今日は、おかずに声をかけていただいて、ネイチャーゲームの助手に行ってきました。
参加者は小学校1年生から6年生までの24人。それと子どもクラブ(?)のスタッフ3名。
9時からの約2時間。
「集合」に時間がかかり「ひとつの輪になりましょう」ができない元気な子たち。
男の子(特に低学年)は、そもそも話を聞いていないし、高学年(特に6年生)の女の子は控えめで輪のうしろになりがち。
そりゃそうだわね。おまけに夏休みだし、暑いし。これで整然と輪になれたとしら、そんな小学生、かえって気持ち悪い。
そんなわっさわっさとした状態の中でも、近くの公園で目を閉じてどんな音が聞こえるか感じてみたり、「黄色いもの」「おいしそうなもの」「宝物」を探したり。
最後に見つけた宝物をもってクーラーのきいた講堂へ。
ヒルガオの花をとってきた男の子、おかずに「花を取って良いって言ったっけ」と言われていましたが、ごめんなさい。その子も私も話を聞いてなくて、「取ってもいいよ」と言ったのは私です。
ペアをつくって自分の宝物を紹介し、次々ペアを変えて宝物を伝達していくゲーム。
写真左が私の宝物。草のイヤリングです。
子ども「イヤリングって、手を離したら落ちるじゃん」
私「じゃあ、耳に差してみよう。あっ、やっぱり落ちる」
子ども「眼鏡に挟んだら」
私「そうしよう。あっ、やっぱり落ちる」
子ども「鼻の穴に入れて~」
私「やってみてよ~」
イヤだって。
最後に宝物を元の持ち主に戻すのですが、持ち主の名前が変わってしまったものが続出。
それでもなんとか全部元の持ち主に戻りました。
写真右は、ある男の子が面白い石があると教えてくれて拾ったもの。
「すごい!よく見つけたね。ひょっとして、将来化石博士とかになるんじゃない?」というと、
すでに化石博士だそうで、「この石にも化石があるかも」と言っていました。
しょっちゅうじゃれあっている(でも片方が一方的にたたかれたりしている)男の子どうし。
「仲良しねえ」というと「仲良しじゃない!」
「だって、いつも一緒じゃん」
「兄弟!」
「えっ?どっちがおにいちゃん?」
結局、おにいちゃんが弟をたたいて泣かしていました。
「あんたたちねえ。帰っても一緒にいるんでしょう。じゃあ、今は間に入らせて」
と、ふたりの間にむりやり割り込む。
お兄ちゃん「おまえはもう死んでいる」(これって私も知っているけど、古くない?)と手型の銃をつきつけてくる。
「カチッ」というので
「やられたあ~」と死ぬと
「早すぎる。まだ撃ってない」と言われる。芸が細かいやん。
それから、何度か殺されました。
最後は、ペアになって、おかずの持ってきた石を片方が渡し、渡された方は手触りだけで元に戻された多くの石の中から自分のさわった石を探すゲーム。
みんな当てようと必死で楽しんでいました。
ゲームのあと、輪になりました(このころには輪になっていました)。
おかずの「石はどうしてできるか知っている?」の質問に「宇宙から隕石が来る」「火山が爆発して冷えてできた」など、メチャ賢い子どもたち。
ようやく子どもたちと仲良くなって、これからという感じだったのですが、終了!
また行きたい!
絶対、また行きたい!
昨日、立命館大学での最後の免許状更新講習でした。
来年の3月まで、「立命館大学で最後の」が積み重なっていくのですね。
テーマは毎年(昨年は少し違いましたが)「対話のある学習―協同学習と演劇的手法」ということでジグソー法と演劇の手法を取り入れています。
これまでは、津田塾大学の吉田真理子先生と一緒に開発した「ハックルベリー・フィンの冒険」を取り上げてきましたが、今年は道徳を取り上げました。
自分でも「なんでこうなんだろう」と思います。なぜ無難に行こうとしないのか。
「アラがあるから変えていこう」というのは当然としても、安定しているのにそれを捨てて次の冒険をしたくなる。
まして、道徳なんて、専門家でもなければ推進派でもない!
しかも、ほかで実践したことをもってくるならまだしも、いきなり免許状更新講習でやるって、どうよ。自分につっこみまくりながらも、やりたいという思いが勝ちました。
最初の案は
レクチャーとウォームアップののち
① コールバーグの道徳性発達の六段階説、モラルジレンマの授業の進め方をジグソー法で学ぶ
教材は「トランジット・ビザ」(『中学校新モラルジレンマ教材と授業展開』荒木紀幸)
② 「風に立つライオン」の教材で、演劇的手法を取り入れた道徳授業を体験してもらう
(さだまさしの歌をもとに学生が考えた授業。『演劇と教育』No.704に掲載していただきました。)
③ 「一文笛」の教材を使って、グループで演劇的な技法を使った道徳授業を考えてもらう
「一文笛」(『中学校新モラルジレンマ教材と授業展開』荒木紀幸)
④ やってみてどうだったかをふりかえる
スケジュール
9:30-11:00 第1 講(90 分)レクチャー、チェックイン&ウォームアップ、ジグソー法
11:10-12:40 第2 講(90 分)ジグソー法ふりかえりと「風に立つライオン」体験
12:40-13:30 休憩(50 分)
13:30-15:00 第3 講(90 分)午後のウォームアップ、「風に立つライオン」ふりかえり、「一文笛」の授業づくり
15:10-16:40 第4 講(90 分)つくった授業をやってみてふりかえる、全体のふりかえり、チェックアウト
16:40-16:50 アンケート
17:00-17:30 認定試験(30 分)
実際には、次のようになりました。
9:30-10:50 第一講(80分) レクチャー、チェックイン&ウォームアップ、グループ分け
11:10-12:40 第二講(100分) ジグソー法、「風に立つライオン」
12:40-13:30 休憩(50 分)
13:30-15:00 第三講(90分) 午後のウォームアップ、美濃山小の「15の演劇的手法と4つのなりきって『書く』活動」の紹介、ジグソー法と「風に立つライオン」のふりかえり、「一文笛」で授業づくり(30分、うしろの10分で演劇の手法を決めるように促す)
15:10-16:40 第四講(90分) 授業づくり(20分、教師役を決めるように促す)、授業実践とふりかえり(2グループペアで、各25分。授業15分、ふりかえり10分のめやす)、講師からのまとめとお知らせ、チェックアウト
午前中までは、まず順調でした。ちょっとレクチャーが長くなって、ジグソー法のまえで休憩に。第二講でジグソー法のふりかえりをしないまま、「風に立つライオン」に移りました。
「風に立つライオン」は、今回いろいろな観点からの意見が出たし、ワークシートにもコールバーグの段階を意識しつつのふりかえりがあり、体験として良かったのではと思いました。ワークシートを書いて、ホワイトボードに貼ってもらうところで昼食休憩に入りました。
午後は、私自身がおなかいっぱいで、とても眠いので、体をうごかすことから入りました。それを静止画の説明に結び付け、美濃山小学校の「15の演劇的手法と4つのなりきって『書く』活動」の紹介への流れ。あとの授業づくりで、説明しただけで実際にはやってみせなかったホット・シーティングを使うグループも出てきたので、この流れは良かったと思います。ただ、少し時間が長すぎたようです。次に、ジグソーと「風に立つライオン」のふりかえりを入れたので、授業づくりに当てる時間が短くなりました。しかも、ふりかえりのときに、せっかく貼ってもらったワークシートにふれるのを忘れました。
美濃山小学校の道徳の授業については、『授業づくりネットワークNo.30』に書かせていただきました。
授業づくりが思ったより時間がかかりました。授業の一部で良いといったのですが、先生方はかなり真剣な話し合い。もっと小さな課題にするか、スモールステップにしながら、時間を区切るかしていけばよかったかもしれません。
例えば、「この教材で演劇の手法を入れる場面をひとつだけ作ってください」とか。
一番想定外だったのは、「一文笛」の結末部分を渡さずに授業づくりをやってもらったためか、遵法精神を授業のねらいにしたグループがあったこと。スリをさせないためにどうしたら良いかという、「解決策」を考える授業になってしまいました。それはそれで面白かったのですが。
結末部分をあとで配布しました。そうでないと、結末に引きずられて、葛藤状況にならないのではと思ったのです。これが裏目に出たようで。
ちょっとショックでした。せめて、ちゃんとふりかえりの時間をもって、そのことをディスカッションできればよかったのですが。
「法を犯してでも命を救うという選択がありうる」という見解に立つことが、個人の信条として難しい方がいるのかもしれない。
あるいは、学校というところでは「スリをしても良い」というようなことを言ってはいけないと思っておられるということでしょうか。
そうなると、「命を助けるために他に方法がないのか」という話し合いにならざるを得ない。
「一文笛」をジレンマ教材として取り扱う難しさを改めて感じました。
やってみて、「一文笛」の学習計画を演劇的手法を使ってつくり、それを実際にやってみるということがいかにムチャブリだったか。普通、「そんなことやるまでもなく分かるだろう」と思いますよね。確かに。でも、私はできると思ってしまう。
そして、実際にやりきった先生方の力量には「さすが!」。脱帽です。
2グループをペアにして、互いに生徒役、先生役でやってみるということ。そして、やってみてどうだったかを話し合うという方法の良さを再認識しました。
90分4コマがあっという間でした。
でも、ひとりで4コマ通すのはやはり疲れました。
学生がふたり手伝ってくれ、それは本当にありがたかったです。
終わってから学生の感想。
「こういう免許状更新講習だったらいいけど、レクチャーを聴くだけだったら1日は疲れる。」
自分が将来講習を受ける時を想像したようです。
「自分たちの時もありますかね」というので、「演劇的な手法をつかった講習はあると思うよ。他にもアクティビティを主体とした講習はあるよ」と言いました。それにしても、5日間の講習は、受ける方も大変ですね。行きたいものなら良いのですが。
「自分たちは演劇の手法をつかっていろいろやってきたので、『一文笛』をみてもいろいろな場面が想像できるけれど、1日だけだと先に体験した方法に囚われると思った。」
どういうこと?と聞くと、「例えば井戸に身を投げる子どもの気もちを想像する場面を取り入れてみたい」と言っていました。なるほどね。
確かに、この講習ではそこまで自由な発想は生まれませんでした。
「どういう場面を演劇的手法でやってみたいか」という課題にすると、発想も広がるし授業づくりと実践の時間は短縮できそう。
ジレンマ状況からは遠ざかるかもしれませんが。
こういうのも何ですが、私は自分の進化を実感しました。
「なぜ、こんなチャレンジができたのか」
それは、自分が未熟でも、受講者がそれを補ってくれると信じられるようになったからだと思うのです。
「何か良いことを言わなければ」「最高のものを提供しなくては」というよりも、「一緒に考えて作っていきたい。その材料を提供する」と考えられるようになりました。
これは、日ごろの授業で一緒に考えてくれる学生たちに接しているからだと思います。
だから、好きです。この仕事。
でも、今回も結局ICTでトラブったし、「資料がどこへ行った」とパニクる場面もあったし、時代についていってない面があるのも確か。
ぼちぼち、引退時です。
来年の3月まで、「立命館大学で最後の」が積み重なっていくのですね。
テーマは毎年(昨年は少し違いましたが)「対話のある学習―協同学習と演劇的手法」ということでジグソー法と演劇の手法を取り入れています。
これまでは、津田塾大学の吉田真理子先生と一緒に開発した「ハックルベリー・フィンの冒険」を取り上げてきましたが、今年は道徳を取り上げました。
自分でも「なんでこうなんだろう」と思います。なぜ無難に行こうとしないのか。
「アラがあるから変えていこう」というのは当然としても、安定しているのにそれを捨てて次の冒険をしたくなる。
まして、道徳なんて、専門家でもなければ推進派でもない!
しかも、ほかで実践したことをもってくるならまだしも、いきなり免許状更新講習でやるって、どうよ。自分につっこみまくりながらも、やりたいという思いが勝ちました。
最初の案は
レクチャーとウォームアップののち
① コールバーグの道徳性発達の六段階説、モラルジレンマの授業の進め方をジグソー法で学ぶ
教材は「トランジット・ビザ」(『中学校新モラルジレンマ教材と授業展開』荒木紀幸)
② 「風に立つライオン」の教材で、演劇的手法を取り入れた道徳授業を体験してもらう
(さだまさしの歌をもとに学生が考えた授業。『演劇と教育』No.704に掲載していただきました。)
③ 「一文笛」の教材を使って、グループで演劇的な技法を使った道徳授業を考えてもらう
「一文笛」(『中学校新モラルジレンマ教材と授業展開』荒木紀幸)
④ やってみてどうだったかをふりかえる
スケジュール
9:30-11:00 第1 講(90 分)レクチャー、チェックイン&ウォームアップ、ジグソー法
11:10-12:40 第2 講(90 分)ジグソー法ふりかえりと「風に立つライオン」体験
12:40-13:30 休憩(50 分)
13:30-15:00 第3 講(90 分)午後のウォームアップ、「風に立つライオン」ふりかえり、「一文笛」の授業づくり
15:10-16:40 第4 講(90 分)つくった授業をやってみてふりかえる、全体のふりかえり、チェックアウト
16:40-16:50 アンケート
17:00-17:30 認定試験(30 分)
実際には、次のようになりました。
9:30-10:50 第一講(80分) レクチャー、チェックイン&ウォームアップ、グループ分け
11:10-12:40 第二講(100分) ジグソー法、「風に立つライオン」
12:40-13:30 休憩(50 分)
13:30-15:00 第三講(90分) 午後のウォームアップ、美濃山小の「15の演劇的手法と4つのなりきって『書く』活動」の紹介、ジグソー法と「風に立つライオン」のふりかえり、「一文笛」で授業づくり(30分、うしろの10分で演劇の手法を決めるように促す)
15:10-16:40 第四講(90分) 授業づくり(20分、教師役を決めるように促す)、授業実践とふりかえり(2グループペアで、各25分。授業15分、ふりかえり10分のめやす)、講師からのまとめとお知らせ、チェックアウト
午前中までは、まず順調でした。ちょっとレクチャーが長くなって、ジグソー法のまえで休憩に。第二講でジグソー法のふりかえりをしないまま、「風に立つライオン」に移りました。
「風に立つライオン」は、今回いろいろな観点からの意見が出たし、ワークシートにもコールバーグの段階を意識しつつのふりかえりがあり、体験として良かったのではと思いました。ワークシートを書いて、ホワイトボードに貼ってもらうところで昼食休憩に入りました。
午後は、私自身がおなかいっぱいで、とても眠いので、体をうごかすことから入りました。それを静止画の説明に結び付け、美濃山小学校の「15の演劇的手法と4つのなりきって『書く』活動」の紹介への流れ。あとの授業づくりで、説明しただけで実際にはやってみせなかったホット・シーティングを使うグループも出てきたので、この流れは良かったと思います。ただ、少し時間が長すぎたようです。次に、ジグソーと「風に立つライオン」のふりかえりを入れたので、授業づくりに当てる時間が短くなりました。しかも、ふりかえりのときに、せっかく貼ってもらったワークシートにふれるのを忘れました。
美濃山小学校の道徳の授業については、『授業づくりネットワークNo.30』に書かせていただきました。
授業づくりが思ったより時間がかかりました。授業の一部で良いといったのですが、先生方はかなり真剣な話し合い。もっと小さな課題にするか、スモールステップにしながら、時間を区切るかしていけばよかったかもしれません。
例えば、「この教材で演劇の手法を入れる場面をひとつだけ作ってください」とか。
一番想定外だったのは、「一文笛」の結末部分を渡さずに授業づくりをやってもらったためか、遵法精神を授業のねらいにしたグループがあったこと。スリをさせないためにどうしたら良いかという、「解決策」を考える授業になってしまいました。それはそれで面白かったのですが。
結末部分をあとで配布しました。そうでないと、結末に引きずられて、葛藤状況にならないのではと思ったのです。これが裏目に出たようで。
ちょっとショックでした。せめて、ちゃんとふりかえりの時間をもって、そのことをディスカッションできればよかったのですが。
「法を犯してでも命を救うという選択がありうる」という見解に立つことが、個人の信条として難しい方がいるのかもしれない。
あるいは、学校というところでは「スリをしても良い」というようなことを言ってはいけないと思っておられるということでしょうか。
そうなると、「命を助けるために他に方法がないのか」という話し合いにならざるを得ない。
「一文笛」をジレンマ教材として取り扱う難しさを改めて感じました。
やってみて、「一文笛」の学習計画を演劇的手法を使ってつくり、それを実際にやってみるということがいかにムチャブリだったか。普通、「そんなことやるまでもなく分かるだろう」と思いますよね。確かに。でも、私はできると思ってしまう。
そして、実際にやりきった先生方の力量には「さすが!」。脱帽です。
2グループをペアにして、互いに生徒役、先生役でやってみるということ。そして、やってみてどうだったかを話し合うという方法の良さを再認識しました。
90分4コマがあっという間でした。
でも、ひとりで4コマ通すのはやはり疲れました。
学生がふたり手伝ってくれ、それは本当にありがたかったです。
終わってから学生の感想。
「こういう免許状更新講習だったらいいけど、レクチャーを聴くだけだったら1日は疲れる。」
自分が将来講習を受ける時を想像したようです。
「自分たちの時もありますかね」というので、「演劇的な手法をつかった講習はあると思うよ。他にもアクティビティを主体とした講習はあるよ」と言いました。それにしても、5日間の講習は、受ける方も大変ですね。行きたいものなら良いのですが。
「自分たちは演劇の手法をつかっていろいろやってきたので、『一文笛』をみてもいろいろな場面が想像できるけれど、1日だけだと先に体験した方法に囚われると思った。」
どういうこと?と聞くと、「例えば井戸に身を投げる子どもの気もちを想像する場面を取り入れてみたい」と言っていました。なるほどね。
確かに、この講習ではそこまで自由な発想は生まれませんでした。
「どういう場面を演劇的手法でやってみたいか」という課題にすると、発想も広がるし授業づくりと実践の時間は短縮できそう。
ジレンマ状況からは遠ざかるかもしれませんが。
こういうのも何ですが、私は自分の進化を実感しました。
「なぜ、こんなチャレンジができたのか」
それは、自分が未熟でも、受講者がそれを補ってくれると信じられるようになったからだと思うのです。
「何か良いことを言わなければ」「最高のものを提供しなくては」というよりも、「一緒に考えて作っていきたい。その材料を提供する」と考えられるようになりました。
これは、日ごろの授業で一緒に考えてくれる学生たちに接しているからだと思います。
だから、好きです。この仕事。
でも、今回も結局ICTでトラブったし、「資料がどこへ行った」とパニクる場面もあったし、時代についていってない面があるのも確か。
ぼちぼち、引退時です。
写真の花、どうやらシランというらしい。シランけど。
父が植えたのだろうが、北側に忘れられ、花が咲くのかどうかも見届けられずに、雑草として抜かれそうになったのを、夫が鉢に移しました。
玄関に置いておくと、花が咲きました。
今日は、いつものように目覚め、朝ご飯を軽く食べ、ソファーで本を読んでいたら、寝てしまっていました。目が覚めたら11時。
身体がだるく、何もする気がおきないので、奮起して「お昼はカレーでも食べに行こう!」
自転車で、まず郵便局へいって郵便物投函。お金の振り込みもしたかったけど何人も並んでいたので、インドカレーのお店へ。
椥辻駅近くの初めて行くお店。サラダ、カレー、ナン、タンドリーチキンのランチ。820円なり。マンゴーラッシー付き。どれもおいしく、また来たいと思いました。ナンがでかくて甘くておいしい。食べきれないかと思いましたが、食べきりました。
店主はニューデリーから来たんだと。
次は、ホームセンターD2へ。途中の郵便局でお金の振り込み。3000円なり。
D2では、ガラスに貼る紫外線除けを買いたかったけれど、合うサイズがなく断念。
顔が日焼けするので、なんでかなと思ったら、東の窓からもろに朝日が入るのです。
カーテンでも良いのだけれど、幅20センチほどの縦長の窓で、カーテンレールは付けにくい。
ついでにとなりのしまむらへ行くと、サンダルが目に入り「これ、欲しかったんだった」と思い、うちの周辺で履くつっかけを購入。900円なり。これはまったく衝動買い。
大丸へ。大丸の駐輪場に自転車を止める。
大丸へ行く前に、ひょっとしたら駅前の証明書発行所が開いているかもしれないと思い、行ってみるとあれ嬉しや、開いている。日曜日もやっているそう。
国民基礎年金の申請のため戸籍謄本と住民票をもらう。800円なり。
市役所勤めの同級生が「マイナンバーがあったら、年金手続き、申請書以外何も書類いらんで~」と言っていたが、私の場合、公立共済、3号年金、私立共済とややこしく、おまけに夫と別居中で住所も違うということで、戸籍謄本と私と夫それぞれの住民票が必要。
めんどくさ~!マイナンバーなんて、役に立たへんやん。
おまけに、書類が2か月も前に届いて、私は気をきかせて誕生日前に戸籍謄本などをそろえたら、誕生日後の日付で発行されたものでないとだめなんだと!
手続き書類、ややこしすぎ!
経験して分かったのは、書類を読んで自分で何とかしようとせず、まずは相談に行くのが◎
相談も誕生日後に。手続きは遅れても5年以内なら大丈夫だって。
ていねいに教えてくれて、あとは必要書類を整えて郵送すれば、手続き完了。
大丸へ。メガネの修理というかレンズ取り換えを依頼しておいたもの。UVカットつき45000円なり。たか!
でもさすが、よく見えるようになりました。毎年、度が進むので、本当は3年ぐらいで変えないといけないそう。そう考えると、高いなあ。もっとも私は8年もたせたけど。
ついでにニトリでガラスに貼る紫外線除けがないかと思ったけれど、なくて、シーツを買おうかと思ったけれど、今日でなくてもいいやと思い、本屋へ。
気分は夏休み(実際はこれからまだいろいろ仕事があるのだけれど)だから、寝転がってグダグダと読む本を買おうと、『白ゆき姫殺人事件』(湊かなえ)と『羊と鋼の森』(宮下奈都)を購入。
(来年3月に退職したら、図書館に通い詰めて、この手の本を読みまくりたい!)
先日東京へ行ったとき、『羊と鋼の森』の映画を見るつもりだったけれど、同時刻にゆりさんが面白いと言っていた『恋は雨上がりのように』をやっていて、そちらの方を見てしまいました。
『恋は雨上がりのように』はどこにでもありそうな話で、それでいて胸がキュンとなる映画でした。見て良かった。
本屋で「二千何百円」といわれて「どれがいくらですか?」と確認すると、1冊を2回数えていたことが分かりました。1350円なり。それでかどうか、かわいい猫の絵がついたプラスチックの栞をくれました。
この本をもって喫茶店でコーヒーでも飲もうかと思ったけれど、コーヒーなら帰って飲むほうがいいやと思いなおし、帰宅。
時計屋さんの前を通るときに「そうそう、腕時計のベルトが切れかけている」と思い出しました。昔から店を構えている、時計屋さん。
前に腕時計の電池がなくなったとき、大丸の時計屋さんもD2も、どこかへ送らないと直せないと言われ、この店を思い出して来てみたら、すぐに電池を入れてくれました。
それ以来、時計に何かあればこの店でと思っていました。
店に入ると、高級なベルトが置いてあり、「高いなあ」とつぶやく私にその店では安い方のベルトをいろいろ並べてくれました。
結局、牛革のワニ革風のしかもブルーのベルトを買いました。3000円なりを2400円で。おじさんもお商売お上手。
「50年やってきたけれど、継ぐ者がいないので私らの代でこの店もおしまいです」とおっしゃっていました。
こうして、地元の便利なお店がなくなっていくのですね。
で、家に帰りついて、シャワーをあび、エアコンを入れて、コーヒーを飲みながらこれを書いています。今日は、散財した!
ちょっと元気が出てきました。
仕事をするかな?まずは昨日学生に提出してもらった『教材観』のチェックから。ああ、やっぱり今日は仕事したくない!