ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

石井楓子ピアノ・コンサート

2018-08-29 16:05:34 | 日記・エッセイ・コラム
びわこホールでロビーコンサートがあるので行こうとかずさんに誘われました。
「いや、やることがたくさんあってそれどころでは」と思いつつ、「たまにはコンサートも良いか」と付いていきました。

曲目は、まずベートーヴェン ピアノソナタ第22番ヘ長調 作品54
第1楽章 イン・テンポ・ドゥン・メヌエット
第2楽章 アレグレット

聞いたことはあるなと思いつつ、あまり聞きなれない曲。たぶん、かずさんがかけていたCDで聞いたのでしょう。

ロビーなので、レストランから聞こえる食器のガチャガチャが気になる。

次に、シューベルト さすらい人幻想曲 ハ長調D760 作品15
第1楽章 アレグロ コン フォーコ
第2楽章 アダージオ
第3楽章 プレスト
第4楽章 アレグロ

ロビーの(したがって同一平面の)しかも前から2列目の席で、渾身のピアニストのボディーが目の前で躍動しています。
背景は、琵琶湖とその奥には比叡山、さらに青い空と白い雲。
音のすばらしさ。決して音楽が分かるわけではないけれど、身体と魂とピアノが混然一体となって響いているような感覚。

演奏が終わって、となりのかずさんは思わず「ブラボー!」と叫び、私は思わず涙がこみあげました。

演奏会で泣くって、初めて。自分が演奏したわけでもないのに。ピアノからの、この距離が意味をもつのかも。
行って良かった。
石井楓子さんとびわこホールとピアノを作った人とシューベルトに感謝。
かずさんにも。

ピアノは、エラール モデル260 フルコンサートグランド 1927年製造 90鍵のエクストラベース付

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夫の手料理

2018-08-23 19:04:44 | 日記・エッセイ・コラム
単身赴任で自炊している夫が得意料理を披露してくれました。


トマトシチュー風煮物

A:トマトジュース(食塩無添加)1カップ、水1カップ、キッコーマン濃いだし本つゆ大さじ2
人参1/2本 セロリ1本 カボチャ1/4個 鶏肉またはウインナソーセージ120g前後好き好きで

カボチャは大きめの一口大、ニンジンは同時に煮えるように小さめ、セロリは繊維に直角に輪切りにそれぞれ切る。
鍋にAを入れ、野菜を入れて煮る。沸騰したら、肉類(一口大に切った鶏肉、またはウインナ、ベーコンでも)を入れてさらに煮る。野菜に火が通ったらできあがり。

これは、おいしい。好みでコショウをかけても。
野菜は、玉ねぎ、ジャガイモ、ブロッコリーなども。

赤ワインを飲むときは、煮るときに少し赤ワインを足すのもあり。


オイルサーディン・オニオン

玉ねぎ半個をスライサーでスライスする。その上にオイルサーディン1缶をのせる。
キッコーマン濃いだし本つゆ大さじ1弱を振る。
一晩、冷蔵庫で置く。

このままでもおいしいが、少しレモン汁を振るのも良し。
白ワイを冷やして。


ニンジンとセロリのピクルス風

ニンジン1/4本はスライサーでスライス、セロリ1/2本は細く切る。
器に入れ、ユズポン大さじ2、砂糖は大さじ1弱(味を見ながら好みの味に調節)を入れて混ぜ一晩、冷蔵庫で置く。

これがまたおいしい。パンにもご飯にも合います。
これもキューリやダイコンでも応用できるそうな。

夫の料理、キッコーマン濃いだし本つゆ、スライサー、ユズポンが大活躍。
調味料は、あとは塩と味噌ぐらいしか使っていない。

これ以外の得意料理は、豚肉のリンゴジャムソテー、豚肉とゴボウの煮物。いずれも味付けにキッコーマン濃いだし本つゆだそうな。

毎食プラスされるのが具沢山の味噌汁。このだしは、顆粒のダシではなくダシパックでとっている。

野菜たっぷりの健康そうな食事です。
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免許状更新講習ー鏡を実感しよう

2018-08-19 21:22:50 | ワークショップの報告
今日は、姫路大学での免許状更新講習。
7月30日の予定が、台風のため今日に伸びたのでした。

「鏡に映した自分は、写真で見る自分と違って、左右が逆になっているのはなぜか」というのが課題。身体を使って、実像に対する虚像をポーズで表現してみたのち、鏡の代わりに使う透明板と入射角反射角を見るのに使う板と、光線のかわりのビニールテープを使って、グループで考えてもらいました。

左右が逆に見えているというのは、分かっている。
これを説明するというのが難しい。
「当たり前と思っていたことを、説明せよと言われると分からない」

体を使って、鏡の位置を意識しながら虚像をつくったはずなのに、いざ自分で説明する段になると虚像の位置を間違えている人が結構いたこと。
分かったことを聞いてくるという活動の中で、間違った概念が拡散されてしまったらしい。
けれど、こういう間違え方をするのだというのは、私としては大発見でした。

左右が逆に見えることについては間違ったことを書いていないのに、「なぜ上下が逆さまに見えないのか分からなくなった」と書いている人がいて、それも発見。

時間があれば、ヒントをいくつか出して、もっと深く考えることができたと思います。
けれど、こうして表現してもらうことで、こんな間違い方をするのだという発見もまたとても貴重でした。
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小学一年生とおはなしづくり

2018-08-18 11:32:21 | 日記・エッセイ・コラム
小学校一年生のAちゃん(女の子)と今日一歳になるOちゃん(男の子)、そのママ、夫と5人で白樺湖の近くへ3泊4日の旅。往復は、夫運転の車。

長い道中、たいくつで、定番のしりとりなどをしていましたが、今年はお話しづくりが追加されました。

ひとり一文、長くても二文をの述べて、次に回します。
4人で、「むかしむかし」で始まって「めでたし、めでたし」で終わるお話をずいぶんたくさんつくりました。

最後のひとつは…

昔あるところにお坊さんが居ました。
お坊さんは金のお宝を持っていました。
盗られたら困るので、自動車の中に隠しました。

その自動車が盗まれ、坊さんは自動車を探しに出かけます。
すぐに見つけたのですが、肝心のお宝がありません。
そして泥棒の手紙がありました。「私をみつけてみろ」と。

その手紙がひらひらと飛ぶので、お坊さんが車で追いかけました。
手紙はどんどん早くなり、どんどん車のスピードを出すと、とうとう車は空を飛びます。
着いたところは、泥棒の森でした。

その森は、泥棒だらけ。
人に出会うと「金を出せ」と脅されました。
「金のお宝を盗られて探している」というと、泥棒たちも探し始めました。

高い建物の上の方で光っているものがあり、そこへ行くと金の仏さまが座っていました。
坊さんが拝んでいると仏さまが「金より大事なのは心だ」と言いました。
それで、坊さんはそこに寺を建てて、仏さまをまつりましたとさ。

めでたしめでたし。


こんな奇想天外な話は、ひとりでは作れません。

また、バカ子という女の子のお話がいくつもできました。
これから、バカ子は私たちの間でいつまでも語られそうです。

家に帰りついて、Aちゃんから「とても楽しかったです」とボイスメッセージが来たので、「めでたし、めでたし」と返事をしました。

Oちゃんも、とてもご機嫌だったこと。またAちゃんが旅行の前日、ひとりで私たちの家にお泊りできたことも付け加えておきます。
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結婚40年

2018-08-01 20:39:35 | 日記・エッセイ・コラム
7月30日は、結婚40周年でした。

それ以来、これまでの禁をやぶって毎日ビール。
この暑さゆえ、おいしいわ!

昨日は孫のAちゃん(小1)が遊びに来て、誕生月の星座の話になって、星座占いの話になって、いとこのKちゃん(小2)がしし座で、しし座は「好きな人の名前を大きな声で言うんだよ」と言うのです。

「Kちゃんは、好きな人がいるの?」と聞くと、「同じクラスじゃないけど、同じ2年生」に好きな人がいるらしい。
「かずさん(夫)もしし座だよ」というと「かずさんの好きな人だれ?」と聞くので「ふうみん」と教えたら、かずさんに「『ふうみん、好き』って、大きな声で言って」と迫っていました。

Aちゃんにはなかなか断れないかずさん。とうとう言わされていました。
めちゃ、オモロイ!
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