ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

ドラマ教育の「ドラマ」

2009-02-21 11:57:24 | 日記・エッセイ・コラム

ドラマ教育の「ドラマ」という言葉は、わかりにくい。

誰もがテレビドラマ・メロドラマといった台本のあるお芝居を思い浮かべるわけで、「そんなこと、私にはできません」とか「自分とは関係のないこと」といった思いを抱かせるように思います。

実際、欧米でのドラマ教育は、芸術(表現)科目のひとつのドラマ科として、始まったようです。

私は演劇的手法を学習に使うことをドラマ教育と言っているので、もっと適切に「ドラマ」という言葉を定義したいのですが、難しい。あるいは「ドラマ」に代わる適切な日本語がつくれると良いのだけれど。

「何かの役割を演じる」ことは、たいていの人にできること。学習に使える場面はたくさんあります。使えるわざを最近ドラマワークと言っています。学校で、ドラマワークが当たり前のように使われるようになるといいな。きっと、楽しい学校になると思います。

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月の光の中でトラが踊る―第7回ドラマ教育研究会報告

2009-02-12 18:35:35 | 研究会報告

昨年12月のドラマ教育研究会。イギリスでドラマ教育を実践してきた赤嶺サマンサさん(サム)を講師に、ワークショップを体験しました。

いろいろなことをしましたが、最後は『ダンシングタイガー』という物語をいくつかの場面をつなぐダンスのような形でグループで表現しました。

幻想的な物語で、想像力がふくらみ、ドラマ教育の楽しさ、すばらしさを改めて体験したのでした。

ずいぶん遅くなりましたが、記録は「NEWS7.doc」をダウンロード

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「ドラマワークのプログラムをつくろう」

2009-02-10 07:48:14 | ワークショップの報告

遅くなりましたが、講座「ドラマワークのプログラムをつくろう」の報告です。

一日目:1月31日 14:00~19:00
・PPを使って、ドラマ教育の話
・自己紹介
・あちらかこちらか「ファシリテーテーの資質」
・四人で話す「どんなファシリテーターになりたいか」
・プレゼント

休憩

・小学校でのドラマワークの実践を体験しながら辿ってみる「一歩大人に」
・話し合いと実践「グルーピングの方法」
・今日をふりかえって

中学の先生2名、俳優2名、学生2名、男性2名の計8名。お互いアイデアを出し合いながら、主にグルーピングとウォームアップについて、ああだこうだと語り合いました。ワークショップを体験しつつ、語りつつ。メンバーが多彩で面白かったです。

終了後、6人でにぎやかに食事をしました。

二日目 2月1日 10:00-17:00
・ドラマワーク「ヤンバルの自然」を体験していただいた後、ああだこうだと話し合いました。

12時半ごろから1時間ほど休憩の後

・ドラマワーク「魔法の森」ももちゃんがファシリテーターに
「村の湖が枯れた。村を救うには魔法の森のモンスターからどうすれば良いのか聴かなければならない。でも、魔法の森は危険な森で、これまで行って帰った人がいない。」
 椅子や机やあるものをつかって、魔法の森をつくる
 魔法の森を体験する
 少年役とモンスター役を決める。モンスター役は、どんなモンスターでどういう課題に答えたら少年の質問に答えるか、どうしたら湖が復活できるかを考える。少年は服装などを考えて、魔法の森の地図をつくる。
 少年とおばあさん(ももちゃん)の会話から少年の旅が始まる。
 少年は無事、湖を取り戻して、ストーリーが完結する

・PPを使って、ドラマ教育の話

高校の先生、プレイバック・シアターのメンバー、俳優二人、臨床心理士と、これまた経験も職業もまったく異なる人たち5名。話し合われることが、深く広くて、良かった。午前の「ヤンバルの森」はお勉強にいかにドラマが使えるか。午後のももちゃんのワークショップは、ドラマで遊びきったという感じ。とても楽しかったです。

長い二日間、どうなることかと思いましたが「正直、参加するまでは時間が長すぎると思っていたけれど、実際やってみるとあっという間」という反応に、ほっとしました。ただワークショップをするだけでなく、それをもとに「ああだこうだ」と言い合いたいという私の願いがかなえられて、本当に幸せでした。

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獲得研2009春のセミナー―表現・コミュニケーション教育の新地平

2009-02-10 07:21:22 | お知らせ

昨年はジョナサン・ニーランズ先生を迎えて行なわれたセミナーですが、今年もシンポジウムとワークショップ、それらをはさんでアイスブレイクとまとめの集い、と充実したプログラムです。

私もワークショップのひとつを担当させていただきます。

3月27日(金)10:00-17:30

日本大学文理学部・百年記念会館(京王線下高井戸駅より日大通り8分)

申し込み:kakutokugata@auone.jp

詳細は「0903kakutokugata_seminar.doc」をダウンロード 

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ウニココ楽団のワークショップ

2009-02-08 20:46:45 | お知らせ

ウニココ楽団から、ワークショップのお知らせです。

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みなさんお元気ですか?
暦の上では春、ですが、まったく暖かい春の陽気です、が、冬の催しのご案内です。季節を後取りです。

ウニココのお茶会「おとなとこどものためのおはなしのよる、ふゆ。」やります。
今回はお昼にワークショップ、夜にライブ、というふうにしてみました。おはなしと一緒に過ごす一日はいかがですか?

今年のバレンタインデー、私たちとご一緒しませんか?
あ、バレンタインデー的なことをするわけではないです、偶然です。

気持ちのいい場所です、懐かしいおうち。一日のんびり過ごすのはいかがですか?
どちらかひとつでも、もちろん大歓迎です。
お待ちしています。
(当日参加も出来ますが、モフモナmofgmona@nirai.ne.jpか、ウニココ
unicoco@mac.comにご予約いただくとうれしいます。このメールへの「返信」で
も大丈夫です。)

Unicoco's workshop + performance

と き:2009年2月14日(土)
ところ:モフモナのかわらや(宜野湾市宜野湾2-1-29 電話 098- 893-7303)

ワークショップ「絵本つくるひる。」
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時 間:15時~17時30分
料 金:1000円(お茶付き/材料費込み)高校生以下500円
自分のオリジナルの絵本を作りましょう。絵が苦手? 文才がない? 大丈夫です。
気がついたらおはなしが生まれている仕組みです。おもしろい自分を発見できますよ。使いたい画材があったらお持ちください。(手ぶらでも大丈夫です。)昼下がり、いっしょにおはなしを楽しんでみましょう。(汚れてもいい服装でお越しください。その方が楽しい!)まさかそんなの出来ないよ、と思ったあなた、にこそ来てみてほしい、です。

Unicoco live #05 ウニココのお茶会「おとなとこどものためのおはなしのよる、ふゆ。」
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時 間:19時オープン/19時30分スタート(80分程度を予定)
料 金:1500円(お茶付き)高校生以下800円/未就学児無料
出 演:ウニココ楽団(岩木桃子・犬塚拓一郎・上田真弓)
音楽×お話×映像+即興。作ってきたお話とその場で生まれるお話と。
かわらやでゆっくり、たたみで。いつもと違う風が吹きます。

セット 料 金:ワークショップとライブで大人2000円。お得! 両方どうぞ。

みなさまのご来場をお待ちしています。


ウニココ*Unicoco
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メールアドレス unicoco@mac.com
ホームページ  http://web.mac.com/unicoco/
ブログ     http://ameblo.jp/unicocog/
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