ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

ウニココ・ライブ

2008-08-31 15:02:58 | 日記・エッセイ・コラム

ただいま夏休み中です。したがって、なかなかブログを書くチャンスがないのですが・・・。

8月26・27日は、アンディ・ケンプ先生のワークショップ、およびケンプ先生に加えてTPNの中山さん、大坂教育大の田中龍三先生・田中博之先生、兵庫教育大の淀澤先生、演劇プランナーの八木さん、ピッコロシアターの和田さんと、多彩なメンバーでのラウンドテーブル。なかなか刺激の多い二日間でした。

ラウンドテーブルは、同じドラマを対象としながら立場によるさまざまな思いが見られて、貴重な経験でした。演劇とは対極にいる私と演劇関係の方とのドラマ教育に関する感覚はかなり違うと思いつつ、違いは違いとして、ドラマを普及するという点では協力していきたいものだと思いました。

詳しくは、また機会があればということにして、真弓さんからunicocoライブのお知らせが入っていました! 残念! 私は行けないけれど。

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みなさま。
お元気でしょうか?
夏の暑さ、オリンピックの熱気、乗り越えていらっしゃいますでしょう
か?
残暑お見舞い申し上げます。
とともに、ウニココのライブのご案内です。
今回、名護のとても気持ちのよい場所でライブ出来ることになりました。
夏です、海です、ビーチです。
「おとなとこどものためのおはなしのよる、夏。」
途方に暮れた暑い夏も少しずつ終わりに近づいている、かもしれません。
夏の空気を味わいにお越し下さい。

夏は一年の中で一番星がきれいに見える季節なのだそうです。
今年、はじめてそのことを知りました。
空眺めるような夜があってもいいじゃん、というようなライブを予定し
ています。
では。
お会いできたらうれしいです。

残暑厳しき折、どうぞ、みなさまお体大切に。

ぼくたちはおはなしをたべておおきくなったんだ。
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Unicoco Live #03 おとなとこどものためのおはなしのよる、夏。
言葉×音楽×絵×窓の外の海など。
星の空と海の風と。
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日時■8月29日(金)19:00open/19:30start
料金■500円(ドリンク別)*未就学児無料/小学生半額
場所■BEACH CAFE SABABA PHONE/0980-52-3007
アクセス:沖縄自動車道許田I.Cから国道58号線を北向け
に、途中国道449号線を進行約5分

お店の紹介記事:
http://www.okipota.com/db01/mtcat01/cafe/cafe009/
ウニココの記事:http://ameblo.jp/unicocog/entry-10127607482.html



ウニココ*Unicoco
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メールアドレス 
unicoco@mac.com
ホームページ  http://web.mac.com/unicoco/
ブログ     http://ameblo.jp/unicocog/
+++++++++++++++++++++++++++

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第6回ドラマ教育研究会

2008-08-08 11:05:11 | お知らせ

時:10月2日(木)19:00-21:00

所:沖縄国際大学厚生会館4階ホール

講師:上地信乃さん

児童養護施設における心理劇の実践
~ミニドラマクラブ~
さりげなくあなたが大切と伝えるために

すてきなテーマです。養護施設での実践をふまえて、ワークショップをしていただきます。

ドラマ教育と心理劇はどこが同じでどこが違うのか。そんなことも興味深いと思います。

「poster6.doc」をダウンロード

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インプロ・パフォーマンス

2008-08-07 07:57:25 | 日記・エッセイ・コラム

最近、何かと忙しく、すっかり忘れていましたが、明日、IMPROKINAWAのパフォーマンスです。

8月8日(金)20時開場21時スタート カフェユニゾン 料金1000円(ドリンク別)

地図・http://www.cafe-unizon.jp/about/index.html

詳細はhttp://improkinawa.ti-da.net/e2215018.html

そして、今日はドラマ教育研究会です。18時から沖縄キリスト教学院大学で。

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90人の元気なリーダーたち―中学校リーダー研修

2008-08-06 11:27:20 | ワークショップの報告

2008年8月5日。某中学校のリーダー研修におじゃましました。私にとっては、画期的出来事。中学生は初めて。一泊二日の研修初日の午後。

少し前に到着すると、さっそく生徒代表が集合をかけ、班毎に整列して生徒達が座ります。「生徒主体で」という先生方のこれまでの取り組みが、良く見てとれます。

13時スタート。まずは、「ゲームを通してリーダについて考える」今日の目的といつものごとく「チャレンジ、よく聴いてよく見てよく感じよう、楽しもう、無理をしない」を確認。

「バン!」から始め、ウォーキング「空間を均等に」「ゴー・ストップ」「ポーズ」へ。東京タワー、水泳、花火など。一緒に加わってくださった先生が一生懸命に表現してくださって、生徒たちは大喜び。二人で花と蝶、二人で浦島太郎とカメで、二人一組に。

次は「ガッチャン」。実は会場があまりにも狭いので、どうしようかと思ったのですが、とにかくやってみることに。なんとかやれました。でも、最初のオニが男子だったので、男子しかオニにならない。そこで、女子のオニを増やしました。何がどうなっているのやらつかめないぐらいワーワーキャーキャー。

そこで次にブラインドウォーク。頼る・頼られるを経験してみることに。まずは男子が障害物となって、女子のグループから。次は男子と、交代しながらやりました。

あまりにも人数が多くて、黙ってやるのは難しい。でも、見ているだけで、男子と女子はまったく雰囲気が違うことが分かります。女子は慎重、男子は大胆。

今度は班毎に分かれて、相談しないで黙ってお互いを感じながら形作り。7班にまずお手本として矢印をつくってもらいました。最初に偶数班が四角。これはまずまず。次に奇数班が三角。三角は意外と難しい。次に偶数班がS。奇数班がN。さらに偶数班が運動会。さあ、こうなるともう黙っては無理。でも、どの班も次々形を決めていきました。最後に奇数班が結婚式。九班は常にろくに相談もせず、さっと形が決まりました。

「なぜこんなにうまくいったの?」と九班に聞くとひとりの女生徒が「私がいるから」。その生徒が常に要にしっかり立っていたので、みんながそれをみて自分のポジションを決めやすかったのです。

14時30分。ここで10分休憩。

「仲間探し」。「せーの」で大きな声を出しながら、仲間を集めるものです。「生まれた月」「好きな季節」「好きな色」で分かれました。

また班に分かれました。「夏」で思い浮かぶこと。まずそれぞれの胸に思い浮かべます。それを班の中でひとり1分ずつ話します。話されている間は、他の人は聞くことに集中。全員が話し終わったら、誰かの話をもとにシーンをつくる。これを1班ごとに発表してもらいました。まずポーズを決めて、誰かが解説をして、もう一度ポーズを決めました。

各班10人という人数は多すぎるのですが、これまでもこの合宿むけて班で活動してきているので、とてもスムーズに展開しました。班によってはリーダーがしっかりしているところ、そうでないところがあり、相談の様子をみているとそれが良く分かります。それでも、どの班も全員参加で発表にこぎつけることができたのでした。

最後に何人かの感想をきいて、予定通り16時に終了。

私としては予想以上にうまくいったのですが、実はこれは事前の先生方の準備のおかげ。一週間前に中学へおじゃまして、生徒会総務とこの研修を担当する七班のメンバーと打ち合わせ。やることを前もってシミュレーション。

だから当日も彼らが実に生き生きと協力してくれたのでした。そこまで生徒を育てられた先生がいらっしゃってのこと。

最近、自主活動を育てるよりも教師が生徒を動かしてしまうことが増えているとか。ドラマ教育は生徒が主人公。「生徒を主人公に」と思う先生がいるからこそ、この研修もなりたったと思います。

それにしても、約90人はやはり多いなあ。何か感じてくれることがあったでしょうか。感想が楽しみです。

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三色の飲み会―東京出張

2008-08-05 11:43:44 | ワークショップの報告

8月1日(金):ドラマ教育について熱く語り合った飲み会

全国演劇教育研究集会

桐朋小学校・宮崎先生の公開ワークショップ。ワークショップを舞台に乗せることができるのか。それを含めて、演劇教育の中に、ドラマ教育についての重要な一石が投じられた試みでした。その実践を受けて、宮崎充治先生や渡部淳先生を囲んで、ドラマ教育について語り合ったのでした。

8月2日(土):環境教育について熱く語る若者たちと飲み会

日本環境教育学会

ゴミ問題をテーマに学生が実践した即興劇の授業内容をポスターで発表。あまり顔見知りがいない中で、ダニ友だち(ノミ友だちではありません)の島野さんに誘われ、懇親会の後、飲み会へ。彼らが自分の研究や教育について熱心に語るのを頼もしく思いながら聴いていました。

8月3日(日):即興劇ワークショップ参加者と人生を語る飲み会

日本環境教育学会の自主課題研究の一環として「沖縄と環境問題」をテーマにワークショップ。ここからが、報告です。

まずはお互い簡単な自己紹介。いつもはワークショップで“ふうみん”と名のる私ですが、環境教育学会ではどうかしらと思い「たけだ」ということに。ところが最初に自己紹介をしてくれた某教授が「孫がしんちゃんと言ってくれるので、しんちゃんで」といい、一挙にその流れに。

お互いをしりあうために、「あちらかこちらか」。「演じるのが好き、好きでない」「頭で考えるほう、体で感じるほう」など、何かにつけどちらかに偏った集団でした。私にとって印象深かったのは、「山が好きか海が好きか」は沖縄では圧倒的に海なのに、ここでは山でした。

歩きながら何かの言葉が出されたら止まってポーズ。最初はいくつかやってみて、慣れたところでそれぞれに沖縄のイメージを出してもらってポーズ。

三人一組で、「沖縄と環境」について思ったことを話す。

その中から一つ選んで静止画。グループで出た話はいろいろでしたが、静止画はいずれも基地問題がテーマ。なんと! 私の意図を見抜いたかのごとく。

基地と環境問題について、学生たちが以前に授業をしたときに作った資料を配布。沖縄国際大学にヘリコプターが墜落した事件を劇化してもらうことに。

沖縄国際大学のHPより、事故当日の様子を書いた資料を読み合わせ。墜落したヘリコプターと墜落現場を写真で見せる。ヘリコプターの大きさを紐で示す。六人一組になり、事故現場を見ただれかになって、それぞれがモノローグ。その中から主人公をひとり決め、誰かに体験を話すシーンをつくる。

ひとつのグループは、30年後。学長が退職後、保育園の園長になり、子どもたちにお話をせがまれて体験を話す。沖縄は独立国になっており、基地がさとうきび畑になっているという設定。園児たちが「へえ」とか言いながら遊びに行ってしまう様子や、妻が天国で見守っている様子など、「なるほど~」と思えました。

もう一つのグループは、ヘリコプターの破片が飛び込んで事故にあった住宅のおかあさん。モノローグのとき、その語りがとてもリアルで主人公に押されたものの、「当人としたらあまりにも衝撃的で誰かに語る気になれないだろう」となかなかシーンが決まりません。「でも一生話さないのも苦しいだろう」という語り手の気持ちから、あるワークショップで参加者に体験を語るというスタイルに。

ある問題を考えようとするとき、疑似体験をして深めるということがとても有効な手段であることを再認識しました。

プレイバック・シアターの仲間もアシスタントとして駆けつけてくれました。参加者12名の、こじんまりしたとてもステキなワークショップになりました。そのあと有志で飲み会。性別も年齢も職業も違う集まりで、人生そのものをテーマに、楽しく盛り上がりました。普通じゃ話せないような深い話もでてきて・・・。

全く違う色の飲み会に3日連続。いずれもが、とても刺激的かつ楽しい。もちろん、昼があったからこその夜の盛り上がりなのですが。でも、体力がもたないなあ。これが限界。

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