ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

総合演習本日終了―私にとっての立命館大学1期生

2009-07-16 21:30:00 | 授業・教育

文系だけの沖縄国際大学の学生と、理系がほとんどの立命館大学の学生と、ずいぶん反応が異なりました。「どう感じるか」より、「なぜ?」と考えてしまう。答えがはっきりしないので、最初はずいぶん戸惑ったでしょう。

最後のアンケートから、戸惑いながらも次第にこの授業を楽しみにするようになってきたことが伝わってきて、嬉しかったです。

この学生たちから、新しい手法が生まれました。3~4人で家族や友人の何気ない場面を演じてもらう。そのあと、条件を変えると、その場面が(あるいはその関係が)どう変わるか。

例えば、ある場面を演じた後、その場面に、電気やガスがなかったらどう変わるのか。

そのうちのひとりがAIDSだと告白したら、場面や関係はどう変わるか。

「もし、だったらの即興劇」とでも名づけましょうか。社会問題を考えるのに、良い方法です。

90分という短い時間では、解決方法を求めるのはあまり良くないということも分かりました。深めるには時間不足で、ステレオタイプな答えしか出ず、うわべを通り過ぎるような感じになってしまいます。

ドラマの可能性は果てしなく広い。この授業を通して、また実感!

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国際児童青少年演劇フェスティバル大阪2009(たこたんフェスタ)

2009-07-15 08:04:48 | お知らせ

「演劇教育ワークショップ」

  7/30()13:30 大阪市立城北市民学習センター(講堂)

  講師:八木延佳(演劇プランナー、ドラマ・ティーチャー)

  http://www.tactan.jp/2009/node/84

シンポジウム「ドラマワークが変える学びの世界-つながる、感じる、味わう-」

  7/31()14:30 大阪市立城北市民学習センター(講堂)

  シンポジスト:田中龍三(大阪教育大学教授)、八木延佳

  コーディネーター:渡部 淳(日大文理学部教授、獲得型教育研究会代表)

  http://www.tactan.jp/2009/node/63

シンポのコーディネーターは、東京からドラマ教育の第一人者・渡部先生が来られます。貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

この「たこたんフェスタ」 http://www.tactan.jp/article.htm (728日から83日)は日本では、日本にはあまりないタイプの海外劇団を招聘しています。

子どもだけに見せるのはもったいないほど質が高く、大人の創造力も刺激してくれます。

特に欧米の作品を見ると、日本の演劇は見れなくなります。残念ですが…。

演技、創造力、舞台芸術とは何かを考える良い機会だと思います。

以上、八木さんからのお知らせでした。

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キジムナーフェスタのドラマ教育ワークショップ

2009-07-11 14:05:59 | お知らせ

ドラマ教育の可能性―学校におけるドラマワーク

8月7日(金)10:00-12:00 「即興劇をつかったディスカッション―持続可能な社会のために」私が担当します。

8月8日(土)10:00-12:00 「声を出すこと・体を動かすことの好きな学級・授業づくり」棚原恵子先生(中川小学校教頭)

8月9日(日)10:00-12:00 「共に生きる心を育てる絵本ドラマワーク」浅野恵美子先生(沖縄ドラマ教育研究会会長・教育心理劇研究者)

場所はすべて沖縄市中央公民館B1研修室

参加費1000円(あるいはキジムナークラブチケット1枚)3回連続参加が望ましいです

問い合わせ・申し込み キジムナーチケットセンター TEL:098-921-2100 FAX:098-921-2111

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