩な顔ぶれでした。

お母さんたちは、結局巻き込んで一緒にやってもらいました。無理矢理ではないですよ。

まず、私からコミュニケーションについてなど話して、それぞれ名前と今日期待することを自己紹介。なのに、私の力量と2時間という時間では、全員の期待に応えるわけにはいかず、結局やりたいことをやりました。すみません。

1.リング―手のひらの大きさ。睡眠時間。近頃の元気度。元気な順から「今日この頃の私」について。お疲れの方が多いようで。

2.ゲーム「木こり」―ハッ!と邪気を吹き飛ばそう。

3.背中でおしゃべり―背中合わせのまま、立つ。座る。ひとりで頑張ろうとしないで。

4.振り子―三人一組。真ん中の人が振り子。両脇から支える。振り子の人が不安がらないように。徐々に振幅を大きく。頼る。頼られる。どんな感じ?

5.歩く・止まる―四人が一列になって、一緒に歩き出し、一緒に止まる。合図もなしに。ただこれだけのことなのだけど。「リードしたかな?」「出だしが難しい」でも、だんだん息が合ってきた。

6.リング―誕生日

7.三人一組でシェアリング

8.ブラインド・ウォーク―ペアになって、目を閉じて歩く人と、それを導く人。無言で。慣れたら、目を閉じたままでペアを変えてみよう。頼れる人と、不安になる人と。何が違う?次は目を閉じて、椅子を乗り越えてみよう。声と体で導いて。「頼っていいよ」「信頼して」と言うには、責任も伴うし、準備も必要。

9.トラスト・フォール―信頼の「人の川」へ身を投げる。私を含めて三人が倒れた。倒れる人が頼る人?受け止める人が頼られる人?そんな単純な関係ではないみたい?

10.最後に、ひとことずつ振り返り。2時間が短い。

在校生を含め、みなさん忙しい中、時間をつくって来てくださいました。明るい表情で帰っていただいたのが、何よりでした。広がるといいな。こういう学びが。

小学校のPTA行事も楽しみです。

次回研究会は、6月25日(月曜日)と決まりました。引き続き、テーマはコミュニケーションです。

スカートの人はやりにくそうでした。やはり、パンツルックが良いようです。こういう時は。

実は、今日は直前まで何の準備もせず、どうにかなるだろうと思っていたのです。でも、直前になって、やはりプログラムをつくりました。それでも、プログラム通りにはやっていません。遅れてくる人が多かったこともあって、特に前半は。その場の雰囲気で、そんなふうに変わってしまうのが面白い。

コメント (2)
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