ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

節目1 ”学びの空間研”にて

2019-02-25 09:19:26 | 日記・エッセイ・コラム


渡辺貴裕先生(たかさん)主宰、藤原由香里先生(きゅーぴー)事務局という鉄壁の布陣の「学びの空間研究会」に、昨日参加させてもらいました。


思いがけず、「退職、お疲れさま」のメッセージとともに花束をいただきました。
このおふたりは「ドラマと学びの場」のワークショップと本を一緒に作った仲間。
とてもうれしいプレゼントでした。

最後の沖縄研修も、事後学習を残して終了しました。
残った仕事もあとわずか。

次は何をしようかと思いながら、まずはこれまでの片づけに追われそうです。


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沖縄の辺野古埋め立ての是非を問う県民投票 その2

2019-02-25 09:06:17 | 日記・エッセイ・コラム
県民投票の結果が出ました。

「どちらでもない」という選択肢を設けたにもかかわらず、圧倒的に「反対」でした。「どちらでもない」という選択肢が必要だ、という主張が単なる嫌がらせだったことが明確になったと思います。

投票率52.48%
基地反対   43万4273票
賛成     11万4933票
どちらでもない 5万2682票

政府系マスコミは、有権者の過半数ではないことで「圧倒的多数」ではないことを印象付けようとし、「法的拘束力がない」ということでこの結果を軽く見せようとしています。

しかし、複雑な沖縄の状況の中で、投票率が半分を超え、投票者の72%が反対に投じたという事実は重いと思います。これが無視されるなら、(沖縄のではなく)日本の民主主義は死んでしまいます。

私はこの結果を重く受け止めたいと思います。

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能「鷹姫」

2019-02-04 18:07:46 | 日記・エッセイ・コラム
今度は、友人に誘っていただいて、能を見に行きました。
ロームシアターの劇場での上演。

イェーツの原作の新作能。
50年ぐらいの歴史があるそうです。

舞台には、岩や坂などのセットがありました。
私たちは2階席。

キャストは、鷹姫、老人、そして空賦麟という若者。
そして岩たち。

くうふりんなんて、変な名前と思っていたら
ケルト神話に登場する半神半人の英雄がクー・フリン

鷹姫を演じたのは片山九郎右衛門。
上演の後、研究者と演者のディスカッションで、「演じ過ぎたかも」と言っていましたが
能楽堂とは違い、こういう空間では誇張がなければ届かないという面もあるでしょう。

セットも削って削って、こうなったということのようでしたが、
照明で表現できることもあるので、私はもっと少なくても良かったかもと思いました。
能という表現からすると、照明で表現というのも控えたいところかもしれませんが。

むしろ岩たちの衣装をもっと岩らしくしておくと、それだけでセットはいらなかったかもしれません。

鷹姫の舞は、とてもすてきでした。
鷹姫が天に羽ばたいていく斜面は、効果的だと思いました。

実は、てっきりケルティック・コーラスも聞けると思っていたのです。
けれど、ケルティック・コーラスは無いバージョンでした。

この距離と角度では面の表情は分からないし
やはり能は、能楽堂のような空間が合うのだと思いました。

能楽堂で能が見たくなりました。
これからは、その気があれば能を鑑賞する時間はたっぷりあります。


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