ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

やってみる会発足!

2015-10-31 09:23:03 | 研究会報告
先日の健康診断。
身長が四捨五入して1cm短くなりました。
とうとう縮む時期に突入したか!

左目視力が0.5から0.8に。両目0.8。
去年の測定値が変だったのですが、なぜか少しうれしい。

孫のAちゃんが4歳になりました。
日に日に美しくなる気がして、もう可愛いすぎ!

そして昨日。
やってみる会発足!
ひこさんとゆりさんと三人で。

「実践したいけどその前に実験的にやってみたい」
「実践したけれどもっと深めるためにやってみたい」
そんなそれぞれの「やってみたい」をノリで不定期にやってみよう!という会です。

第1弾は、ひこさんの「音楽の苦手な人でも1時間で歌える」即興音楽。
ほんとに歌える?やってみよう!
12月6日に。

めっちゃ、楽しみ。
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あらら?補講に3人?

2015-10-27 09:23:05 | 授業・教育
先日、信州大学に日帰り出張。

ICT教育についての、訪問調査。
行ってみると、教室の名前からしてアクティブ・ラーニング教室で、ICT教育教室ではありませんでした。

そこに教育の思想を感じます。
子ども主体の学習を確立していくことが根底にあり、そのためのアクティブ・ラーニング。
ICTはそのための道具にすぎない。
良い道具は、ないよりあるに越したことはない。

ICT教育が広がるには、まずは物理的環境(教室の作り、机・椅子、インフラ設備などなど)が必要ですが、それを運営する組織、サポートする人など、人的環境の重要性を感じました。

懸念するのは、経済格差が広がる中で、良い道具(ICT)をもつ家庭で育つかどうかが、子どもの将来に影響すること。
そういう意味では、学校でどの子どもにもICTが使えるようにしていく必要があると思いました。

やはり、実際に行って、話を聞くことがとても重要です。
学ぶこと、多々。
それにしても、日帰りはどっと疲れました。

授業を休講にして行ったので、その分の補講。
いつも4時間目の授業なのに、都合で2時間目にしたせいか、出席が3人。
補講は出席が悪いのは通例ですが、前日の授業では12人が出席予定だったのに…。

4時間目と間違えた?
こういう細かいところの取りこぼしが多く、自分ではちゃんと伝えているつもりがそうでなかったり。
年かなあ。
9月半ばから、ずっと体調不良ですが、さらにがっくり。

学生はwebで確認できるのですが。
でも、まあいいか。
ときには、こんなこともあるでしょう。
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ふたりでもできるドラマの授業

2015-10-13 20:56:00 | 授業・教育
今年初めて、茨木キャンパスでの応用ドラマ教育論。
登録5人、出席4人でスタート。

でも、教育実習や介護等実習でお休みのため、先週も今週も受講生ふたり。
ふたりでドラマの授業ができるのかなあ…と思っていましたが、案外できるものですね。

今日は、ふたりでワンタッチオブジェをつくるということから始めました。
最初は形をつくるだけ。三人をA、B、Cとしたら、AとB、BとC、CとAというように、順にオブジェを作っていきました。
今度は、お題をもらって二人で静止画。

次に、動く彫刻をしました。
最初は単純に音と体で繰り返しの動きをつくる。
次に、3人で動く彫刻。ひとりが例えば「電車に間に合うかどうかぎりぎりのときの焦り」とお題を出し、ひとりめ、ふたりめと順にその動きをつくって、お題を出した人が3人目で入る。

「お題を出した人まで、動く彫刻に加わるってどうよ」とも思ったけれど、見ている人がいないということは、やるほうも照れないので、これが案外よかったです。
鏡のある教室なら、やりながら見ることができたのでもっと良かったかも。
ビデオカメラで撮影して見るという方法もある。

人数が少ないということは、こちらのやりたいと思っていることがかえって良く伝わようで。

最後に、三人でニュース・ショーをしました。
私がアンカー兼解説者、受講生はインタビュアーとインタビューされる人。
私は、椅子をかえることで、アンカーと解説者を演じ分けました。


「ニュース・ショー、やってみてどうだった?」

「これは何にでも使えるって訳ではなくて、事実に関わることがないとできないですね」

「そうよね。実際でも創作でもいいけど、何か事実か事件がないと、ニュース・ショーにならないですよね。でも、例えば本能寺の変をいろいろな角度からニュース・ショーで表現してみるということもできるし、ある地域の特色を調べてニュース・ショーにしても良いだろうし、社会科には使えそうね」

「解説者をしようと思うと、知識がないとできないと思った。何かを調べて、それをニュース・ショーで表現するのも良いと思う」

「ほんとね。解説者は何かの専門家なわけだからそれなりの知識がないとね。生徒がリサーチしたり、あるいは教師側が資料を提供したり。同じものをリサーチしてもニュース・ショーで表現するとそれぞれ別の切り口から表現するから、情報リテラシーにも使える。ニュースって事実を提供していると思っているけれど、報道する側の視点で切り取られたものでしかないってことが実感できる。今日はグループが一つだから、実感できなかったけれど。」

いやはや、たったふたりでも、ポイントとなることはちゃんと指摘してくれるのでした。

次回からはふたりということはないはずだけど、少人数でもドラマの授業はやれると自信をもちつつあります。
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立命館大学理科教育研究会、始動!

2015-10-06 10:33:20 | 研究会報告
表記の研究会が、4回生と卒業生が一緒になって動き始めました。
きっかけは、理科教育のための実験室をつくっていただいたことです。

2009年に希望をもって立命館大学に赴任して、最初の挫折が「実験室がない」ということでした。
生命科学部所属でしたので、もちろん生命科学部にはたくさんの実験室があります。
けれど、私が使わせていただける空きはなかったということです。
理系の研究者に実験室がないって、ありえない。

本当なら、実験室確保が私の最大の問題になるはずでしたが、介護のことがあってそれに専念できませんでした。
なのでダニはあきらめました。研究者は辞めました。器が小さかったのですね。
「ドラマ」があって、良かったです。

けれど、新しく実験室をつくっていただき、この4月から実験室で授業ができるようになりました。これまでには、いろいろな方の思いや努力や配慮があったのです。
偶然のチャンスが積み重なって実験室実現となったのですが、ひとつ思ったのは、「声をあげる」「できることをする」ことの大切さです。そうすると、チャンスが巡ったときに実現することがある。

いまさらダニの研究をしようと思わない。というか、思っても目がついていかない。視力が悪くなりすぎて。
でも、入れ物ができたら、それにふさわしい中身をつくりたくなります。

在校生だけでなく、卒業して教員になっている方も一緒に、理科教育について語る。
子どもと理科のすてきな出会いをつくりだす一つのよりどころとして、研究会が機能するといいなと思っています。
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同じ月を見ている?

2015-10-01 14:32:49 | 日記・エッセイ・コラム

中秋の名月の日。
ある人と会話。

○○さん、夫婦でお月見します?

いや、しないなぁ

ですよね。私も、夫が家にいるとしないけれど、いないときにはたまに「月が出てるよ。見てる?」って、メールして見るんですよ。

ほんまかいな。場所は違っても「同じ月を見ている」って?
でも、京都の月と、沖縄の月では、同時に見ても同じように見えないでしょう?
ほら、沖縄のほうが西だから、見える角度が違うし、同じ面が見えるわけではないでしょう?

ところが、同じなんです。
月はいつでも同じ面を地球に向けていて、世界中どこで見ても同じ模様なんです。
月が1回自転する間に、地球の周りを1回公転するから…。

ま、そんなんどうでもいいわ。
ふたりで「きれいやな」って見てたら、そんでええ話しやな。
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