今日は沖縄女子短期大学のリーダー研修。午前2時間半、午後1時間15分のワークショップでした。
いろいろなゲームを通して、自分に対する気づきを深めていきました。午前の最後は見えない綱の縄跳びから、見えない綱の綱引きへ。まず説明のため、三人ずつのグループでみんなの前でやってもらいました。すると、綱が伸びる結果に。次は22人を2グループに。「どうしたら、綱が見えるみたいにできるのかな? 作戦タイム」ということで、それぞれのチームが作戦を立てました。相手チームが何を相談したのかは、分かりません。
最初、どっこいしょチームが優勢、ライオンからてっちゃんチームが引っ張られています。ところが、ライオンからてっちゃんチームの掛け声が大きくなり、今度はじりじりとどっこいしょチームが引っ張られる。最後は、どっこいしょチームが綱を放してしまい、ライオンからてっちゃんチームがころぶというところで勝敗が決定!
こんな見事な綱引きができるのですね。感動!
なぜこんなにうまく行ったのか、学生たちに訊いてみました。両グループにリーダーが明確にいたこと。掛け声をかけあってグループがひとつになったこと。恥を捨てて、これを表現して盛り上げようとみんなが思っていたこと。どっこいしょチームがシナリオをつくったこと。それにライオンからてっちゃんチームが応えたこと。お互いに相手をちゃんと見ていたこと。
うんうん、よく分かっているなあ。
この学生たちはリーダーとして、間違いなく、みんなで協力しながら、さまざまな行事を成功させていくことでしょう。
午後は四つのグループに分かれ、「どんなリーダーになりたいか、リーダーとして大切だと思うこと」を話し合いました。出た中から共通に感じたことをひとつ選び、それをグループで即興で表現しました。
最後に輪になって劇をふりかえったとき、言葉が詰まって頭が真っ白になってしまった私・・・。数分間(1分くらい?)沈黙がおとずれました。他人には「リーダーとは」なんて言いつつ、なかなかファシリテートは難しい。やっぱり緊張してしまう自分がどこかにいるんですね。まだまだ、器が小さい? 経験不足? こんな私ですが、できます。やっています。
今日は、卒業生が一人、アシスタントとして付いてくれ、大助かりでした!