ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

沖縄より友来たる

2019-10-31 13:51:24 | 気楽にたまり場

大皿の時計周りに湯葉としめじの煮つけ、カラスガレイの照り焼き、三色生麩の煮もの、出し巻き卵、さつま揚げ5種。その他は明石焼き、きゅうりの漬物、ブロッコリー、玉ねぎの漬物、トマト、玉ねぎと壬生菜のサラダ、さくら大根の漬物、イチジク

産業カウンセラー養成講座で知り合ったSさんが来てくれました。

Sさんは月曜日に到着。
火曜日は私が仕事だったので、ひとりで京都をぶらぶらして、どうしても食べたかったレモンラーメンを食べたそう。とてもおいしかったというので、私もいつか行ってみよう。


水曜日は、私も一緒にお出かけ。
真鍮を加工販売しているtoyaにどうしても行きたいということで、お供して。
壁飾りを特注してました。
私もイヤリングを購入。真鍮の針金を曲げただけのシンプルなイヤリング。

そして錦市場へ。
いろいろと食べたいものを買って、昼食がわり。
一番おいしかったのは、生麩の刺身。
初めてではないけれど、ここのはとても美味しかった。
こういうことでもないと、錦市場までなかなか行かないです。

そのあとgearのパフォーマンスを鑑賞。
私は3回目。毎回出演者が異なり演出も少しずつ異なるのですが、
今のところ、2回目が一番良かった!
でも、何回見ても楽しいパフォーマンスです。

この日は、夕方Sさんの友人のMさんと合流。
最初はどこかで外食のつもりが、Sさんが明石焼きを食べたいというので、
それなら家で焼こうという話になり、
それぞれが伊勢丹のデパ地下で食べたいものを購入。

Sさんが、玉ねぎの漬物、玉ねぎのサラダ、イチジク、トマト。
Mさんがさつま揚げをいろいろと出し巻き卵。
私が生麩の煮物とカラスガレイの照り焼き。

それで、超豪華な夕食になりました。
豪華なうえに、私は自分で夕食の心配をしなくて良いので、楽です。
こういう客ならいつでも来てほしい。

「明石焼きなんて簡単!」と豪語した私ですが、1回目はぐちゃぐちゃ、
2回目にようやくうまく焼けました。
Sさんが宗教上の理由でタコがだめなので竹輪を替わりに入れたのですが、
形は悪くても、こんなおいしい明石焼き、食べたことない!!


木曜日は、SさんとMさんはとある研修会に参加。
晩御飯を終えて、戻って来られました。
本当はそれが目的で京都へ。


金曜日は、3人でトロッコ列車で亀岡へ。
この日、亀岡では祭りの鉾行列があるはずでしたが、あいにくの雨で中止。
けれど、鉾の上でコンコンチキチンと奏でているのを見物しました。
昼は楽々荘でお食事。うまく雨が止んでお庭と建物の見学。

そしてみずのき美術館へ。
福村惣太夫展―掘るように描く―
これが良かった!
地下で制作中のDVDを観ることができ
まさに土を奥深く掘り進むがごとく塗りこめている様子をみることができました。
福村さんにとって、描くことは生きることなのだ。

保津川下りが中止だったので、JRで嵐山へ。
まったりお茶。

嵐山の竹藪を散歩したのち、京都駅へ。
夕食にはまだ早いのでどうする?と聞くと、古い洋館の良い建物があれば見たいとのこと。
それで京都国立博物館へ。
「見れて良かった」ということで、私もうれしかったですが
この時点ですでに18,000歩越え。
もう歩きたくないというので、バスで京都駅へ。
京野菜の居酒屋接方来で夕食。

3人で話していると、時間があっという間に過ぎます。

そして土曜日の朝早く、ふたりは沖縄へ帰っていきました。

産業カウンセラー養成講座で知り合ったのですが、ただ知り合っただけならそれほど親しくはならなかったと思います。
実は、2000年に沖縄で全国大会があり、その時に一緒に広報を担当。
記録集の編集をしたのでした。
そういった苦労をともにしたからこそ、信頼できる関係を築くことができたのです。

そしてSさんを通してMさんとも知り合いました。
こんな形で、知り合いが我が家を宿として利用してくれると嬉しいです。

産業カウンセラー養成講座が1998年。
ということは、沖縄サイコドラマ研究会にはおそくても1999年には入れてもらっている。
私とドラマとのかかわりはちょうど今年で20年です。
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お惣菜をつくっています その4 教えることと教わること

2019-10-21 14:57:25 | お仕事

明石焼きを自宅で焼く


また新しい研修。

実際の勤務が朝7時半からなのに、研修は8時から。
でも7時半からすでに行われている仕事を理解する機会がないので、
最近7時半までに出勤しています。
サービス残業ならぬ、サービス始業前作業。
これも残業というのでしょうか。残業手当はつきません。かってに申し出てやっているので。

でも『隠された奴隷制』(植村邦彦)を読んで反省しているところです。
自ら「隠された奴隷制」を強化することはない、と。

慣れる前に次々新しいことを学ぶというのはどうなのだろう。
飽きないという点ではよいけれど、習熟という点では?
おそらく習熟はあまり求められていないのでしょう。
いろんな部署を回って全体を把握するのはよいことだけれど…。
これが仕事の休みやすさ(休んでも他の人に替わってもらえる)につながるとよいのですが…。

集団の中では自然とヒエラルキーができあがるようです。
新しい世界に飛び込んだ新人の高齢者は、その集団の一番下位に位置づけられる。
同じ新人でも、理解も覚えも動作も早い若い人のようにはいかない。

最初は、自分で何も決められず、全体のイメージも持てず、
言われたことをしようとして失敗するので
気分が落ち込むこともあったけれど
今はそれなりに楽しんでいます。

何かというと他の人からイジられる年配の男性。
イジられてもあまり気にしないような優しい人。
その人のもとで仕事を覚えることになったのですが、
これまで弟子がなかったのか
とても喜んで教えてくれます。

私の仕事の範囲でないことまで、思いついたときに
「ちょっと見ておいたら?」と声をかけてくれます。
私は自分のことで手いっぱいで内心困ったなと思うこともあるのですが、
でも嬉しそうに教えてくれるので、こちらも楽しい気分になります。

働きながら学ぶ定時制高校の生徒もいて
彼はもう3年以上この仕事をしているベテラン。
最年少でみんなから可愛がられています。

彼は私の真向かいで仕事をしていて、私が間違うと合図をして教えてくれます。
最初は私に全く無関心に思えましたが少し話す機会があり、
それから私の行動を見てくれるようになったみたい。
ことばで教えてくれることはほとんどありませんが。
彼の名前がまだ覚えられないので、次に行ったときには覚えたい。

人は誰しも誰かに教えることが楽しいのではないでしょうか。
私が「教わる」ということで、人に喜びを与えている気がします。

これまでに、何人もの人が師匠として関わってくれました。
教え上手かどうかという点でいえば人それぞれですが、
どの人も失敗を責めることがありません。
私は大雑把な性格なので、細かいことは苦手。指摘してもらえるのはありがたいことです。
この年ではなかなかできない経験かも。

優しい師匠たちに恵まれて幸せでした。
あと2回で2か月の研修が終わり、師匠たちの元を離れ一人前として仕事をすることになります。
できるのか!自信はない!やるしかない!
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お惣菜をつくっています その3

2019-10-12 12:27:35 | お仕事

我が家のおかず。お仕事の影響か、最近おかずも揚げたり炒めたりするものが多い気がします。
(じゃがいもは皮ごと一口大に切り、レンジで3分ぐらいチン。厚切りベーコン、ピーマンを適当に切る。油を敷いたフライパンでこれらを炒めて、蜂蜜と醤油で味付ける)


少しずつお仕事の全体像が見えてきました。

お総菜部門は、天ぷら、フライ、ホットデリカ盛り付け、巻き寿司、にぎり寿司、弁当、丼・軽食、おにぎり・卵焼き、品出しと大きく分かれています。
基本、それぞれを一人が担当するするのですが、お互いに協力するところもたくさんあります。

食材は、揚げるか焼くか。ほとんどは揚げてから使うので、天ぷら、フライの方にお世話になります。
例えば花かつおは丼・軽食の管理、小口切りの青ネギは寿司の管理ということになっていて、他の部門の人は、そこへ借りに行きます。どこで何が保存されているのかは、まだ完全には把握していないのですが。

ホットデリカ盛り付けに配属されて3回めが終わりました。
注意欠陥性障害のケのある私は、毎日なにがしかの失敗をしています。
揚げ物を盛り付けるときは、油を吸うシートをまず敷かなくてはいけないのですが、
これを忘れる。トッピングの何かしらを忘れる。
タレをからめた惣菜を盛り付けるときに作業台や容器のふちを汚してしまう。
そうならないように丁寧にしようとして、時間がかかる。
焼いた餃子をバットへ移すときに落とす。

師匠が「誰にでも失敗はある」とばかりにやさしいので、
落ち込むというよりは次に頑張ろうと思えます。今のところは。

問題は、スピード。
ゆっくりならやれるのですが、今のスピードでは、とうてい間に合いません。
それから、この部所は丼・軽食とちがって、
午前中でも売れ具合で次に何を出すか判断していく必要があります。

午後は午前よりは楽だと聞きます。
けれど、午後はよけいにボーっとするたちなので、忙しくても午前のほうが性に合っている。

今不安に思っているのは、
ひとつは、予定されているものを時間までにやり切れるのかということ。特に朝一番の準備段階を経験していないので、どういう段取りをしていけばよいのか分からないこと。
もうひとつは勤務日です。曜日が決まって、その曜日は絶対休めないとなると、すごく苦しい。

毎回新しい経験をするので、そのうちに何とかなると信じて、今はこの新しい経験を楽しみたいと思っています。
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新しい命の誕生

2019-10-09 15:50:05 | 日記・エッセイ・コラム

長男のところに女の子誕生。
孫が3人になりました。

テレビドラマ「まだ結婚できない男」の放映に先立って「結婚できない男」が再放送され、
何話か見ました。
こだわりが強く、思ったことをすぐに言って、相手はカチンときてしまう。
裏表がなく、本当は良い人なのに、損なタイプ。
「結婚できない男」の桑野信介を見ていると「うちの長男もこうじゃないか」と思え、
他人事ではありませんでした。

以前の放映も何度か見たことがあって、
「うちの長男は阿部寛に似ている」(本当は桑野信介に似ている?)と
ことあるごとに他人に言っていたのですが
うちの長男は結婚しました。
結婚してくれる人がいて、ありがたいことです。
阿部寛も結婚したのに、
桑野信介はまだだったのですね。

「まだ結婚できない男」を楽しみにしているのですが、テレビのリモコンが壊れて見れるかどうか…。

さて、長男のところは初めての子。
「生まれた」と聞いてさっそく会いに東京へ。
本当にかわいかったです。
息子たちが生まれたときのことを思い出しました。

ジパング倶楽部を利用してひかりの自由席で行ったのですが、超満員。
私はかろうじて座れましたが、夫は立ったまま。
すると若い外国人が夫に席を譲ってくれました。
遠慮する夫。
でも、進め上手の若者に席を譲ってもらうことに。

東京からの帰りの新幹線は空いていたのですが、京都駅からの在来線が混雑。
私も夫も席を譲られ、
夫は「すぐ降りますから」と断り
私は「ありがとうございます」と笑顔で席を譲られ。

「そんなに年寄りに見えるのかね。席を譲られるなんて」と夫。
十分見えますよ。
若者の好意を無にしないようにしましょう。

若い生命が誕生するということは、確実に私たちは老いているということですね。
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お惣菜をつくっています その2

2019-10-02 08:46:49 | お仕事

我が家のピーマン。一番小さいのが、普通に売っているシシトウぐらいの大きさ。
大きいのはメチャクチャ大きい。けれど柔らかくおいしいです。


退職して、最初はあれこれやってみました。
けれど、家を出ることがめっきり少なくなりました。

例えば、週に2回1万歩、歩くと決めたけれど、
本当にやりたいことではない、というか
無理してやっている感じで、歩き始めれば歩くけれど、何か違う。

家にいて、本を読んで、時々文を書いて、録画したテレビを見ていると、
それで1日はアッという間に過ぎてしまう。
買い物に出かけるのもおっくう。

あれほど外へ出るのが好きな私でしたが、
介護を経験する間に、いつのまにやら引きこもりになっていたみたい。
世間に引きこもりの人が多いようですが、うなづける。
家に引きこもるのは、楽でいい。
今さら、しんどいことをしたくない。

でも、これでは不健康だ!と思い、仕事探しをすることに。
やるなら、今までやったことのないことをやってみたい。
飲食関係が性に合っているのでは…。

そこへ近所に店舗ができて多数の募集あり、の情報が。
というわけで、今、お惣菜つくりの見習いです。
とにかく忙しすぎて楽しいのかどうかも分かりませんが、
時間がすぐ立つので苦痛ではありません。

昨日から担当場所が変わりました。
いわゆるお惣菜、おかずの担当です。
こちらは秤売りが多く、同じ量を測る必要がありません。
そのかわり、大中小の容器があり、何をいくつ出すかは、売れ具合で判断。
たとえアルバイトといえども、マニュアル通りにやればよいということではなさそうです。

またまた一からです。
しばらく続けてみようと思います。
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