ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

なぜ働き手が見つからない

2023-02-15 17:49:14 | お仕事
今日、また以前の職場へ買い物に。

前回から2週間たつというのに、まだ後任が見つからないとのこと。

私は、時給が1000円以下ということよりも、勤務時間にflexibilityのないことが一番のネックではないかと思う。

時間のある高齢者は多いはず。
けれど現役時代のようにきちきちに時間に縛られたくない。
自分の予定のないときに、ほどほどに働きたい。

もしそういう働き方が実現できれば、働き手はかなりあると思う。
そういう人を活用しなければ、これから社会はまわっていかないのではないか?

結局、人手が足りないので、手作りだし巻き卵だけでなく、手作りおむすびも無くなっていた。
売り上げをのばすために作る数を増やしたはずが、そのために仕事過剰で辞められてしまい、結局製造数を減らさざるを得ない。
何をやってることやら。

「戻ってきて」「一日だけでも来て」と言われたが、かなり本気に聞こえた。
申し訳ないような…。
早く後任が見つかりますように。
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だし巻き卵がなくなった

2023-02-03 21:10:03 | お仕事

昨日、かつての職場に買い物に行ったら、「手作りだし巻き卵は明日からお休みします」の表示が。

私が辞めた後、もうひとり辞めたそう。
募集をかけているらしいけれど採用に至らず、人員は減ったままだとか。
申し訳ない気がするけれど、私のせいではないからどうしようもない。
私は2ヵ月前から辞めると言ってあったし・・・。

チーフからすればコストのかかるだし巻き卵を止める良いチャンスだったのかも。
手作りだし巻き卵は原材料はすべて店内調達で、本当の手作り。
だから時間がかかる。だしをつくる時間を別として、慣れても卵6個分を1本として5本分焼くのに卵を割ってだしをいれて溶いて焼いて35分から40分かかる。材料でコストが上がるうえに人件費もかかるので割が悪いのだ。

けれどおいしいので、それを目当てに来る人がいる。
最初は総菜部門の目玉として売り出したので残念だ。

かつての仲間に「戻ってきて」と言われたが、土曜日が1時ごろまで仕事でつぶれるのは今となっては厳しい!
土曜日は楽しいイベントが多いし、孫たちと関わる大事な時間でもある。
でも、総菜をつくる仕事は楽しかった。
平日の短時間なら、またやってもいいかも!
今さら新しいことができるかどうか分からないけれど。
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「一人称で話す」ということ

2022-12-08 17:02:52 | お仕事
子どもが保育園で虐待をうけたり、障害者や老人が施設で虐待されたり。
福祉という、人が人として尊重されなければならない現場で真逆のことが起こっている。

社会や家庭の中は、上下関係や競争関係があたりまえにあって、そのことが人間の優劣を生み出し、対等なコミュニケーションを妨げる。
福祉関係者といえどもそこから逃れることはできない。

先日、自立生活支援員の研修会で社協の重要なポジションにいる人のお話があった。
その中で、「支援される人に、『あなたはダメだ』というような言い方をしないで。『私はこう思う』というように一人称で話すとソフトに聞こえる」ということを言われた。

「ソフトに聞こえる」ために一人称で話すのか?
私は次のように思っている。

あなたはあなたで私は私。
あなたのことを私が決められない。
私のことをあなたに決めてほしくない。
あなたのことを私が決めるわけではないから、私を主語に自分の思いを語る。
あなたはそれを参考にしてもいいし、自分とは関係ないことと思ってもいい。
一人称で話すというのは、そういうことだと思っている。

かくいう私もいつもそういう態度でいられるかというと、
頭に血がのぼったりすると容赦なく相手を非難したりする。相手を主語に。

また、支援員として関わっているある専門員さんは、担当する障害者について「させる」「させない」という言葉をよく使う。
これは「私が〇〇さんに~させる」だから主語は私だが、相手を管理的に見ていると感じる。
教員もありがち。生徒に対して「~させる」をよく使う。

他人のことは言えない。
自分も他人も、いつも人として尊重するということを忘れないでいたいと思う。
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後見人講座

2022-10-22 15:25:28 | お仕事
市民が法定後見人になるための講座を受講。
前半が終了し、試験を受け、合格。
11月末から後半の講座が始まる。

前半で一番面白かった授業は、「めざす後見人像」を考えるグループワーク。
女性ばかりの4人グループ。
私は最年長を理由に司会をかって出た。
自分で司会したほうが面白いだろうと思ったから。

まず「めざす後見人像」について思いつく言葉を、ポストイットにそれぞれが10個書き出す。
次に1枚ずつそれを示す。まずは私から。
次の女性は、わりとハキハキと手短に言う人。
2人目の女性は、こだわりのある人で説明は少し長い。
3人目は控えめな人で制限時間に9個しか書けなかったという。
私は11個書いたので、最後にその11個めを披露した。

私はどちらかと言うと情報収集系の言葉が多かった。
他の3人は、笑顔とか挨拶とか、態度や心の持ち方に関連する言葉が多かった。
2人目の人は、「数字を正確に」という財産管理に関することを唯一書いていた。
3人目の人は、「市民への制度の普及」ということを書いていた。
他の人が思いつかなったことが出たとき、「おお!」と盛り上がる。

次にそれらの言葉を分類する。さらに分類にタイトルをつける。
私たちのグループは、できるだけ柔らかい言葉でタイトルをつけることになった。
そういうことを言いだすのは、3人目の人。

タイトルは4人目の人に書いてもらった。
とても字がきれい。

発表は3人目の人にやってもらった。
こだわりがあるので、自分で説明するほうが良さそうだったので。
他の3人全員一致で推薦。

他のグループの発表では、財産管理に関して一つの項目を立てていた。
私たちは、コミュニケーションと身上保護に関することばばかりで、「数字を正確に」が唯一財産管理との関係で出た言葉だった。それをうまく財産管理を強調して説明してくれていた。
彼女も、「うちのグループはこれが抜けていた」という思いがあったのだろう。

このワークは、これまで学んできたことの何を自分は重要と思ってきたのか、何が足りないかを知る素敵な学びだった。

その後ペーパーテストがあったが、「できなかったなあ」というのが感想だった。
解答をくれたので採点してみると、意外と合っていた。
制度に関してはわりと理解していたが、制度の背景に関しての理解が薄かった。

テストもグループワークもレポートもグループ面接試験も、何を学び何が足りないかを知るうえで、とても役立った。講座のデザインが良くできていると思う。

ただ、学べば学ぶほど、後見人という仕事の大変さが分かる。
自分はそんな大変な仕事を本当にやりたいのだろうか。
腰が引けてしまう。
必要性は理解するのだけれど。

他の人が、なぜやろうと思っているのか知りたい。
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会議

2021-11-09 09:14:42 | お仕事


職場ではいろいろな会議がある。

アルバイトの私に出席を求められるのは、お総菜部としての毎月の会議と、職場全体で方針を確認する年数回の会議で、出席すればその分の時間給が支払われる。出席しなかったからと言って、とがめられることもない。アルバイトの身としては、それらの会議に出席しなければならないのか、疑問に思う。

疑問に思いつつも、時間に余裕のある身、できるだけ出るようにはしている。
しかし、週に2日しか出勤しないので、会議があるのを知らないで過ごしていることもある。

お総菜部の会議は、前月の状況確認と次月の方針が中心で、その他確認しなければならないことがあれば、話し合ったりする。
チーフは必ず最後に「何かありますか?」と聞いてくれる。

店の立ち上げからまる2年が経過した。
最初は自分の仕事がこなせず、1時間残業が当たり前の日々だった。
いつになったら定時に帰れるのだろうと思っていた。

今年度になってからは、定時に帰ることがとても強調されるようになった。
一方で、仕事に慣れてきたこともあり、以前にしていた仕事に加えて仕事が増えた。
ひとりの仕事量が増えたので、人員も整理された。辞めた人の補充がないということ。
つまり少ない人で多くの仕事をこなすようになった。
ひとりひとりが技量を高めた。

定時に帰ることを意識するために、定時に帰ったか、そのとき仕事がどのくらい残ったか、他人のヘルプをしたかといったことを、表に記入して帰るということが導入された。

このため、自分の仕事を時間内にこなすために、他人のことにかまっていられなくなった。
次の人のためになくなった調味料などを補充しておくとか、調理に追われるため流しに溜まりっぱなしになっている他の人の出した調理器具の洗い物をするとか、自分の仕事と直接関係のないことが少しずつ疎かになる。

結果として自分が作業するときに手近に調味料や調理器具がなかったりする。
イライラするし、人間関係がギスギスする。

時間が来て、自分の仕事が終わりきっていなくても「〇〇さんに任せて帰って」といわれると
仕事への達成感が薄れ、また同僚に申し訳なく、自己評価が下がって面白くない。

そんな不満が先月の会議で出された。
チーフは自己店点検の目安として導入した表が、そのように受け止められていたことにショックを受けていた。ただちになくすことになった。

「仕事量が多すぎる。どこまでやれば評価されるのか」というパートさんの声に
チーフからは「誰かが評価するというのではなく自分で考えてほしい」と言われた。
別のパートさんから「必要と考えて作るメニューや量を決めている。やるしかないけれど、自分だけでしようと思う必要はない」と言われた。
パートさんが材料の発注から何から、正社員並みの仕事をしているのである。

要は、言われたからするのではなく、時間内で帰れるように仕事をするという前提で、
互い助け合いつつ、できなかったことを他の人に任すということも自分で判断していこうというのが、今回の会議の要諦だったなと思う。おかげで気持ちはずいぶん楽になった。

こういうことが話せるというのは大事だ。
お総菜とりわけお弁当・軽食の販売ピークは11時前後である。
それまでに作るために、早くから出勤してくる人がいる。
朝早い分は、タダ働きである。

このあたりの是正が今後どのようになっていくのか分からないが、話せば聞いてくれるチーフがいることはありがたい。チーフは大学をでて間もないのではないかと思う若い女性。笑顔の素敵な明るい人で話しやすい。女性ばかりの総菜部だから、女性のチーフはありがたい。このチーフの前の男性も明るく優しい人だったから、男性が悪いわけでもないが。

「仕事はきついけれど、みないい人ばかりだから、この職場を辞める気にならない」とお総菜仲間が言っていた。
仕事が増えていくし、管理のためにパソコン入力することも増えてきて、なかなか大変だけれど、もう少しがんばってみようと思う。
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