ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

りんちゃんのワークショップ

2007-03-06 20:49:14 | お知らせ

北海道のりんちゃんのプレイバック・シアター・ワークショップのご案内です。

日時=6月2日(土)13:00~受付、13:30~3日(日)16:30
場所=産業技術教育訓練センター(札幌市中央区円山西町6丁目4-51、℡011-641-0404)
参加費=13,000円(宿泊費・3食・宴会費込、当日払いの場合は15,000円)
申込み・問い合わせ=メール(tokairin08070807080708070807☆h6.dion.ne.jp)で申し込んでください。☆を@に変えてね。振込み先の連絡があります。振込みをもって申込み受付とするそうです。
定員=16人

6月といえば、沖縄は梅雨の真っ最中。その時期、北海道はいいだろうなあ。

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インプロと「学びの即興劇」

2007-03-05 10:06:46 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、なほちゃんのワークショップに行ってきました。

インプロとプレイバック・シアターの違い。インプロは前にも書いたけれど、まったく架空の場面を演じます。プレイバック・シアターは誰かの語ったストーリーを演じます。

昨日のワークショップで一番印象に残ったのは、無表情で歩いたり止まったりするだけの劇。役者は心の赴くままに、動く。観客はそれを観て自分なりのストーリーをそこから紡ぎだす。場面設定すらないのに。

私がインプロから学んだ最大のことはこれかな? 「演じることは無責任でいい」ということ。お互いの関係性と、演じよう、観ようという気があれば、役者は感じることができ、観客は観たいものが観られる。

「学びの即興劇」も同じ。まったくの架空でなくテーマがあるということが大きな違いではあるけれど。表現が上手とか下手をのりこえて、劇が成立する。大事なことは、お互いがその場に集中していること。

心のどこかで演じたくないと思っていたら、何も感じられない。これは劇じゃないと思ってい観ていたら、ただバカバカしいだけ。たぶん。

プレイバック・シアターは誰かのストーリーなので演じることに責任を感じてしまうけれど、基本的には同じじゃないかと思える。感じるままに、無責任でいい。

なほちゃんは、ファシリテーターらしくないところが好感持てます。だから、みんなでその場を創っているという感じがするし、いろいろ言いやすい。

参加者と「出会ってから9年経つね」なんて会話をしていました。2~3ヶ月に一度、沖縄でワークショップを開いて、確実にファンと活動の場を広げている。私も、なほちゃんのようにやっていけたらなあと思っています。

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第一回研究会・・・日時未定

2007-03-03 19:12:56 | お知らせ

「学びの即興劇ホームページ(http://www.drama-ee.net/)に研究会のことを載せましたが、まだ日時未定です。

4月に本「学びの即興劇」のお披露目をかねて、第一回の研究会をもちたいと思っています。3月末には日時と場所がこのブログでお知らせできるようにしたい。

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見えない綱で綱引き

2007-03-02 19:13:20 | ワークショップの報告

今日は沖縄女子短期大学のリーダー研修。午前2時間半、午後1時間15分のワークショップでした。

いろいろなゲームを通して、自分に対する気づきを深めていきました。午前の最後は見えない綱の縄跳びから、見えない綱の綱引きへ。まず説明のため、三人ずつのグループでみんなの前でやってもらいました。すると、綱が伸びる結果に。次は22人を2グループに。「どうしたら、綱が見えるみたいにできるのかな? 作戦タイム」ということで、それぞれのチームが作戦を立てました。相手チームが何を相談したのかは、分かりません。

最初、どっこいしょチームが優勢、ライオンからてっちゃんチームが引っ張られています。ところが、ライオンからてっちゃんチームの掛け声が大きくなり、今度はじりじりとどっこいしょチームが引っ張られる。最後は、どっこいしょチームが綱を放してしまい、ライオンからてっちゃんチームがころぶというところで勝敗が決定!

こんな見事な綱引きができるのですね。感動!

なぜこんなにうまく行ったのか、学生たちに訊いてみました。両グループにリーダーが明確にいたこと。掛け声をかけあってグループがひとつになったこと。恥を捨てて、これを表現して盛り上げようとみんなが思っていたこと。どっこいしょチームがシナリオをつくったこと。それにライオンからてっちゃんチームが応えたこと。お互いに相手をちゃんと見ていたこと。

うんうん、よく分かっているなあ。

この学生たちはリーダーとして、間違いなく、みんなで協力しながら、さまざまな行事を成功させていくことでしょう。

午後は四つのグループに分かれ、「どんなリーダーになりたいか、リーダーとして大切だと思うこと」を話し合いました。出た中から共通に感じたことをひとつ選び、それをグループで即興で表現しました。

最後に輪になって劇をふりかえったとき、言葉が詰まって頭が真っ白になってしまった私・・・。数分間(1分くらい?)沈黙がおとずれました。他人には「リーダーとは」なんて言いつつ、なかなかファシリテートは難しい。やっぱり緊張してしまう自分がどこかにいるんですね。まだまだ、器が小さい? 経験不足? こんな私ですが、できます。やっています。

今日は、卒業生が一人、アシスタントとして付いてくれ、大助かりでした!

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