ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

ちょっとした道具―自立のために

2012-09-25 09:13:57 | 日記・エッセイ・コラム

将来の介護を考えて、広めのお風呂をつくったのですが、肝心の母が「恐い」と言って入りたがらない。今までの狭い風呂のほうが安心できるといってひとりで入っている。

ところが、自分で洗髪できなくなって、デイサービスで洗ってもらっているのですが、ときには私が洗うことに。狭い風呂ではそんな作業は無理なので、新しい風呂へ。

そこで、湯船の底が滑らないように、ゴムの滑り止めを買ってきて使ってみました。すると、母がひとりで湯船に入れるようになったのです。ちょっとした道具で随分自立が助けられるんですね。

それでも母は、「狭いほうが安心」と、洗髪しない時は相変わらず古いお風呂に入っています。

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『学びの即興劇』は晩成書房へ

2012-09-24 22:28:52 | 日記・エッセイ・コラム

Amazonで『学びの即興劇』が在庫無しになっていて、usedで7000円以上の値段がつけられているのをみてビックリ!

晩成書房で注文できます。http://www.bansei.co.jp/ 書籍目録を見てください。

なんでこうなるの?

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教員免許状更新講習と岩橋ゆりさん

2012-09-21 20:58:30 | ワークショップの報告

立命館大学で実施した免許状更新講習について再び。

テーマは「コミュニケーションと即興力をはぐくむードラマの手法を用いて」でした。ブログの8月10日付けをご覧下さい。この時は、「ゆりさんと最高のコンビちゃうか」なんて気を良くしたのですが、冷静になってみるとゆりさんがすごい人だったのでした。

ゆりさん(コミュニケーション・アーツ:http://haraiso.com/)に第2講の体験学習「コミュニケーションと即興」の講師をお願いしたのち、何度か打ち合わせをしました。(ゆりさんの最近の境地というか、次のインタビュー記事が面白い)http://www.fenceworks.jp/junbungaku/junbungaku.html

最初は、具体的なことが何も決まっていなかったのですが、話し合いの中で私自身にとっても「私はこの研修で本当のところ何をしたいのか」ということが明確になっていったわけです。明確になるようなことを聴いてくれるわけです。そして、それをとてもよく理解してくれる、というか察知してくれるといったほうが良いでしょうか。

私はゆりさんの実施した第2講を絶賛したいと思います。テーマに沿っているだけでなく、私が思っていたような場を創ってくださった。にもかかわらず、私が活かしきれなかったりするのですが・・・。今から思うと反省点がいくつかある。それほど自分を絶賛してられない。

直感や感覚にゆだねて動いているようで、実はゆりさんはとても理知的で、深く考えている。そのうえで、感覚に忠実に場にゆだねることができるようです。

これって、誰にでもできることではない。

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